「フィンガー5」に夢中になり、「銀座NOW!」のために走って帰宅した放課後。江ノ島の海とあの頃のヒット曲…。かつても愛車「白鳥号」(ただし自転車)を駆っていた鎌倉のおてんば娘、アマカスリリコは、バブルの時代、アパレルメーカーのダメ社員から、マスコミ業界へー。知力と体力、そして強運で時代を泳ぎきり、いまや小説家として要注目の著者がつづるちょっとせつない、爆笑・純情・青春エッセイ。
●水瀬るるう『大家さんは思春期!』第6巻
こんなアパートで暮らしたい!
年末年始にバレンタイン、雛祭りに卒業式とイベント盛り沢山の3学期。少しずつ成長しているチエちゃんですが?
TVアニメアフレコレポート、視聴レポートも収録!!充実の第6巻!
「子ども」から「大人」への移行期である高校生年代。高校進学率98%の今、「移行支援」の視点から高校教育改革にパラダイム転換を迫る。
日本版KABC-2の発刊に合わせて,ティーンエイジャーを対象にした、認知処理様式を生かすライフスキルの支援を提案。
思春期の問題行動の事例も収録。
はじめに 〜KABC-2の発刊に寄せて
第1部 解説編
第1章 青年期の特徴と発達課題
第2章 青年期にみられる逸脱行動
第3章 長所活用型指導とは
第4章 指導の前提としての面接技法
第5章 ICT機器の活用
第2部 実践編
第1章 基本的なソーシャルスキルの指導
1TPOに合わせた挨拶
2上手な話の聴き方
3グループでの話し合いの仕方
4自分とは意見が違う人への対処
5上手な断り方
第2章 日常生活の指導
1毎朝の支度
2定期考査までの学習計画
31日の時間の使い方
4お小遣いの管理
5バーチャルなお金の仕組み
6ゲーム課金の仕組み
7時間を決めてゲームをする
8アダルトサイトの危険性
9夜遊びへの指導
10月経前症候群への対処法
第3章 友人,異性,家族との関係
1上下のない対等なつき合い方
2相手との距離の取り方
3異性へのアプローチの仕方
4仲直りの方法
5けんかやトラブルへの対処
6メールやLINEでのコミュニケーション
7SNSでのコミュニケーション
第4章 触法行為・違法行為の指導
1暴力 -被害者の気持ちを考えるー
2暴力 -イライラした時の対処法ー
3万引き -窃盗罪の理解ー
4万引き -店の被害を考えるー
5無免許運転 -責任の理解ー
6無免許運転 -誘いを断るー
7薬物 -危険ドラッグー
8性 -異性への接近ー
9性 -性の関心への適切な対処法ー
10危険物 -興味関心と法律ー
第3部 事例編
逸脱行動のある子どもをどう理解し,どう指導するか
事例1 対教師暴力のあった中学生A君の事例
事例2 異性に性的なメールを繰り返し出していた高校生B君の事例
事例3 ゲームセンターに入り浸っていた高校生C君の事例
事例4 校内で不良グループをつくっていた中学生D君の事例
事例5 生活が乱れ万引きを繰り返していた中学生Eさんの事例
思春期なんて、とっくに卒業したと思っていたのに…⁉
30歳を過ぎたころから起こる、さまざまな「身体の変化」や「心の揺れ」にとまどいつつも向き合う日々--「大人の思春期病」をテーマに、大好きな女友達とおしゃべりするように書きとめたエッセイ。
女性誌「anan」で連載し、多くのアラサー女子の共感をよんだ初エッセイ集の文庫化。
・「結婚願望はないです」と答えていた若かった自分を反省して、「機会があったらしてみたい」と答える今日このごろ。大きな成長、この変化が嬉しい!
・自意識が邪魔して、FBやmixiにほとんど意味のあることを書きこめず。SNSにお洒落な写真をアップロードできる日は来るのか⁉
・通販の罠にかかり、ネットのお洒落な店のサイトを見ている内に頭が沸騰。「この戦い、負けられない!」と早朝からPCに張り付いて予約に成功。気が付けば部屋は段ボール箱だらけ……
・年末年始もいつものコンビニでバイト。お一人さまの正月はいつもと違う空気感で嫌いじゃない。
・「バーに行こう!」と思い立ち、初めて一人で入った店が「シガーバー」……
・同世代の女性と会うといつも話す「産むか、産まないか」。「産まない派」と見せかけて「本当にそれでいいのか」と夜中に悶々とするわたし。期限は迫る。
「こんなこと気にして、自意識過剰で、馬鹿だなあ」と笑ってほしい、と著者(「文庫版あとがき」)。
時に、こんなことまで書いちゃっていいの? と不安にさせられる、芥川賞作家(「コンビニ人間」)の赤裸々エッセイ。
1年前に彼女ができました。素直じゃないけどとても可愛い彼女でした。しかし、君は変わった。笑顔も消え、怒ってばかり。2人の間にもう愛なんて無い。だから俺は、君を捨てる──…。別れを切り出した俺に、彼女が突きつけて来た条件は、「新しい彼氏をつかまえてくること」!? ちょっぴりいびつ、だけど純粋な恋を描く著者初の読みきり集。
【収録作品】崩壊するテトラゴン/怪獣がやってくる/ピエロの鼻/孤独なトナカイ
誰でも、人には言えない悩みや不安、相談しにくいことって、あるよね。からだや性のこと、恋愛のこと、家や学校でのこと、友だちや将来のこと、etc。そんな10代のモヤモヤ、ウツウツ、イライラについて、その原因と解決法を全力で考えてみた、『思春期サバイバル』に続く第2弾!!ポイントは、『モヤモヤ』とQ&A形式。第一巻で共有した『モヤモヤ』に対して、どう対応したらいいんだろう、どう抗ったらいいんだろう、どうやりすごしたらいいんだろう、といったことについて、ここから探検隊がこれまでの人生で積み重ねてきた経験と、知識と、ネットワークを総動員して『答えてみた』。
子どもの心が理解できない…そう感じたことはありませんか?子どもの不安な心、子どもの成長の必要ー原点から子育てを問い直す。
第一章 たまり場
一 喫茶店で
二 たまり場をつくった
三 たまり場で起こったこと
四 子どもの発達とたまり場
五 居場所とは
六 私にとってのたまり場
第二章 治療としての旅
一 断酒会巡り
二 ドクター・ショッピング
三 ひとり旅
四 パソコン通信
五 サバイバル・キャンプ
六 こころの中での旅
七 巡礼
八 出会いと別れ
第三章 引き継ぐということ
一 入院の理由
二 怒りの理由
三 緊張の理由
四 いかに引き継ぐか
五 ミルトン・エリクソンの心理療法
六 ものごとのプラスに光を当てる
第四章 ベテランという「落とし穴」
一 私の経験
二 自分の身の丈
三 山の上の火
四 ルーキーの力
五 「理想」「完全」という落とし穴
六 眼差しがつくるもの
七 すりきれないために
第五章 支える人たちの疲労
一 ある教師の悩み
二 登校刺激
三 専門家の役割
四 よもやま話
五 風邪はどのようにして治るのか
六 こころの風邪
七 見守る
第六章 生かされて生きる
一 言葉にすることーー言語化
二 内観療法
三 森田療法
四 祈?、お払い
五 気持ちがわかる
六 生かされる自分と生きる自分
七 再び、言語化について
第七章 柔らかな枠
一 ベスレム王立病院青年期ユニット
二 ヒルエンド青年期ユニット
三 硬い枠
四 イギリスの地域での実践
五 NAYPCASの役割について
六 知る・決める
七 柔らかな枠
第八章 おわりに
一 イギリス再訪
二 悩む
参考文献
あとがき
青木省三・人と作品(編集部)
強制でもなく、自主性まかせでもなく、思春期の心を理解し、不登校を親子でのりこえる「道しるべ」を長年のカウンセリング経験をもとに具体的にアドバイス!相談先の探し方、選び方、かかわり方も。
現代の思春期心性はいかなる姿をとっているのか。そして、臨床家は青少年のこころの危機にどのように対処すべきか。不登校、境界例、いじめ、摂食障害、障害児へのケア等、子どものこころの発達臨床に長年取り組んできた代表的論考を収録した初の論文集。
「急に勉強する気になったみたい!」「素直に話しをする子になった」「子どもにイライラしなくなった」-1000組の親子を導いたコーチング・メソッド。
自傷は、わが国においても医療機関のみならず教育機関でも広く見られる現象となっている。本書は、著者らが行った学校をフィールドとする調査から得られた実証的知見にもとづいて、若年者に対する自傷・自殺予防活動のあり方を論じたものである。第1部では青少年の自傷について、学校での調査結果や各国の統計的データからその特徴と定義わ詳細に概観する。実際に自傷におよんだ青少年の臨床的特徴を性差や年齢などさまざまな側面から比較して検討し、援助希求行動とストレス対処法についての論考を加える。第2部で学校や地域における自傷・自殺企図への介入・予防の方法について、各種の援助資源の紹介とともに述べ、心理療法、薬物療法による治療法の実際が語られる。また、セルフヘルプ、電話相談、インターネットの重要性にも触れ、そのデメリットもふまえた活用法が紹介される。巻末には学校関係者向けに作られたガイドラインなども付しており、より実践的に使えるよう工夫がされている。