『シチリア人の書物』「アーサー王伝説」などの資料はもちろん、ヨーロッパ各地の現地取材でケルト人の歴史・文化をわかりやすく概説。イェイツ、ヒーニー、小泉八雲、南方熊楠、武士道と騎士道など、周縁文化としての日本との類似性にも言及。写真多数。
習近平率いる現代中国は、グローバル・ガバナンスへの関与を強めながら世界秩序の中心に近づきつつあると自負する。一帯一路をはじめ北朝鮮やアフリカ、中南米への国際援助など自らの対外政策をいかに説明しているか、現地社会からどう見られているか、双方向から考察
する。
序章 中国の世界展開
----対外進出のねらいと現地からの視線 (川島真)
第一部 中国の世界秩序観と対外政策
第1章 中国の一帯一路構想 (高原明生)
第2章 中国の対外援助のとらえ方 (北野尚宏)
第3章 習近平政権下の外交・世界秩序観と援助
----胡錦濤政権期との比較を踏まえて (川島真)
第二部 アフリカと中国
第4章 アフリカ史の新たな動力源、中国 (平野克己)
第5章 アフリカにおける中国認識
----中国の南部アフリカ進出と域内関係の変容 (遠藤貢)
第6章 中国の対アフリカ外交
----江沢民政権末期〜胡錦濤政権期の対東部アフリカ
外交を中心に (川島真)
第三部 中国と周辺、そして世界との関わり
第7章 中国の対メコン地域諸国援助 (畢世鴻 川島真訳)
第8章 中国の対北朝鮮援助 (堀田幸裕)
第9章 中南米地域をめぐる中台関係 (松田康博)
◎フライフィッシングのある暮らし
季刊[フライの雑誌]第111号
目次
002 魚は侵略しない 『外来種は本当に悪者か?』を読み解く2 釣り場時評84
水口憲哉
009 カラー 優しき水辺 第104回 ヤマメの学校
斉藤ユキオ
006 羽には手を加えない フライ職人のひとりごと17
牧 浩之
010 特集◎よく釣れる隣人のシマザキフライズ
とにかく釣れる。楽しく釣れる。
Shimazaki Flies
・マシュマロ・マジック 天谷龍夫
・それぞれのシマザキフライズ1 カラーグラビア
・ドラマチック・レイン 伊藤潤治
・地元の沼でブラック釣り 北岡勝博
・尺ヤマメよ、おまえもか! 田中祐介
・うーん、釣れちゃう 遠藤早都治
・片っ端から試してみたら 小池俊久
・クロスオーストリッチは裏切らない 堀内正徳
・使える「北海道バリ」がないなんて 齋藤信広
・それぞれのシマザキフライズ2 カラーグラビア
・よく釣れるシマザキフライズ24の実例
すぐ役に立つシマザキフライの実例たっぷり保存版!
マシュマロ・スタイル(マシュマロ・ピューパ、マシュマロ・テレストリアル、マシュマロ・バグ、マシュマロ・アント、シケーダ、マドラー、マウス、ダブルフライ・リグ)、バックファイヤーダン、シマザキ・ガガンボ、シンプルモンカゲ、シマケンコイル、アグリーニンフ、ピカイチ・シンプルニンフ、ストレッチ式アイカザイム、クロスオーストリッチ
036 異分野対談◎画家の視線とシマザキワールド(1)
中村善一×島崎憲司郎
「フライは罠猟と似ています。しかも手を変え品を変えてやる。」(島崎)
「魚にとっては、釣り人が一番怖い相手ですね。」(中村)
(10ページ一挙掲載・1万字対談)
046 オオマダラカゲロウ(前篇) パニック・ライズ19
松井真二
050 山と河を駆ける日々 高原町通信14
牧 浩之
056 最近、疑問に思うことあれこれ フライ業界サイドビュー11
川本 勉
060 完全無欠の「私だけ」ボウズ 第6回玄界灘アジ釣り報告 悩まないフライマンたちへ47
中馬達雄
092 周辺機器と道北遠征2016 荷物満載の四代目カブ号、丸ごと消える 人生にタックル53
カブラー斉藤
080 魚の性格3 春のヤマメ ヘアーズイヤーニンフ
近藤雅之
084 モンタナ・アウトフィッター手記
山本 智
090 100マイル四方は無人の荒野2 現代アラスカ・フライフィッシング事情
ウッディ小林
096 XOダンの誕生 天国からの贈り物
浅沼 徹
097 オービスは腐らない
坂田潤一
102 熊との遭遇
平野貴士
106 半ちゃんとの時間
大岡 玲
113 膝の上の書斎
樋口明雄
120 ニジマスものがたり7 ─ 研究者として、釣り人として
加藤憲司
124 水辺にて
高橋光枝
126 川向こう(8)
四釜裕子
102 トピックス
山と河が僕の仕事場』1と2/根津甚八さんと河口湖の釣り/新刊『ある毛鉤釣り師の足跡』/キングサーモンとニジマスの子は/水産庁「産業管理外来種に関する意見交換会」開催/外来種と大政翼賛報道/水産庁は誰の味方か/三陸の釣り大会へ復興庁が参画/「福島の魚、基準値超えゼロ」という誤報 編集部まとめ
130 魚付林と開発、漁村の未来 水辺のアルバム8
水口憲哉
134 神吉拓郎とニュージーランドの虹鱒
荻原魚雷
138 読者通信
141 ショップリスト
144 編集後記
経験、共存、日常、知ー4つのテーマをめぐり、われわれの経験のある閉じることのない動性を豊かに描き出す。
運動会種目の善し悪しは、「アイデア」+「対象・年齢に応じたアイデアの用い方」+「人数規模や会場などの状況に対する留意点」で決まります。本書では、年齢や対象を特定せず、ひとつのアイデアや方法に対して、年齢、対象者別にアレンジして紹介したり、また様々な条件の中で実際に起こりうるトラブルを想定し、的確なアドバイスをおこなっています。
写真家はカメラを向ける。写真の力を信じて、伝えるという自分の仕事を信じて…。活躍中の女性ドキュメンタリー写真家10人のインタビュー集。
自主独立の近代人「ロビンソン・クルーソー」の未裔である私たちが彷徨う、「孤島」と「砂漠」が充溢する都市の風景。そこでは「孤独の苦悩」よりも「孤独の不能」こそが問われている。文学的想像力の生んだ“透明人間”“分身”“怪物”を鍵に、現代社会と孤独の本質をあぶりだす。
「見る」ことは、その時代の価値体系に常に拘束されている-。写真・カタログ・家具から超高層建築に到るまで、事物と空間に隈なく浸透する「視線」の隠喩の解明を通じて、想像力や思考と「視線」との不可分のダイナミズムを照射する。現代思想の最新成果を駆使し、今日の文化を根源的に捉え直す画期的視座
退廃するロシアから北朝鮮の病理まで世紀の節目に訪れ思い検証した東アジアのエトスとは。
“口ほどにものを言う”人の目の発達と進化。心理学・認知科学のフォアフロント、視線理解の決定的論集。