若返りのホルモンが活性化する睡眠法の発見!アンチエイジング専門医が実践・実証する、若返り睡眠法。
睡眠を専門とするプロフェッショナルが考案、自分の子どもで実践し、さらに全米で実績を積んできた「NAPSメソッド」。これによって、子どもに良質な睡眠を与え、夜泣きを改善し、乳児期に学習能力を飛躍的に発達させることができます。メソッドの方法は非常に簡単で、子どもの睡眠を記録するだけというもの。生涯にわたって重要となる集中力、情緒の安定、コミュニケーション能力ものばす、本当に優秀な子を育てる育児書。子どもの睡眠障害を防ぐこともできます。
はじめに
NAPSメソッドをはじめましょう
第1章 眠りが子どもの脳を育てる
第2章 子どもの発達をうながす90分のリズム
第3章 NAPSメソッドの基本
第4章 NAPSメソッドの活用法 誕生〜生後5か月まで
第5章 NAPSメソッドの活用法 生後6か月以降
第6章 睡眠にまつわる問題を解決しましょう
睡眠ダイアリー
■誰でもできる超実践的セルフマネジメント忙しい人ほと実践してください■3時間睡眠でも! 不規則な生活でも! あなたの能力を最大限に引き出す「眠り方」■「デスクに書類が積み上がらなくなった」 「残業が減った」「休日の活動量が増えた」 「昼間の眠気がなくなった」……眠りの習慣をほんの少し変えるだけで「仕事力UP」の声続々 ■企業や医療の現場で実証済みの「スリープ・マネジメント」
国民の多くが問題を抱えている疲労・ストレス・睡眠障害の緩和・改善やスポーツパフォーマンス向上に向けた機能性食品の開発事例を解説。疲労・ストレス・睡眠の生理学的メカニズム,食品の機能性評価法も収載。
人間のリズムを解明する概日時計の研究、睡眠の研究で世界的に注目を集め、『情熱大陸』(2009)、NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』(2010)など20代の若さで研究チームを率いる”天才”としてメディアにも取り上げられた上田泰己さんだが、「生命の謎の解明に1秒でも時間を投入したい」と日夜研究に励む道を選んだという。
それから十数年ーー。
ひとはなぜ眠り、覚醒するのか? 睡眠中に脳内では何が起きているのか?
生命の根幹でもある睡眠覚醒のメカニズムを解明する数々のブレイクスルーが、著者が率いる研究チームによってもたらされている。生命科学の研究手法の刷新とともに、「今なら科学的なボキャブラリーによって、その謎を語ることができる」。
・ヒトは睡眠で、日々「新しい自分」に生まれ変わっている
・睡眠は覚醒よりもアクティブである
・覚醒の意義は「探索」にこそある
・睡眠と覚醒の機構はメモ帳と鉛筆で説明できる
・私たちの体の中には眠気を数える機構がある
・「脳は第二の心臓」かもしれない
・睡眠の解明は知性の解明にもつながる
「生命を作って理解する」システム生物学の時代を牽引する著者が、
睡眠研究の全貌と解の道筋を明らかにする。睡眠と覚醒の新事実!
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◎目次
第1章 私たちの体にひそむ時計の機能と睡眠
第2章 生命科学のパラダイムシフトと新世代の研究
第3章 細胞から個体へ 睡眠研究前夜の技術開発
第4章 難攻不落の睡眠研究に立ち向かう
第5章 睡眠の謎を解明していく
第6章 試験管の中に見えた睡眠中の「脳の大進化」
第7章 「健康な睡眠」の提案
第8章 人間をミクロに掴んでマクロに考える
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◎著者プロフィール
上田泰己(うえだ・ひろき)
1975年、福岡県生まれ。生命科学者。東京大学大学院医学系研究科教授。理化学研究所生命機能科学研究センター合成生物学研究チームリーダー。専門はシステム生物学で、概日時計の研究、睡眠・覚醒の研究から生命の時間・情報の謎の解明に取り組む。著書に『「体内時計」はいま何時? システム生物学』(太田光・田中裕二との共著、講談社)、『時計遺伝子の正体』(NHK「サイエンスZERO」取材班、上田泰己・共編著、NHK出版)。本書が初の単著となる。
第1章 私たちの体にひそむ時計の機能と睡眠
第2章 生命科学のパラダイムシフトと新世代の研究
第3章 細胞から個体へ 睡眠研究前夜の技術開発
第4章 難攻不落の睡眠研究に立ち向かう
第5章 睡眠の謎を解明していく
第6章 試験管の中に見えた睡眠中の「脳の大進化」
第7章 「健康な睡眠」の提案
第8章 人間をミクロに掴んでマクロに考える
免疫力ってなに?なぜ今ブームなのか?健康食品や薬に頼るのではなく、元気の基盤は実は毎日の生活。生活をステップアップし、生きぬく力を高めるヒント・アドバイス満載です。
子どもの睡眠障害も多い現代、生きるためにも必要な「睡眠」について考えます。そもそも「睡眠」ってどういう状態? きちんと眠ることで体と心にはどのような変化があるの? 1巻は眠りの基礎について紹介します。
【もくじ】
・すいみんってすごい!
・すいみん◯×クイズ
・ねむるとどうなる?
・起きるとどうなる?
・ねむるとき・ねむっているときの体や脳の変化
・すいみん中の脳のはたらき
・すいみん中の体のはたらき
<コラム>ゆめを見るのはなぜ?
・朝の光でスイッチオン!
・体内時計と生活リズム
・すいみんで心も体もパワーアップ!
<コラム>すいみん中のなぜ?
その活躍、成果は世界を驚嘆させた
南極観測隊の奇跡は、世界の大国を驚かせた。そして、電気釜の開発は日本の家庭の暮らしを、また瀬戸大橋の架橋や襟裳岬の緑化は、地元の人々の生活を大きく変えた。
あとがき(「プロジェクトX」へのメッセージ)城戸崎愛
●女子ソフト銀 知られざる日々〜不屈の闘い・リストラからの再起
●男たち 不屈のドラマ 瀬戸大橋〜世紀の難工事に挑む
●運命の船・「宗谷」 発進〜南極観測・日本人が結集した880日
●極寒 南極越冬隊の奇跡〜南極観測・11人の男たち
●倒産からの大逆転劇 電気釜〜町工場一家の総力戦
●えりも岬に春を呼べ〜砂漠を森に・北の家族の半世紀
健康・医療において、また,健康寿命延伸においても睡眠の重要性が官民ともに取り挙げられるようになってきた。睡眠呼吸障害は不眠とともに睡眠障害の中で最も頻度の高い病態であり、睡眠呼吸障害患者にも不眠が多くみられ、不眠患者と睡眠呼吸障害患者の合併も多い。また、睡眠呼吸障害イコール睡眠時無呼吸症候群と考えられる向きも多く、患者対応に不備を来すこともあり得る。OSAに比較して、頻度は少ないが心不全患者や脳卒中後の患者にみられることが多い中枢性睡眠時無呼吸(CSA)の一種類である、Cheyne-Stokes呼吸(CSB)の有無は予後と関連することが明らかになっている。このように,少なくともOSA、CSAとSRHDの存在を知り、その病態生理に合わせた治療法の選択を行うことは呼吸内科、循環器内科、脳神経内科をはじめ多くの内科領域の医師にとって、重要な課題になってきた。また、SDB(特にOSA)の患者が大きな手術を受ける機会も多くなった。従って、麻酔医、外科医を含めた全ての医療領域に正確なSDBの知識が必要になってきた。
本特集では現在広く普及しているICSD-3に準じてのSDBの分類と、代表なSDBであるOSA、CSBを中心としたCSA、SRHDの病態生理,自他覚症状を解説した。また、SDBの診断に必須な方法論についても学べるようになっている。OSA、CSAと生活習慣病の関連は重要であり、心血管、代謝疾患との関連について解説が加えられている。また、睡眠時無呼吸の治療についても、小児も含めて、機器、口腔内装置、耳鼻咽喉科的治療、減量、体位変換治療法などにつき詳説されている。OSAと不眠はいずれも頻度が高く、オーバーラップすることもあり、また、CPAPなどの機器使用後も出現しうるので、その対応法も解説していただいた。最後に,トピックスとしてSDBと運転リスク、CPAP遠隔医療を含む最近の話題が解説されている。また、指定難病肺胞低換気症候群に関してはSDBの管理が極めて重要なので、その項を設けた。
各執筆者にはこの領域の専門家のみならず研修医、専門医を目指す若手医師、一般医療家にも理解が十分可能な解説をお願いしたので、本特集により得られた睡眠呼吸障害の情報が明日の実地診療に役立てば幸いである。
玄関マットとタオルケットで手作りできる「快眠枕」、体温をコントロールして熟睡に働く「夕食のキムチ」、最高の眠りを可能にする「北枕で1.5の倍数の睡眠時間」、不眠症の医師が考案した「安眠マッサージ」…深い眠りを約束する専門家の技37