9歳のぼくは、新しく買ったゲームソフトにのめりこんでいた。ここまでは、よくあることだ。ぼくは一日じゅう遊べるほどゲームが好きで、ゲームをはじめると、現実の世界なんて、どうでもよくなってしまう。でも、今回は、ちょっと事情がちがったようで……。気がつくと、ぼくは暗い墓地に立っていた。だれもいない、まっ暗な中、たったひとりきりだ。ふぶきが墓地をおそい、近くの森からは、遠ぼえが聞こえてくる。ウオォォーーーーーン!オオカミのほえる声だ!でも、この墓地には、かくれる場所も出口もない。なんとかして、この世界から脱出しなければ!
【第一章 〈注意:自己責任でお楽しみください〉】
【第二章 どこかで見たようなキャラクター】
【第三章 気がつくと、そこは……】
【第四章 暗やみの墓地と飢えたオオカミの群れ】
【第五章 アーロンが死んでる!?】
【第六章 画面の中にいる!】
【第七章 オオカミ対ゲーマー】
【第八章 あかりのともる古城】
【第九章 雪だるまの襲撃】
【第十章 画面から映像が消えた!】
【第十一章 小塔の囚人】
【第十二章 最後のクエスト:敵のリーダーをたおせ。】
【第十三章 扉】
[商品について]
ー現実か悪夢か、それは醒めてみなければ分からないー
その手術の腕前から「神の手を持つ」といわれる御城忠正は、脳神経外科教授として注目され持て囃される一方、冷酷で傲慢な性格から陰では揶揄と嘲笑の対象となるような男だった。ある日そんな御城のもとに男女の仲である美江から一本の電話が入る。それは美江の父であり、広域暴力団の組長である赤座清志が交通事故で瀕死の重症を負ったという知らせだった。しかし御城は、組織の争いで赤座を亡き者にしようとする上条組組長・上条剛から、薬物取引の顧客名簿をネタに赤座の抹殺を依頼されていたーー不可解な事件の推移と共に愛憎にまみれた戦慄の復讐劇が現実と幻想の狭間で交錯する、驚愕の医学サスペンス。
[目次]
一、私立東海医科大学病院
二、脳神経外科教授・御城忠正
三、交通事故
四、強迫
五、脳手術と異常死
六、御城忠正の学歴
七、教授選
八、御城忠正の出自の秘密
九、女性バラバラ死体
十、法医学者・武者小路麗奈と鶴田警部
十一、全内臓逆位症
十二、叔母と武者小路光美の住所
十三、寿荘と花屋
十四、光美の手紙と内容
十五、製薬会社と講演
十六、御城忠正と光美の再会
十七、光美の殺害
十八、麗奈の秘策
十九、光美のアンドロイド人形
二十、御城忠正の発狂
二十一、精神病院への搬送
二十二、御城忠正の喚き
二十三、匿名の電報と田中仁准教授
二十四、奇想天外な結末
二十五、悪夢
二十六、鶴田警部と麗奈の結婚式
二十七、ヨボヨボ作家の作り話しの終り
参考文献
「著者紹介」
[担当からのコメント]
ときとして気づきもしなかった心の闇を露にする悪夢ほど小説の題材として魅惑的なものはないかもしれない、本書はそんなことを思わせる読後感をもった物語です。ぜひご一読ください。
誰もが遭遇したり、足を踏み入れてしまう可能性のある現実とは違う不思議な世界や恐怖を短編で紡いでいく。
17歳の公爵令嬢ファラーラは王太子殿下に婚約を破棄され、罪人として牢に入れられてしまう。そのときに見たのは『社長令嬢の蝶子として元友人に婚約者を奪われてしまう』という悪夢だった。
境遇のよく似た不思議な夢から目覚めたファラーラは気づく。「私、王太子殿下と婚約した翌日ーー12歳に戻ってる!?」
よく分からないけれど、婚約者を取られ、断罪されされる同じ人生は歩みたくない! 悪夢を反面教師に、今までの傲慢だった自分を反省し、明るく楽しく平穏な未来を目指してやり直すことを決意するのだけれど…?
見捨里市で、中学生が謎の男女に襲われた。
青色の顔をして、フラフラと歩く正体は……ゾンビ!?
このままでは、町中がゾンビだらけになってしまう!
勇気と羽心は、新たな仲間プーカとともに、
『怪狩り』をするために、時空をこえる。
だが、そこにいた【怪】の様子がおかしい。
もしかして、邪鬼の力が強まっているのか!?
さらに、邪鬼が“ある人物”に働きかけ、
羽心に魔の手がしのびよるーー!
新バディによる最凶アドベンチャー、最大の危機!
その図書館では、不気味なやつらが待っている…。
ある夜、招待状を手にした“キミ”は、ナイトメア・ライブラリーにたどりつく。その図書館にあるのは、子どもの見た悪夢を物語にした「悪夢の本」だけ。ガイコツのコンシェルジュ、毛むくじゃらの怪物、無口なクモ女…。不気味なやつらが待つ図書館で、キミはとっておきの悪夢の本を、一晩に一冊ずつ読んでいく。でも、ご注意を。この図書館で読める悪夢の本は5冊まで…。
★たっぷりのイラストで贈る、ゾクッとコワい短編5話
★どこからでも読める、シリーズ第2弾!
【収録している悪夢の本】
『命がけのマジックショー』
『さかさまの館』
『ホーンテッド・ドッグハウス』
『はらぺこなクローゼット』
『夜空の怪物』
謎の病院に運び込まれた楊偉は、一夜にして数十歳も老い、巨大な病院船に閉じ込められていることに気づく。楊偉は自分と同様に老いてしまった患者たちとともに、船の真実を探るために船内を探索しはじめるが……。謎と不条理が渦巻く《医院》シリーズ第二弾!
酒場、賭場、娼館が集まり、この世の極楽ともいえる一大歓楽地・楽園島。出張旅行の帰途、腹心の部下マーロンと共に宿を求めてこの地を訪れたディー判事。繁盛を極める楽園島で何とか確保した宿は、かつて自殺が相次いだ不吉な一室、紅色で室内を統一した通称・紅堂楼だった。剛胆な判事は気にも留めなかったが、絶世の美女が突如部屋に闖入したり、奇怪な人影が窓外に現れたりと、怪事が相次ぐ。そして深夜、宴席から戻った判事を待っていたのは、紅の絨毯に横たわる全裸美女の死体だった…極楽の裏に潜む地獄を暴く、判事の比類なき名推理。
遊びにいこうと家を出た少女に、ある男の子が声をかける。
その出会いが恐怖の始まりだった……。
身の毛もよだつ心霊体験から、ちょっぴり感動しちゃう物語まで、
本当にあった怖い話をベースに、恐怖マンガを全24話収録しています。
だれの身にも起こりうる、おそろしい体験。
いまあなたも、恐怖の入り口に立っているのかもしれません。
巻頭:恐怖鑑定 心霊写真館
●恐怖マンガ
涙のわけ/行きすぎた好奇心/ピンクのネイル/イヤホンから聞こえる声
恐怖動画・裏サイト/コトガミ様/心霊研究会/2度目のお別れ/七夕かざり など
●コラム
・霊をよぶかも…? ついやってしまうNG行動
・12星座でみちびく! あなたを守ってくれる保護霊12
・怖〜い夢の夢診断 など
多くの自国民に死をもたらした、暗黒の時代が生まれたのはなぜか? カンボジアで大虐殺が起きたのは、たった半世紀前のことだった。残虐な歴史を繰り返さないために、ポル・ポト時代の教訓から学ぶ。反響が大きかったNHKスペシャルの書籍化!
はじめに/序章 人はこうして殺人者になった/第一章 ポル・ポト派の崩壊ー裏切りの連鎖/第二章 堕ちたユートピアの夢ー無理な理想を実現しようとした果てに/第三章 無責任の連鎖ーダム建設か人命か/第四章 内部の敵を探せー恐怖の密告社会/第五章 悔恨ー元幹部とその妻の歪んでしまった関係/第六章 問われぬ虐殺の責任ー裁判までの長い道のり/終章 にかえて/関連年表
世界と日本が直面する問題の核心に法哲学者、井上達夫が真正面から迫る。プーチンという「悪夢」の実相と教訓。ロシアのウクライナ侵略。なぜ戦争に?その終わりは?我々は何をすべきなのか、何を学ぶべきなのか。いま試される「法」「政治」そして「思想」。「知の糧」への企て(法と哲学新書)第3弾。
「一家滅亡」という最悪の結末を変えるため、冤罪も甘んじて受け入れ、家族のために知略を尽くした公爵令嬢ファリティナ。そんな姉の献身に触れ、彼女を虐げ貶めた者たちへの報復を遂行する「鬼才」の弟・セリオン。愛する家族を守ると誓ったグランキエース姉弟のその行動がもたらした静かな結末とはーー。絶望の未来を塗り替え、運命を切り拓いた令嬢の物語、ここに終幕。
中学3年のみさきは成績を上げるため、“最後の悪夢”と恐れられる合宿に参加する。1日目、学校に閉じ込められた生徒の前に現れたのは、ナイフを持った1体の鬼ー!?躊躇なく殺しにくる鬼から逃げ惑う生徒たち。目の前で殺されるクラスメイト…。2日目、街中で人だかりに車が突っこみ、大パニックに。めちゃくちゃな出来事の連続に、気力も体力も削られていく。恐怖と絶望が絶え間なく襲いかかる4日間の合宿から、無事生還することはできるのか!?
町にとつぜんヒツジの大群があらわれた!?原因はアユムが前日に見た夢にあるようで……。さらに夢を食べるUMAや、都市伝説の怪しい男まであらわれてムー調査団は大パニック!この世の不思議となぞを追え!伝説の雑誌「ムー」とのタッグで贈る、スーパーミステリーな読み物シリーズ。
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約100ページで教養をイッキ読み!
現代新書の新シリーズ「現代新書100(ハンドレッド)」刊行開始!!
1:それは、どんな思想なのか(概論)
2:なぜ、その思想が生まれたのか(時代背景)
3:なぜ、その思想が今こそ読まれるべきなのか(現在への応用)
テーマを上記の3点に絞り、本文100ページ+αでコンパクトにまとめた、
「一気に読める教養新書」です!
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全体主義に警鐘を鳴らし続けたハンナ・アレント。
人々を分断し、生活基盤を破壊し尽くす「全体主義」。
ごく普通の人間が巻き込まれていく、その恐怖を訴え続けたアレント。
格差が拡大し、民族・人種間の対立が再燃し、
テクノロジーが大きく進化を遂げる今日の世界、
形を変えたディストピアが、再び現れる危険性はあるのかーー。
全体主義のリスクから逃れるために、人間には何ができるのか。
スリリングな論考です。
本書の主な内容
●反ユダヤ主義から始まった民族の殲滅
●「普通の人々」こそが巻き込まれる恐ろしさ
●国民国家の解体と階級・階層集団の消失
●互いに無関係・無関心な人間の集合=「大衆」の誕生
●事実よりもイデオロギーがまかり通る世界
●「潜在的な敵」の摘発と「慈悲による死」
●政治の世界で跋扈する隠蔽と虚構
●全体主義に対抗できる二つの主体
●「共通の世界」を守り抜く
全体主義をもたらしたさまざまの要因は今日においても存在し続けている。グローバリゼーションの名の下で進められているモノ、カネ、人の国境を越えた移動や交流は、経済的な格差の拡大やそれにともなう民族、人種間の対立を生み出しつつある。経済発展と手を携えて進行する科学技術・テクノロジーの進展は、それまでの人間の生活のあり方を変容させつつある。そうした状況の中で「全体主義」が形を変えて再び登場する危険はむしろ拡大している(本書より)
はじめに 全体主義と向き合う
1 反ユダヤ主義の起源
2 「大衆」の登場
3 全体主義の構造
4 全体主義が破壊するもの
5 抵抗の拠り所としての事実
6 「事実の真理」の擁護
おわりに 希望を語り継ぐこと
読書案内
父は彼に、なぜ死んだ母を許すようにと言ったのだろうか。母は、徴兵忌避者の父との間に生まれた彼を、かつて殺そうとしたのだろうか。彼は本当に生まれてきたのだろうか。父と母の秘密が、次第に彼の想念の中に忍び込む。