トヨタ自動車のものづくりは、品質と生産効率の改善が絶え間なく行われ、これに関する考え方・手法・しくみが一体となって構築されている。本書では、これらの手法の1つである、未然防止のためのマネジメント手法GD3(ジー・ディー・キューブと呼ぶ)法について、トヨタ自動車でGD3を自ら開発した著者が、開発にいたる経緯・背景をはじめ、具体的な使い方から適応分野までをはじめて公開する。
日本の都市の美しさとは何か、いかにしてそれをつくるのか。デザイナーはどこに目を配り、何をなすべきか。美しい都市の再生に向けて、8人が語るデザインの作法。
本書は、製品開発の鍵を握る戦略的・組織的課題を体系的に、しかもわかりやすく解説。優れた製品開発を継続して行える組織の条件とは何かを、明らかにする。
絵やデザインは子どもの生活を豊かにし、子どもの心に生きる力を育ててくれます。でも、『じょうず、下手』という昔からの偏った理由で、図工科を苦手とする子どもも多くいます。この本では、一人ひとりの子どものよさを引き出し、自発的に多くの活動をのびのびチャレンジすることの楽しさを紹介し、さらに絵画の道具の上手な使い方や、美術史の中の色や形、光や影の秘密もわかりやすく漫画で解説しました。
本書では、「組織のパワーを引き出し、優れた問題解決に導くためにはどうすればよいか」をテーマに、ファシリテーションという新しい概念を紹介していく。
バブル期には絶賛された日本的経営も、いまや全否定の対象とすらなる。だが大切なのは、日本型組織の本質を維持しつつ、腐った組織に堕さないよう、自ら主体的に思考し実践していくことだ。本書は、流行りのカタカナ組織論とは一線を画し、至極常識的な論理をひとつずつ積み上げて、組織設計をめぐる多くの誤解を解き明かす。また、決断できるトップの不在・「キツネ」の跋扈・ルールの複雑怪奇化等の問題を切り口に、組織の腐り方を分析し対処する指針を示す。自ら考え、自ら担うための組織戦略入門。
ビジネスのあらゆる局面で効果を発揮し、注目を集めるコーチング。多角的にその技法を解説し、親子関係などへの応用法も紹介。
「操作性」「有用性」「魅力性」に関する12のUD原則に基づいた実用書。
1994年、名古屋空港着陸に失敗し大惨事となった中華航空機の墜落事故は、思いがけない操作ミスが原因だった。忘れ物や勘違いなど日常の小さなミスも、交通事故や原発事故など大きな事故の原因となるエラーも、本質的には同じ「失敗」である。ミスをおかしやすい人や組織、環境とはどのようなものなのか。本人の意図に反して自身や周囲に被害を与えてしまう人間の行動(失敗)を「ヒューマンエラー」と位置づけ、多くの事例をあげてそのしくみをわかりやすく解説。対策を考えるためのヒントを提供する。
あなたはひとから嫌い!と言われたら動揺するでしょう?あなたは自分が嫌いなひとからもできれば嫌われたくないでしょう?日常的にふりかかる「嫌い」の現実とその対処法を、家族にとことん嫌われた哲学者が徹底的に考え抜いた。「嫌い」の要因8項を探りあて、自己嫌悪、嫉妬、軽蔑、復讐の本質をみきわめ、“サラッと嫌い合う”技術と効用を解き明かしていくー。豊かな人生を過ごすために、きちんとひとと嫌い合う、「嫌いのバイブル」誕生。
身の回りから拡大するさまざまな空間スケールに、時間、情報の次元をも含め、環境と行動との相互作用から生成される空間デザイン。読者の自己カルテ作成、建物・街の探訪・探索への手引書としても。
20世紀の空間デザインをたいらげる。108のキーワードが縦横無尽に結び付き、20世紀がくっきり見えてくる。歴史はやはり、繰り返される。
遊びのデザインで埋め尽くされた大阪の遊廓建築を細見する。
手にしうる事実からどれだけ多くの「わかること」を引き出すか。「社会科学者のように考える」うえで必要な問いの立て方や議論の進め方を教える、実践的方法論。
「恋のしたたかさにおいて、女は男の比ではない。なにしろ人生がかっているから」「女のさようならは、命がけで言う。後戻りできないくらい強くはっきりと言う。それは新しい自分を発見するための意地である」-。恋愛、結婚、別れ、不倫、仕事、ファッション、ダイエット…。「私は何回生まれかわっても、いつも女に生まれてきたい」と語る著者が、小説やエッセイに残してきた宝石のような言葉を厳選収録。輝く人生を送りたい女性のための珠玉のフレーズ・セレクション。