ボーダーレスな少女小説テイクオフ。メコンの夕日を見に行こう。
イヌ科動物たちの魅惑に満ちた世界に触れる新しい博物図鑑です。イヌ、オオカミ、ジャッカル、キツネの美しい実物写真が、イヌ科動物の生活と進化をビジュアルに示し、歴史を通じてイヌたちが多くの点で人間を助けてきたようすを明らかにします。
1072年9月、独立直後のバングラデシュの人々と息長い協力関係を築きたいと願う若者たちによってシャプラニールは誕生した。そして、一つの村に拠点を定め、村人たちと一緒になっての「自立にむけての援助」の模索が始まった。
スチュワーデスの紅翔子は、ロンドンへのフライトを前に、思いを寄せるパイロット・高野との意外な関係を聞かされ、大きなショックを受ける。傷心のまま訪れたロンドンで起こっていた謎の日本人連続殺人。そして、容疑者はなんと高野の父親だった。持ち前の探偵趣味を発揮する翔子だが、ついに彼女も狙われてしまう…。-好評スチュワーデス・シリーズついに完結。
「泉ちゅわぁぁぁぁーん」いつものように、由鷹がふっ飛んでくる。僕の手作り弁当がめあてだ。そんな由鷹を、うっとうしげに突き放しながらも待っている僕がいる。そこへ由鷹の先輩が現れた。由鷹を手なずけ、延々とないしょ話を続けてやがる。僕の心に生まれたものは…ジェラシー。男の友情を描いた超話題シリーズ第2弾、いよいよ登場。
汚ない学生寮の一室で、夜を徹して文学論や反戦論を闘わせたあの日々、自分で言うのもおかしいが、私は、キラキラ輝いていたー。懐かしくも、どこかやましく気恥ずかしい、しかし輝きに満ちていた60年代末に育まれた著者が、青春、恋、文学と全力で駆けぬけた二十年間を率直に語る第一エッセイ集。
興奮と話題に満ちた世紀の大プロジェクトのすべてを克明に記録した話題作=「ゲノム本」の決定版。
成瀬安奈は高一のほとんど普通の少女。ただひとつ普通でないのは、彼女にはレブという金髪碧眼の守護霊がついていることだった。おまけにこの守護霊、その正体が異次元からきた天才科学者だというからますます話はややこしい。おかげで安奈は次々と奇妙な事件にまきこまれることになる。今日も家で洗濯機の蓋を開けると、そこには巨大なハマグリが。どうやらそれは異次元からレブあてに贈られたものらしいのだが、どうもレブの態度があやしい。案の定それは、大騒動の幕開けだった…。
陽気なウソ偽りのない国民気質、サンバのリズムが響くカーニバル、宗教、言語、料理、生活習慣…そして、なんといっても、ペレ、ジーコ、ロマーリオといったスーパースターを生み続け、ブラジル人の生活の一部となっているサッカー。現地在住15年の著者が、愛情を込めてブラジルサッカーを論じた本書は、そのまま異色のカルチャーガイド。サッカー留学を目指す若者、必読の書だ。
ある雨の日に出会ったカッコイイ人を忘れられずにいた由唯は、引っ越し先のマンションでおもいがけなく彼に再会する。彼が柏葉蓮という、新居の大家の息子で年下だけど同じ学校のすっごくモテるヤツと知った由唯は、有頂天になり蓮を追いかけまわす。だが、蓮は超冷たいうえに、浮いた噂が絶えない。蓮への想いがつのるばかりの由唯の恋の行方は…。
入門以来とんとん拍子で幕下まで出世したものの、土俵からまっさかさまに転落し番付急降下-。度重なるケガから一歩も引かず、持ち前の明るさで苦難を乗り越えてきた男。元前頭八枚目玉海力。ちゃんこ店経営という第二の土俵で怒濤の前進を続ける男の一代奮戦記。
高校生の千里が1人暮らしのため借りた部屋にはすでにデザイナーの透が住んでいた。冷たく傲慢な透と家賃折半で何とか一緒に住むことになったが、父親の失業により仕送りが途絶えてしまう。そんな千里に透は「躰で払えばおいてやる」と無残な一言を告げる。強引な透に逆らえず、気持ちとは裏腹に犯され続ける千里は、躰ばかりが慣らされていく行為に嫌気がさしながらも堪えるしかなかった…。冷たい心と熱い躰、ウラハラな2人の恋の温度は-。
姉にくっついてクッキングスクールへ行った小矢太は、そこで、顔よしスタイルよしの料理上手な男、津塚に出会い一目惚れする。トンビに油揚げされてはかなわないと即行告った小矢太だが、津塚がくる者は拒まずのたらし男と知り、がぜんやる気になる。津塚の「一番」を獲得するための恋のバトルスタート。
著者はひとりの福祉従事者として、悩み、限界を何度も感じた。しかし、著者個人が限界を感じている間も、日本の福祉を国民本位に動かす力は年々高まっていった。著者の30数年の経験の中から、多くのみなさんに福祉行政の実態を知っていただきたい。
本書は一年三百六十六日(閏年を考慮して)の毎日に、その季節にふさわしい話題をとりあげて、短い文章で解説したものである。
人間の「生」の全体性にどう迫るか。生の論理学・心理学・解釈学を問い直し、新たな樹立をめざす。『精神科学序説』構想と深く関わる重要講義・論稿11編を集成。