国民の食生活を支え、世界で1、2を争う多様さと消費量を持つ野菜類について、私たち国民は、案外正しい知識を持たないまま、そのお世話になっているのではないか、それが国民の健康を損うことになるのではないかなどと心配する向きも、最近増えてきたように思われます。この本は、そのような疑問に応えて、野菜の生い立ちから調理に至るまでの姿を、読者の皆さんにご理解いただこうと考え、つくられたものです。
源重之集・重之の子の僧の集・重之女の集を、それぞれ諸本を校合し、全釈を試みた。
東京・荻窪のある邸宅に、差出人不明の大型トランクが運びこまれ、中から女性の絞殺死体が発見された。死体はその日の昼間、川島竜子の探偵事務所に、切断された女の指が入った包みを届けてきた当の女性らしい。突発したこの奇妙な殺人事件に、警視庁捜査陣はいきり立った。後に、名探偵・大前田英策の妻になる川島竜子が活躍する「姿なき女」ほか、傑作本格ミステリー6篇。
幼稚園や保育園でも大好評のNHKテレビ『にんぎょうげき』の中から、お子さまからお母ささまで、幅広く親しまれている「日本むかしばなし」を紹介します。
物質からエネルギーを抜くことを「タキオン処理」、エネルギーが抜けている現象(調和空間が増幅してゆく現象)を「タキオン現象」と呼びます。「タキオン処理」を施した物質を、私たちの身近に置きますと、思考力をコントロール、心から雑念が消えてゆくことがわかります。頭脳に近づけますと、頭脳にα波が発生します。さらに、ミッドα波からθ波に移行していきます。そして、潜在意識の領域が出現し、不思議と思われる現象が次々と出現したりします。
この写真集は、極地の自然を43のテーマに分類整理して構成してある。ここには一般読者の視覚に直接訴える写真集として、北極と南極の共通点あるいは相違点が展開されている。
タイの伝統的な価値観は、政治の近代化や発展をどう規定してきたか。第二次世界大戦後のタイ政治史を客観的・体系的に詳述するとともに、サリット体制を鋭く分析した第一級の研究書。
相対論によって記述される時間・空間の概念は、日常の概念と大きく異なり「パラドックス」のようにみえる。この「パラドックス」のうち、光速度の限界性についてのパラドックスから理論的導きだされる超光速粒子タキオンについて詳しく解析する。このことにより、物理的、宇宙論的にさまざまな可能性を予想できるようになるだろう。
町奉行所の与力・町村半次郎は、牢屋敷見回りの役目。怠け者と評判の半次郎だが、何か裏がありそうな事件はすばやく嗅ぎつけ、下役の同心を奔らせる。悪事の尻尾を掴み、金を巻き上げるのが半次郎の闇の仕事だ。天保初年の秋口、1人の女囚が首を吊った。半次郎は新入りの女囚お葉に目をつけ、闇の密偵に仕立てる。お葉の色香で事件の鍵を握る人物の内懐に入り込み、白状させるという寸法だ。痛快連作時代小説。
ドイツ文学からもウィーン世紀末からも脱出してひたすらの温泉行。これはもうビョーキだ!
あたし(マミ)は、大助クンや親友の知恵やみどり達と、北海道のトマムにスキーに来ている。もちろん、美人の紺野先生も一緒。あたしはすべれない大助クンに、スキーの初歩を一生懸命教えてあげてる。そこへ北野刑事とみどりのママもやって来た。何かが起こりそうな気配。すると案の定、みどりのママの“ダイアの指輪”をいただきに行く、という怪盗紅真っ赤からの手紙が届いていたのだ。
タタラ、ワタリ、美少女モミジたち超能力少年が九州へ飛んだ。古代の謎の宝を追う3人の前にあらわれた、おそろしい妖怪、雪女。雪女をたおすことはできるか?真夏の博多に雪がふりつもる。
難解な内容が一目でわかる総仕上げの決定版。見開き完結の小テーマ構成で効率学習に最適。試験に出るキーワードと最新実務技術を集大成。
人生の哀歓、人情の機微が滲む名エッセイ。男たちの惑いとあきらめ、女たちの怒りと秘かな夢が交錯する。わかっているようでも、わかっていない男と女の奥深い関係。悪友たちから「オマエは男のくせに、どうして女の肩ばかり持つんだ」といわれ続けた著者が、図らずも自分を語りつつ綴った雨彦節が冴える。