世界のアートの最新トレンドをいつも敏感な読者にお届けする美術情報・批評誌特集
GENDER IS OVER!?
性をめぐるアートと想像力
現代を生きる私たちは、性に関する思い込みから、
どれだけ自由でいられるだろうか?
近年LGBTという言葉が広く知られるようになり、
女性や性的マイノリティに関する施策を進める企業も増えてきた。
いっぽうで世界各地での保守主義の台頭や、
SNS上での性差にまつわるトピックの炎上も目立つ。
そんないまこそ、アートをとおして、
ジェンダーやセクシュアリティについて改めて考えてみたい。
固定的なジェンダー規範には別れを告げながら、
いっぽうで「ジェンダー論なんてもう古いんじゃない?」という声には、
「本当にそうかな?」と疑問を投げかける。
私たちの性に関する考えを、揺るがし、広げ、ときに脅かし、
勇気づけてくれる、そんなアーティストたちの作品や表現を紹介する。
LGBTにまつわる基礎的な知識を、はじめて学ぶ人にも理解しやすいようにまとめた書籍です。「性自認」「性的指向」といった基本的な用語解説のほか、カミングアウトや学校教育、当事者の健康、法律上の問題、地自体の取り組み、市民生活など、さまざまなアプローチからLGBTについて論じています。
プロローグ 「性」は多様
第1章 自分の性はどう伝える? 周りはどう受け止める?
第2章 どうしたら学校は過ごしやすい場所になる?
第3章 性的マイノリティの心と体の健康
第4章 性的マイノリティをとりまく法律上の問題を考える
第5章 自治体の取り組みと課題
第6章 社会生活ではどんな問題が起こっている?
第7章 生物学的性別も男女の2つでは語れない
第8章 未定
特別編 LGBTについて調査・研究するとき
エピローグ LGBT言説のその先
「知らないことだらけ」から出発した“自称ALLY”の著者が、サンフランシスコの友人のにじいろファミリーとして生きる姿に惹かれて、もっと知りたい!と、話を聞きはじめました。日本とサンフランシスコで聞いた、さまざまな人生の話を胸に、いま、感じていることとは。
男性として扱われることに違和感を覚えるも、女性として生きたいわけでもないと思い悩む凛。ゲイというセクシュアリティを自分自身で受け止めることができず、何事にも否定的になり、周囲に嫌がらせをしてしまう輝。転校生のさやかは正義感が強いレズビアン。寡黙な優等生タイプの智史、明るくフェミニンな雰囲気オープンリー・ゲイの虹太、明るく優しい性格が魅力の陽菜。ここにいるのは、自分自身に正直であろうとし、そして誰も傷つけたくないと葛藤するティーンたちばかり。友人への告白(カミングアウト)、初めて見つけた理解者や仲間たち、彼らとの適切な距離を保つことの難しさ、そして常にある自分自身との葛藤。悩んだ末に決断した海外留学。コミック、エッセイ、資料集で、若いLGBTQ+について、知る、学ぶ、応援する1冊。
「死んだ娘と生きた息子のどちらがいいですか?」子供を騙して性転換手術を迫り、親を脅すジェンダー専門家。人生をメチャクチャにされた人々の苦悩。悪だくみがこの国を襲う。立ち上がれ、日本人!
日本古代の史料にはLGBTQの記述がこんなにある!?天皇のお気に入りたちの逸話集&平安初期までの史料を網羅。
学校や職場でどうカミングアウトする?LGBTであることをからかわれたらどう対応?性別適合手術に健康保険は適用される?パートナーと同じ墓に入るための方法は?アウティングされたらどう対処すべき?アセクシュアルの人はパートナーを持てないの?トランスジェンダーは性別変更後に異性と結婚できる?Xジェンダーはホルモン療法を受けてもいい?etc.50の疑問に最新情報を交えて医師がわかりやすく回答!家族・友人・同僚が知りたい情報も満載!当事者が抱えるリアルな悩みにズバリ答えるQ&A事典。LGBTの用語集・全国の自助団体リスト収録。
20人に1人がLGBTといわれるこの時代に、自分の「性」と向き合うということ。6人のティーンが語る、LGBTの心と体の遍歴。
ダイバーシティ経営を実践すると企業価値を向上させる本当のマーケティングが見えてくる!ビジネスに求められる本質的な知識とノウハウをこの一冊にまとめました!
自分の居場所を探す人、誰かの居場所をつくりたい人へ。約40名のLGBT+のインタビューを収録!
学校や教室で、マイノリティの子ども・生徒の生きづらさに共感し、どうかかわっていけばいいか。日本の学校文化のなかで見過ごされてきたマイノリティ問題にとりくんできた現場の教員と長く教育行政にかかわってきた元文科省幹部職員が現状の問題点とこれからの課題を縦横に語りあう。
LGBT当事者とその家族が語った15名の過去・現在・未来ー。男と女の間にいる母、ゲイ3人で暮らす家族、娘が息子になった一家…。