国は守ってくれない!自ら考え行動する!今後起き得る地震についての知識や、緊急時の対処法などを紹介。
グラッときたとき、瞬時に逃げ込む安全な場所を完全網羅。あなたの「生存率」がわかるチェックシートつき。阪神・淡路大震災の惨状を目の当たりにした著者が災害危機管理の重要性をアドバイス。
天下統一の前後、豊臣秀吉は大地震に襲われた。大坂に逃げ帰った天正地震、城が倒壊した伏見地震ー。しかしこれは遠い昔のことではない。大地震が続いた秀吉の時代と同じく、私たちも、活断層が活発な「内陸地震の時代」に生きているのだ。「地震考古学」で読み解く、大地に刻まれた「地震」と「人間」の歴史。
耐震補強してたのに震災で、壊れた。法定の耐震基準を満たしていたビルやマンションが、取り壊しまでせざるを得なかったのはなぜか。「不確かな地震予測」をもとに、「不確かな計算」で安全性を確認していること。そして、経年劣化し揺れで崩壊する鉄筋コンクリートを放置していること。本書は、こうした現代の防災の問題を深くえぐる。
災害看護には、災害に関する看護独自の知識・技術が求められる。著者自身の災害体験に即してまとめた実践的な書。災害対応の原則、トリアージ、応急処置法、災害の基礎知識がよくわかる。
本書が対象としている範囲は、地盤中の波動伝播、地盤の変形・破壊現象に関する基礎理論やモデル化、さらに地盤震動、液状化、斜面崩壊に関わる理論・実験・解析に及んでいる。従来の力の釣り合いの見方だけでなく、エネルギー的視点を含め、地震時の地盤挙動メカニズムに関する広範な現象を理解する道筋に、新たな方向性を提案。
30年におよぶ地震予知の取り組みの成果をどう見ればいいのだろうか。過去の地震データの解析から予知の可能性を探り、極端な楽観や悲観に流されることなく、今後も着実につづけていくことの大切さを具体的に論じる。長期予測・短期予知の方法をしめし、さらに東海地震の予想、警戒宣言一本やりでない注意報の必要性についても提言。
液状化現象のメカニズムの初歩から液状化評価のための地盤調査方法、液状化解析技術や対策工法までを解説。
正体不明の“つなみ”が、悲しみだけを残していったー生々しい体感、慟哭と彷徨の日々、絶望から再起への想い。人類史上に残る千年災害の全体像、その広さと深さに迫る。
火山帯・地震多発地帯の上に乗っている日本列島。自然災害の中でも、地震・津波および火山噴火による災害は被害の規模も大きく、人びとの関心はとりわけ高い。本書では、東京大学地震研究所の監修のもと、3大災害についてわかりやすく解説する。平易な文章と多彩なフルカラー図版で、地震・津波と火山のメカニズムや過去の被害、未来予測や対策など、基本から研究の最前線までわかる1冊。コラムや資料も充実の、地震・津波・火山の解説本の決定版。
富士山、蔵王、霧島連山、南海トラフ、首都直下型…御嶽山噴火を2013年に予測していた木村理論が警告する「3つ」の危険エリアとは!注目の木村理論が日本列島を漏れ無く総点検!
鉄筋コンクリート構造物を対象として、耐震設計に必要となる基本技術、性能設計法、地震リスクを解説。耐震工学は多くの技術要素から成り立つが、豊富な図面・表、実際の震災例や構造実験、模型の写真を用いることによりわかりやすく解説。また、多くの数値シミュレーション例により耐震解析の実際を示すとともに性能設計法に準拠する示方書/ガイドラインの要点を明解にまとめています。
一〇〇年から一五〇年のサイクルで日本を襲う、阪神淡路大震災をはるかにこえる巨大地震。中世社会は、巨大地震にどう立ち向かったか。難波浦の津波による被害など未曾有の被害の実態に迫り、現代社会に警鐘を鳴らす。