神毒山へ向かう旅は、『西涼』の都を出発して、一月が経とうとしていた。四人姉妹のうち、黄陽峰とともに何処とも知れずに立ち去った次姉・絮星を欠く妹紅、琲梨、瑛蓮の三姉妹と、馮昂、張圭白、李国栄の一行は、砂漠の中で百人近い野盗の群れに突然襲いかかられてしまう。何故に襲いかかられたかも分からないまま、かろうじて犠牲者を一人も出さない必死の応戦も力尽きかけた頃、その野盗たちの戦いを制止する一人の美女。その美女が『おのれ、怨敵っ!』と襲いかかる相手とは…。
童顔だからといってなめたらまずい。なりは小さいが腕は立つ、人呼んで大天鬧の武季。かたや唐の都、長安で大人気の女軽業師・紅燕。旅の途上、易水のほとりで思いがけない再会を果たしたこのふたり。紅燕の旅の一座が運ぶ財宝とやらを目当てに群がる野盗どもを向こうにまわし、派手な立ち回りを演じることにー。ベビーフェイスのヒーローとおきゃんなヒロインの、恋と冒険の痛快タグマッチ。
本書は、包丁の持ち方、皮のむき方から始まって、調理の初歩の初歩からわかりやすく解説します。基本になるごはんの炊き方、包丁を使わずにできるメニュー、市販品を活用して簡単に作れるメニューなどの入門編から、少し上達してきたらチャレンジしたい人気メニューやパーティー・メニューまで、すべてイラスト付きでわかりやすく紹介しました。
歴史・風俗が分かる。著者が自らカメラを携え「1日1祭り」のペースで滋賀県内の祭りをくまなく撮影取材した「お祭り百科」の第2弾。
絶世の悪女のしたたかな輝きと、絶世の美女のかくも凡庸ではかなき運命と。虞美人と呂后の違い、王昭君と西太后の違い。
インドに発する仏・菩薩が人々を救うために、さまざまな日本の神の姿となって現れたとする“本地垂迹説”。庶民仏教史の立場から、仏教と在来の神の思想が融合する、日本人の伝統的信仰の特色と変遷を解明した待望の論集。
項羽を愛し戦った男や女-劉邦・呂馬童・茫増・項梁・英布・虞姫等の人間ドラマを描く特別連作!垓下から烏江のほとり、懐かしい覇王の破顔。
戦国時代末期の中国。秦の若き将・黎燎は、自ら攻め滅ぼした東周の公主・琳姫と激しい恋に落ちる。主である宰相・呂不韋の思惑から、秦王に献上されることとなった琳姫への思慕を一度は断ち切るが、宿敵・虞冽の策略により、彼女が盗賊に攫われるにおよび、黎燎は心の中に燃えあがる想いに衝き動かされる。すべてを捨て、琳姫の行方を追う黎燎は、単身、盗賊一味のもとに乗り込むが…。
ビギナーのための超簡単・親切メニュー。自炊は面倒と思っている人にうってつけ。手間ヒマかけずにおいしくできる料理がズラリ。大学生からひとり暮らしのビジネスマン・OLまで。ヤングアダルトたちのための生活便利本。
本書は、ひとりごはんが楽しくなる、ひとり分のおかずが満載のレシピ集。まずはじめに作ってみたい「基本のおかず」から、「肉・卵」、「魚」、「野菜」、「ごはんもの」まで、お料理一年生にも作りやすいレシピを紹介している。
男の白刃は、鞘のうちにて密かに閃き、瞬時に三人の男を葬り去ったー黒い外被に白銀の長剣を差し、その宿場にやって来た男の額には、刑場帰りの罪人の印・墨文字の刺青があった。男の名は李竣。彼は三人の悪党たちに支配されている邑に、何のためにやってきたのか!?武装兵士たちと勇敢に戦い、傷つき倒れた李竣を、酒場の女主人・小苓が匿うが…。男と女の孤独な闇と愛を描き切る、大陸を舞台にした大剣戟小説、書き下ろしで遂に登場。
帝王ならざるも、司馬遷をして本紀の一に入らしめた一代の英雄、楚の項羽。秦末漢初を彗星の如く駆け抜けたこの覇王に魅きつけられ、愛し、憎んだ男と女がいた。鴻門の会、垓下の戦いなど中国史屈指の名場面を彩る劉邦、范増、樊〓(はんかい)、虞美人らと織りなす人間ドラマから、運命に敢然と抗した男の顔が浮かびあがる。
必要なキッチン道具から料理の基本、定番料理の作り方、そして簡単スピード裏ワザ料理まで、初めて自炊する人でも大丈夫、すぐに役立つ本。