ロストウ、ライシャワー、ベラーから、ネグリとハート、ファーガソンにいたる系譜を分析し、アメリカ対「異質な社会」の衝突にいたる、歴史的な経緯と問題を理解する鍵を提供する書である。
中世の終わりに登場した戦国大名が自らの力で領国をつくり上げ、幕府や守護といった古い権威から自立して新しい地域支配を行う。このような教科書的な戦国時代像は、じつは「戦国大名」とは何かという判別基準からして曖昧なままに積み上げられてきたもので、近年の研究の深化により多方面から問い直されつつある。本書は、戦国大名という概念を疑うことなく構築されてきた従来の研究に対し、戦国期の守護を軸にすえて多様な権力秩序の展開の様相をさぐったものであり、戦国期守護論を提示して当該期の権力論の再構築を目指す。
ラテン語を親に持つ兄弟ともいえるフランス語、スペイン語、イタリア語。共通点と違いを味わいながら楽しく学びましょう!
われわれは身体経験や知覚経験を通して世界を有意味な状況の類型に概念化し構造化する。本巻では日英語の慣習化された代表的な構文を取り上げ、その根底にどのような事象構造の概念型が張りついているか、その対応関係を掘り起こし、同時に日英語の異同を見極めることがその眼目である。
リーディングセクションで高得点を取るために必須のルールと演習問題をコンパクトにまとめました。ルールは各パートの設問形式に沿って厳選し、例題とともに示されます。演習はミニ模試形式で14回。1回10分程度で解答できます。
20世紀の戦火に見舞われた世界遺産都市は、いかにして「復活」を遂げたのか?「アドリア海の真珠」と称えられ、中世に地中海交易都市として栄えたドゥブロヴニク(現クロアチア共和国)は、ユーゴ紛争の激戦地ともなった。都市社会学の視点からその歴史的変遷をたどり、現代社会に通底する「都市と戦争」の関係を紐解く。
to不定詞とか現在完了とか動名詞とか過去分詞とか…英語負け組の最大の難所を完全にクリアする!
空海が「文は顕密を括り、義は諸乗を呑む」と評して重視した密典守護国界主陀羅尼経の斬新な訳註。
英語リーディング力をつけるには「単語力」と「英文分析力」が必須です。英文の構造を理解し、本書の「10の法則」で、長文を速く正確に読めるようになります!
日本語も英語も、人と人が世界を共有していくために生まれました。それがなぜ違うものになったか、をたどると、それぞれのことばのしくみが見えてきます。発達心理学から学ぶ英語攻略法!
英文法書では扱われていないが英米人が日常よく使っている話すための生きた英文法。
日中両国の理論言語学者による新たな交流から生まれたシリーズ第二巻。一般言語学に寄与し得る学術的提言を目指した、最新の研究成果がここに。
本書では、中学英語の基礎文法をベースに、「日本語文を聞く」→「英語を口にしてみる」のトレーニングを繰り返すことで、まずシンプルな英語を話せるようになることを目指します。「基礎的な文法は学んだけど、なかなか英語が口から出てこない人」「スピーキング対策に何をすればいいか悩んでいる人」「英語は苦手だけど、旅行先などで簡単な英語を話してみたい!という人」におすすめの1冊です。
私たちが何気なく操ることばは、非常に身近なものであり、日頃はそれほど意識されない存在である。しかし、ことばによって生み出される文法現象を詳しく調べてみると、驚くほど整然とした法則性に支配されていることがわかる。本書では、日本語で観察されるいくつかの文法現象を取り上げ、そこに潜む法則性の探求を通じて、言語のメカニズムを解き明かし、日本語の本質に迫っていく。
本書は、和文英訳の基本文から、実際に使われている文までの英訳を扱い、その要点を提供します。まず、日本語の考え方・表し方と、英語の考え方・表し方の違いを明らかにして始めます。英訳の例文は、1文から、英文の文脈の中に示す1〜2文も扱います。前後の英文を示すのは、適切な訳にするためには、周りの文脈を尊重することが大切なので、文脈重視に慣れることの練習です。初めて取り組む方にも、すでに英訳に慣れている方にも、また、繰り返して練習する方にも役立つテキストです。