2019年の初版以降、読者から寄せられたテーマ、米国での権利化、任意成分の記載、新規性喪失の例外等を加筆。日々、化学系の明細書と向き合う所員の実践的経験を基にした実務書の改訂版。
母と子の幸せな人生のために。
「知的財産検定2級」の本試験と同様、実際に起こりえる問題が題材に!テキストである「完全図解 知的財産検定2級 改訂新版」に完全対応!「知的財産検定2級」の本試験と同じ、60問を採用!法律の条文を踏まえた丁寧な解説。
知的財産を理解する上で重要な200のキーワードをわかりやすく解説。知的財産関連試験の直前の、最終チェックに効果的。
志賀国際特許事務所の長年にわたる経験とノウハウを詰め込んだ実務書2015年の初版内容に加えて、近年のトレンドであるAI/IoTやWEB会議による発明抽出時の留意点などを含めた改訂版。特許リエゾンとは…、発明を多面的観点で発掘・抽出し、醸成することによってビジネスに貢献する強い特許を生み出す技術。
災害・環境問題・都市問題・グローバリゼーション問題など、社会をとりまく予測不能な問題をいかに解決するか。現象をモデル化・可視化することで、世界のダイナミズムを読み解く手法として注目される「社会シミュレーション」の可能性を、社会の持続可能性、マルチエージェント、データ分析、情報拡散と抑制、都市設計、文化の仮想現実化といった様々な視点から読み解く。
第1章 「持続可能な社会」をシミュレーションするーー「共有地の悲劇」をめぐる規範と信頼
遠藤 薫
1.はじめに
2.先駆けとしてのローマクラブ・シミュレーション『成長の限界』
3.「共有地の悲劇」を考える
4.規範と信頼
5.支配と互助
6.おわりに
第2章 エージェント・ベース・モデリングの楽しさと難しさ
寺野 隆雄
1.社会現象をコンピュータで扱うこと
2.エージェント・ベース・モデリングの考え方
3.社会シミュレーションの背景と歴史
4.エージェント・ベース・モデリングの楽しさ
5.エージェント・ベース・モデリングの難しさ
6.おわりに
第3章 データ分析を社会のシミュレーションに利用する
佐藤 彰洋
1.はじめに
2.社会のモデルの2面性
3.社会のデータの集め方とシミュレーションの進め方
4.社会のシミュレーションを行うための準備としてのデータ分析
5.まとめ
第4章 ソーシャルメディアにおける情報拡散ーーどのようにしてデマ情報は蔓延し,収束するのか
栗原 聡
1.はじめに
2.インフルエンザの流行とデマの拡散
3.SIRモデル
4.病気の感染と情報の拡散との違い
5.Twitterでの情報拡散
6.デマとデマ訂正情報の収集
7.シミュレーションによる再現実験
8.情報拡散の防止はできるのか?
9.さいごに
第5章 人工社会が予測する都市の動態
倉橋 節也
1.はじめに
2.分居モデル
3.賑わいが街を変える
4.まとめ
第6章 シミュレーション技術を応用した3次元文化財の透視可視化
田中 覚
1.3次元文化財のデジタル保存
2.半透明物体のシミュレーションと透視可視化
3.透視可視化の事例紹介
4.3次元計測に基づく仮想都市空間の構築と社会シミュレーション
あとがき
注
参考文献
索引
編著者紹介
知的財産を理解する上で重要な200のキーワードをわかりやすく解説。知的財産関連試験の直前の、最終チェックに効果的。
「Society 5.0(超スマート社会)」では、「地域コミュニティ」に関する事柄が不十分であり、「人々がともに生きる社会(コミュニティ)」から「科学技術」を考える必要がある。本書では、人間を中心とした望ましい未来社会の基盤(地域社会のあり方)を検討し、どのようにサイバー空間と地域(都市)を計画すればよいか、事例をもとに提言する。
第1章 共生のためのサイバー・コミュニティーー 未来へのロードマップ……遠藤 薫
1.はじめにーー未来社会学と歴史
2.第4次産業革命とは
3.スマートシティ/ Society 5.0への動きとその問題
4.社会的なるものと社会の進化
5.社会が進化するとは
6.おわりに
第2章 超サイバー社会の構成ーー 沼島プロジェクト……榊原 一紀・玉置 久
1.沼島プロジェクト
2.実証実験:直流マイクログリッドの開発
3.仮想実験:全体システムの評価と最適化
4.システム学から見た沼島プロジェクト
5.沼島プロジェクトの今後
第3章 地域の“ 情報場” をめぐるコミュニティ構想に向けて……河又 貴洋
1.はじめにーーSociety 5.0への視座
2.情報と場所性ーー「地域性」(Locality)
3.都市と地方の相剋/相補性
4.まとめーー「地域・場所性」とコミュニティ
第4章 映像アーカイブの活用による地域コミュニティの文化的再生……北村 順生
1.「Society 5.0」と地域コミュニティの再生
2.映像アーカイブと地域社会
3.地域のデジタル映像アーカイブの事例
4.映像アーカイブの活用事例
5.映像アーカイブ実践の可能性
6.まとめ
第5章 「思い出」をつなぐネットワークからCommunity 5.0へーー 宮城県山元町の復興支援活動より……服部 哲・松本 早野香・吉田 寛
1.はじめに
2.被災地としての山元町とその課題
3.山元町パソコン愛好会と地域SNS の事例
4. 臨時災害放送局「りんごラジオ」の記録に基づく復興記録アーカイブの事例
5.被災地からCommunity 5.0を考える
6.おわりにーー山元町からの提案
第6章 Society 5.0とコンテンツツーリズムーー 聖アウグスティヌス号について……平田 知久
1.はじめにーー本章の目的
2.コンテンツツーリズムとSociety 5.0
3.コンテンツツーリズムの陥穽としてのコトの一意化
4.コンテンツツーリズムの課題としてのコトの多意化
5.聖アウグスティヌス号について
6.おわりにーーまとめとSociety 5.0の展望
第7章 “ 人を中心とした” システムとの共創……椹木 哲夫
1.はじめに
2.「環」を以てーー第3の生活世界
3.「輪」を為しーーSoSと知識の流通
4.「和」を創るーーレジリエンスと共感
5.さいごに
あとがき
注
参考文献
索 引
編著者紹介
「知的財産管理技能検定」の本試験と同様、実際に起こりえる問題が題材に。『完全図解 知的財産管理技能検定2級・3級テキスト』(三和書籍)に対応。
「かわいい文化」を感性工学・社会学・文化論・経済産業論等の見地から論考し、読者の研究活動に対する知見を提示する。
第1 章 なぜいま,「カワイイ」が人びとを引きつけるのか?--「カワイイ」美学の歴史的系譜とグローバル世界
1.「カワイイ」ということーーその社会的価値を考える
2.「カワイイ」という思想
3.「カワイイ」と文化変容
4.「カワイイ」と近代化のなかの異文化交流
5.「カワイイ」の現代的意義
6.「カワイイ」は「cool」か?--関わり合いの美学
第2 章 「かわいい」の系統的研究ーー工学からのアプローチ
1.はじめに
2.文化論的な先行研究の調査
3.かわいい色や形についての実験
4.バーチャル空間を用いたかわいい色や形の実験
5.かわいい質感に関する実験
6.かわいい感と生体信号との関係に関する実験
7.まとめ
第3 章 絵双紙からマンガ・アニメ・ライトノベルまでーー日常性の再構築のメディアとしての日本型コンテンツ
1.複製メディアとしての日本型コンテンツ
2.物語の描かれ方とその場
3.日常性の再構築のメディアとしての物語
4.日本における日常性のメディアとしての漫画
5.日常性の再構築と神々の再構築
第4 章 カワイイと地元経済ーーローカル・キャラクターの経済効果
1.はじめに
2.ローカル・キャラクターの実態
3.ローカル・キャラクターが経済的にもたらすもの
4.ローカル・キャラクター導入地域の経済効果の検証
5.まとめ
第5 章 かわいいとインタラクティブ・メディア
1.はじめに
2.「アミューズメントセンター」に女性がやってきた時代
3.そしてトレンドは,郊外型施設・複合型施設・テーマパークに向かう
4.「インタラクティブ」って何?
5.結論とあとがき
第6 章 複製技術と歌う身体ーー子ども文化から見た近代日本のメディア変容
1.はじめに
2.家庭とレコード
3.「アイドル」としての童謡歌手
4.「カワイイ」歌声はどのように生まれたか
5.おわりに
あとがき
注
参考文献
索引
編著者紹介
知的財産管理技能検定は、知的財産を管理する技能・知識を測る国家試験。現在では、技術や研究開発、法務部門だけでなく、広報、企画、営業といった幅広い部門で、知的財産を管理する技能・知識が必要とされている。知的財産管理技能検定では、学科試験と実技試験が行われ、その両方に合格する必要がある。本書は、知的財産管理技能検定2級および3級の合格に必要な知識を完全図解した最適の入門書であり、テキストである。