レコード・デビュー35周年を記念して発売されたベスト盤。ファニー・カンパニーのデビュー・シングルの「スウィート・ホーム大阪」から自分で作詞作曲もした新曲の「夜の海」「神の国まで」まで収めた。大ヒットした「セクシャルバイオレットNo.1」のような曲もあるが、日本におけるAORとも言いたくなる趣が感じられて興味深い。
瀧廉太郎の主要な30曲を、平井康三郎が合唱とピアノを加えた弦楽アンサンブルに編曲したアルバム。2曲あるピアノ独奏曲も、ピアノと弦楽アンサンブルの協奏曲風になっている。オリジナルとは違うけれど、洋楽草創期の才人、瀧の音楽を楽しむには最適なアルバムと言える。
ファンのリクエストをもとに企画された初のカヴァー・アルバム。中島みゆきからフレッド・アステアまで、多岐にわたる有名曲を柔らかな彼女の色に染め替えており、語り部による物語に耳を傾けているような気分になる。
数々のシンガー・ソングライターを輩出してきたアマチュア・コンテスト“POPCON”の歴史をたどるシリーズの第6弾。本作は第23〜32回大会までをフィーチャーし、あみんやTOM☆CATらの名曲を収録している。
CMでおなじみ1、4曲目、映画『団塊ボーイズ』イメージ・ソング「情熱 A Go-Go」など、ヒット曲がちりばめられた通算11枚目のアルバム。熱さやせつなさを見事に表現しきるヴォーカル、ユニークな歌詞はもとより、貫禄の演奏力と色あせないバンド感がとことん楽しめる。
2008年に迎える芸能生活35周年を記念した作品集。中高年を笑いの渦に巻き込んだおなじみのヒット・ネタから新ネタまでが、オール新録で楽しめる。巧みな話術に感服だ。
日本歌謡史に燦然と輝くミリオンセラー「待つわ」、名盤『P.S. あなたへ…』やカヴァー・アルバム『メモリアル』、入手困難なトラックを含む全28曲をデジタル・リマスタリングで収録したベスト・アルバム。変わらない感動と岡村孝子の作曲センスに感服しきり。
歌のお姉さん“ううあ”として、NHK教育テレビ『ドレミノテレビ』に出演しているUA。そんな彼女がおなじみの童謡を歌い上げた、子どもにも大人にも聴いてほしいアルバムだ。⇒親子で楽しめるCD・DVD・ブルーレイはこちらをチェック!
レコード・メーカー5社の合同企画による『青春歌年鑑』シリーズ。“戦前編”第3巻となる本作では、軽快な服部良一のメロディによる「バンジョーで唄えば」などのオリジナル音源が2枚組で楽しめる。
話題になっている久しぶりのアルバム(通算5枚目)。とにかく歌詞とメロディ、ヴォーカルとバックのサウンドがぴったり寄り添い、ポップで気持ちがいい。アルバム全体の構成も統一感があるし、バンドの演奏力もかなりのものだと思う。
昭和9年〜12年の流行歌2枚組全40曲。風雲急を告げる時代でありながら、ホノボノとした青春歌謡が多いことに驚く。大正ロマンの残映を引きずった、嵐の前の静けさに浸っていた時代相がうかがえる。とはいえ、耳に残り、口ずさみたくなる楽曲ばかりだ。
年代別のヒット曲を集めた編集盤、こちらは昭和29年と30年の40曲を収録した2枚組。ひばり・チエミ・いづみの三人娘をはじめ、春日八郎、高田浩吉、三橋美智也、島倉千代子、大津美子、宮城まり子、中村メイ子などなど、渋い曲も含めて構成されている。
中学生のための合唱曲集『心のハーモニー』シリーズから厳選された楽曲と新録8曲を含む2枚組アルバム。心に響くきれいなハーモニーが満載で、合唱をやっている人はもちろん、そうでない人にもオススメできる。
昭和26〜28年のモノラル音源集。パリ帰りのシャンソン歌手・高英男の「雪の降る町を」、ビクター都会派歌謡の嚆矢といえる鶴田浩二の「街のサンドイッチマン」など、その後の歌謡史の流れを作った歌も含め、何でもありだった時代の生々しい息づかいだ。
98年に結成以来、インディーズで2枚、メジャーで6枚のアルバムを発表したバンドのこれまでの足跡を2枚に収めた集大成的ベスト盤。デビュー・シングルの「サニー」で重々しく始まり、浮遊感のある映画『アカルイミライ』の主題歌「未来」などラウドなサウンドの中に希望が見える。
レコード・メーカー5社の合同企画による『青春歌年鑑』シリーズ。“戦後編”第5巻となる本作では、島倉千代子による「東京の人よさようなら」や美空ひばりの「港町十三番地」などが2枚組で楽しめる。
2007年のデビュー10周年を機に再始動した、the brilliant greenの初となるベスト・アルバム。「There Will be love there-愛のある場所ー」をはじめ、聴き覚えのあるヒット曲が満載だ。