「無添加」「自然派」なら安心・安全か?髪と地肌の仕組みは?成分表示をどう読むか?買う力、買わない力を身につけよう。
基本字が多く含まれる小学一〜三年生で習う漢字を中心とした574字について、中国での『説文解字』以来の字源研究の蓄積や、日本での加藤常賢・藤堂明保・白川静などの研究を踏まえながら、甲骨文字からの字形の変遷をたどる。字形の継承関係や継承されずに消滅した字形などを含めた丁寧な流れ図で解説しているのが特徴。
はじめに
概論
1.漢字の歴史
2.漢字の成り立ちと字形変化
3.先行研究とその問題点
4.字典の凡例
本文
人体に関係する部首の文字
自然に関係する部首の文字
動植物に関係する部首の文字
人工の道具に関係する部首の文字
建築・土木に関係する部首の文字
幾何学的符号の部首の文字
附録
1.本書の部首・文字一覧
2.画数索引
3.音読み索引
4.教育年次別漢字表
5.各研究者の上古音分類
6.参考文献
主要目次:
原子の電子構造:総論/周期表の概観/共有結合/金属結合/イオン結合/無機熱力学/溶媒と酸塩基挙動/酸化と還元/周期性/水素/1族元素:アルカリ金属/2族元素:アルカリ土類金属/13族元素/14族元素/15族元素/16族元素/17族元素:ハロゲン/18族元素:希ガス/遷移金属錯体序論/遷移金属の性質/12族元素/有機金属化学/希土類元素およびアクチノイド元素
バブル崩壊以降、日本経済をマイルドなデフレが続いたのはなぜなのか。なぜ異次元の金融緩和、大胆な財政政策も、デフレ脱出につながらなかったのかーー。
そこには、日本経済を大きく変化させる、需給ギャップの原因があった。グローバル化、人口動態の変化など、需要の「構造」が大きく変わった「平成日本」を振り返り、未来に禍根を残さない日本経済のあり方について、明快な指針を示す衝撃の書。
☆バブル崩壊以降、大胆な財政・金融政策、不良債権の処理などの手を次々に打ちながら、マイルドなデフレ状態から脱しきれなかった日本経済。
☆そこには、グローバル化の進展、人口動態の変容など、日本経済の需要面を根底から変える大きな「構造」の変化があった。そのため、供給改革のペースが追いつかず、マイルドなデフレ状態を脱しきれなかったのだーー。
☆元日銀マンとして金融政策の現場に深くかかわった著者が、大胆な仮説をもとに、経済学の知見等も使いながら、「平成日本」を経済面から鋭く分析。国民の経済厚生を大きく既存しない経済政策運営のあり方を考える。
第1章 長引いたマイルドなデフレをどう理解するか
第2章 日本経済を襲った大きなショック
第3章 マクロ経済安定化政策による対応
第4章 これからのマクロ経済安定化政策
補 論
「ポピュリズム」「ニヒリズム」に象徴される近代の危機を乗り越えられる思想はあるのか。
「グローバリズム」と対峙するアフターコロナの価値観とはなにか。
西洋近代の限界を縦横無尽に論じ、日本思想の可能性を探る。
「当代随一の思想家」による「近代論」の集大成であり、「知の巨人」が新境地を開拓する主著。
トランプに象徴されるポピュリズム現象。
しかしこれは今に始まったことではない。すでに1930年代のナチス台頭から始まっていたことだ。
その原動力となったのは「ニヒリズム」。何も信じられない事態に絶望し、疲れきったため、その時々の状況に身を任せ、流れるように生きるという態度である。
これが後にユダヤ人大虐殺の「ホロコースト」につながっていった。
現在、先進各国を覆い尽くしているのも、こうした「近代の病」であるニヒリズムである。
近代のこのような虚妄≒ニヒリズムを乗り越えることは可能なのか。
その可能性として日本思想、とりわけ西田幾多郎「無の思想」などに象徴される京都学派に再び光を当てつつ、西洋近代思想と比較分析。
その現代的価値を問い直す。
序論 新型コロナウイルスと現代文明
1章 フェイクの時代の民主主義
2章 「歴史の終わり」と「歴史の危機」
3章 「西洋の没落」に始まる現代
4章 ハイデガーの問いと西洋文化の帰結
5章 「ニヒリズムの時代」としての近代
6章 科学技術に翻弄される現代文明
7章 暴走する「グローバル資本主義」--経済学の責任
8章 「無の思想」と西田哲学
9章 日本思想の可能性
しばしばフランス革命は、「自由主義」「社会主義」「保守主義」の三つの思想を生みだしたといわれるが、「保守主義」を欧州に残して、「自由主義」はアメリカへ、「社会主義」はソ連へ引き継がれたと見なしてよいだろう。この両国はその後それらのイデオロギーを世界に普及させることを目指すのだが、そうした志向の根底には『旧約聖書』の終末論が潜んでいた。
『旧約聖書』によると、歴史の最終局面では世界は破滅し、その前(後という説もある)に至福のユートピアを迎える。この終末論に基づく歴史観が、「神」が姿を見せない現代においてもアメリカ・ロシアを突き動かしているのだ。本書では文明論の第一人者が、歴史の深部にある『旧約聖書』の影響力、さらには文明の「根源感情」を論じ、現代を捉え直す。
巻末には『人新世の「資本論」』の著者斎藤幸平氏との「保守×左派」対談も収録。「どうして日本人はこんなにも資本主義が好きなのか」という問いや、マルクスについての疑問、資本主義に対して半身で構えるための「コモン」などについての議論を展開する。
●承認欲求がやがて対等願望に
●ユダヤ教の「他民族への優越」が受け継がれた
●歴史の四層の構造
●「市民的資本主義」と「ユダヤ的資本主義」
●ヨーロッパの根源感情
●ロシアの「終末への熱狂」
●支配されるものの知恵ーーイギリスの保守主義とは
小学校三年生で学ぶ漢字200文字。新学習指導要領対応。
資本主義の駆動力は何なのか。ゆたかさの果て、新たなフロンティアはどこに求められるのか。差異・距離が生み出す人間の「欲望」の観点から、エンドレスな拡張運動の文明論的、歴史的な意味を探る。(講談社現代新書)
豊かさの果てには何があるのか?
本書は冷戦期の終焉時に書かれた。
冷戦の終わりとは「資本主義の勝利」を意味するものであった。
社会主義という資本主義の「歯止め」がなくなったあと、資本主義はどこにいくのか?
こうした問題意識から「欲望」をキーワードに、
資本主義の文明論的・歴史的な意味を探る本書は生まれた。
本書が書かれてから、20余年、
幾度のバブル崩壊を経ながらも、
さらに拡張を続けようとするグローバル資本主義。
しかし昨今の不安定な動きを見ていると、
いま人類のやるべきことは、この拡張運動を延命させることではなく、
運動に歯止めをかけるなんらかの仕組みをつくることではないか?
本書はそのためのヒントを示し、
いま私たちが生きる世界を考える重要な視点を与える一冊。
●資本主義という拡張運動
過剰の処理としての資本主義
「欲望」についての考察
●「外」へ向かう資本主義
産業革命とは何だったのか
●「内」へ向かう資本主義
20世紀アメリカが生みだした資本主義
●ナルシシズムの資本主義
モノの意味の変容
欲望のフロンティアのゆきづまり
●消費資本主義の病理
「ネオフィリア」の資本主義
中国からアジアの各地に伝来した漢字。漢字が表す音は各地の言語に溶け込んで変化していった。日本ではさらに、伝来した時代によって呉音・漢音があり、漢字を構成するあるパーツから推測して誤って読まれた“百姓読み”に由来する慣用音など数種の音があるが、その違いはどのように生まれたのだろうか。本書は著者の字形、中国古代音の知識の蓄積を基礎に、形声文字の音を表すパーツから漢字の音の秘密を解き明かす、本邦初、世界初の試み。
巻末には形声文字以外も含むそれぞれの成り立ちも収録した教育漢字索引を付す。
はじめに
凡例
序章 漢語の歴史と日本の音読み
第1章 形声文字と音符
〔コラム〕漢語に由来する訓読み
第2章 形声文字の字形と発音
〔コラム〕発音表示の歴史的な増加
第3章 声母の変化
〔コラム〕発音のずれが起こる原因
第4章 韻母の変化
〔コラム〕古代における外国語の音写
第5章 全体の変化
〔コラム〕音符としての余紐文字
附論1 漢字の発音と意味の関係性
附論2 複声母説について
附論3 中国古代の韻母と上古音の成り立ち
おわりに
主要参考文献
索引
殷王朝は、今から三〇〇〇年以上も前に中国に実在した王朝である。酒池肉林に耽る紂王の伝説など、多くの逸話が残されているが、これらは『史記』をはじめとする後世の史書の創作である。いまだ謎き殷王朝の実像を知るには、同時代資料である甲骨文字を読み解かねばならない。本書は、膨大な数にのぼる甲骨文字から、殷王朝の軍事や祭祀、王の系譜、支配体制と統治の手法などを再現し、解明したものである。
黒彦と果菜は、あるハガキがきっかけで、山間の村・露壜村(ろびんそん)に足を踏み入れる。その瞬間から、またしても恐怖の連続殺人事件に巻き込まれてしまうのだった!? シリーズ最強の難事件!
選手として、監督として、世界の頂点に立った男が語る大事な場面で「本番力」を発揮する秘訣とは?
「自由に倦んだ」時代に問う、渾身の論考! 自己責任や援助交際、殺人を巡る議論など、自由にまつわる問題に様々な角度から切り込み、現代社会・思想が陥っている「自由のジレンマ」を乗り越える方法を探る。(講談社現代新書)
「自由に倦んだ」時代に問う、渾身の論考! 自己責任や援助交際、殺人を巡る議論など、自由にまつわる問題に様々な角度から切り込み、現代社会・思想が陥っている「自由のジレンマ」を乗り越える方法を探る。
第1章 ディレンマに陥る「自由」
第2章 「なぜ人を殺してはならないのか」という問い
第3章 ケンブリッジ・サークルと現代の「自由」
第4章 援助交際と現代リベラリズム
第5章 リベラリズムの語られない前提
第6章 「自由」と「義」
「自分」が死ねば、「世界」はどう認識されるのか? 「死」とは何か。なぜ、怖いのか。死ねば、どこへゆくのか。先人たちや宗教での死生観とはーー稀代の思想家が、人間究極の謎に徹底的に迫り、超高齢化社会で静かに死ぬための心構えを示す。
小学校一年生で学ぶ漢字80文字。新学習指導要領対応。
小学校六年生で学ぶ漢字191文字。新学習指導要領対応。
回復期リハビリの対象、リハビリチーム、社会資源についての解説から、各疾患ごとの特徴・リハのポイント、そして看護まで、新人・ベテランを問わず、回復期リハ病棟の看護師がかならず押さえるべき疾患・リハ・看護をぎゅっと詰め込んだオールインワンの1冊!
作者自身の訂正、そして『薔薇の名前』覚書、
構想時のメモやデッサン等を併録した完全版!
迷宮の文書館に隠された秘密とは?
中世、異端、「ヨハネの黙示録」、アリストテレース、
博物誌、記号論、ミステリ……
21世紀の今なお、
読書人を魅了しつづける
碩学エーコが構築した知の大伽藍!
北イタリアの修道院を訪れた、バスカヴィルのウィリアム修道士と見習修道士アドソ。ウィリアムは院長から、数日前に起きた、細密画家であった修道士の死について調べるよう依頼された。それは事故ではなく殺人であった。しかも修道士の不審死はさらに続き、「ヨハネの黙示録」の記述に沿うように起きていく。そしてすべての鍵は、迷宮構造を持つ文書館に隠されているらしい……。
本文執筆後に刊行された著者自身の覚書、エーコ自身による文書館や登場人物のスケッチなども収録した現行イタリア語版を底本とする、全世界の読書人を熱狂させた問題小説の完全版。
【[完全版]について】
◆エーコ自身が下描きした、文書館の図面、登場人物のスケッチ等を収録
映画監督がコンテ絵を描くように、エーコ自身も登場人物のイメージスケッチ、中世の生活関連のスケッチ、文書館の図面などを描いていました。著者の思考回路をたどれる、貴重な図版です。
◆別巻として刊行された「覚書」を収録
『薔薇の名前』刊行直後『「バラの名前」覚書』として而立書房から刊行されていましたものを、河島英昭先生が用意していた訳文を元に河島思朗先生が見直し収録。現行のイタリア語版『薔薇の名前』は巻末にこの「覚書」が収録されていますので、これで日本語版も同じ形になります。(河島英昭先生は、翻訳の途中で病に倒れられ、2016年に逝去されたため、ご子息の河島思朗先生に引き継いでいただきました)
◆刊行後、折々に加えられた訂正を元に修正
現行版の刊行までに長い期間がかかったため、現行版刊行時にすでに訂正されていたものも含む形で、最新の内容に合わせて修正しています。
◆古典語がご専門の河島思朗先生による、ラテン語部分の見直し、並びに本文の訂正を加筆
【原著について】
今回の[完全版]の底本は、Il nome della rosa(La nave di Teseo刊の2020年版)となります。
2010年に訂正箇所を赤い文字で示したPDFが送られてきました。それによって確認作業を進めましたが、その後に、2012年版として、さらに訂正の加わったものに「覚書」が加えられた版が刊行されました。2015年には版元がLa nave di Teseoに移り、2020年版に至りました。(現在の版元La nave di Teseoはエーコが私財を投げ打って創設した出版社です)