定年退職者、地域で活動する人々への取材で見聞した多彩な実例を公開。前著『定年後』よりさらに踏み込んだ具体的ヒントを明かす。
本著は、今後の英語教育を見据え、どのような状況においても言語習得の基本となる本質的な点を押さえた小学校英語の手引きとなっている。世界における英語の位置づけ(第1章)、学習者の視点から考える外国語学習(第2章)、教師の視点から注目すべき指導法(第3章)、小学校英語での評価の在り方と実践(第4章)、英語の言語要素と子どもの言語発達との関係(第5章)について論じ、コラムや指導計画案も紹介している。
目次
まえがき
第1章 「なぜ英語なのか?」─歴史的・国際社会的観点から─
第2章 子どもの学び─学習者の視点から─
第3章 小学校での英語学習─指導者の視点から─
第4章 小学校英語における学びの評価
第5章 小学校英語の役割─小中高連携の大きな流れの中で─
参考文献
索引
叔父から預かった封筒を約束の相手に渡した途端、贈賄の現行犯で逮捕された竹内智彦。なんとか釈放されたものの会社をクビになり、肝心の叔父は行方不明に。途方に暮れる智彦の前に現れたのは胡散臭い私立探偵・鮎川賢。しかも逮捕現場にいた美女が鮎川の変装だったとわかり不審感は更に増すが、共に叔父を探すうち鮎川のペースに引き込まれ!?-。
ーー中国共産党支配を支える制度はどのように形成され、持続、変化してきたのか?
現代の中国政治を構成する具体的な制度の変化に焦点を当て、
歴史的要因を重視しながらそれらを読み解くことで、
現代中国政治の現状を理解し、将来を展望する一冊。
序章 現代中国政治研究と歴史的制度論(林 載桓)
<b>第1部 国家ーー包容と強制</b>
第1章 民主的制度の包容機能
ーー人代改革の起源と持続(加茂具樹)
第2章 現代中国の刑事司法制度と「厳打」
ーー起源、経路依存、制度進化(金野 純)
<b>第2部 エリート政治</b>
第3章 「集団領導制」の制度分析
ーー権威主義体制、制度、時間(林 載桓)
第4章 領導小組の制度変化
ーー中国の政策決定における半公式制度の機能の重層化(山口信治)
第5章 中国の幹部選抜任用制度をめぐる政治(高原明生)
<b>第3部 中央・地方関係と経済</b>
第6章 香港の民主化問題の「時間の政治学(ポリティクス・イン・タイム)」
ーー選挙制度形成の歴史と今後の見通し(倉田 徹)
第7章 中国経済の制度的背景
ーー分散的権威主義体制下の自生的秩序(梶谷 懐)
おわりに
索 引
執筆者紹介
辻 彩奈/シベリウス:ヴァイオリン協奏曲〜ライヴ・イン・モントリオール
2016年モントリオール国際コンクールにて日本人として初の優勝。誰もがその実力を認め、国際的に大きな活躍が期待されるヴァイオリニスト、辻 彩奈の待望のメジャー・デビュー・アルバム。同コンクール決勝での、気迫にあふれる『シベリウス:ヴァイオリン協奏曲』! それまでのセミ・ファイナルとクォーターファイナルの演奏も収録したもので、会場の熱気がダイレクトに伝わってくる、感動の一枚。(輸入元情報)
【収録情報】
1. シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47
2. サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調 Op.28(ビゼー編/フランチェスカッティ版)
3. ストラヴィンスキー:協奏的二重奏曲
辻 彩奈(ヴァイオリン)
ジャンカルロ・ゲレロ指揮、モントリオール交響楽団(1)
フィリップ・チウ(ピアノ:2,3)
ライヴ録音:
2016年5月31日、メゾン・サンフォニーク・ド・モントリオール(1)
2016年5月24日、モントリオール美術館、サル・ブージー(2)
2016年5月27日、モントリオール美術館、サル・ブージー(3)
【プロフィール】
1997年岐阜県大垣市生まれ。
2009年第63回全日本学生音楽コンクールヴァイオリン部門小学校の部全国大会第1位。
2013年第82回日本音楽コンクールヴァイオリン部門第2位。2015年第11回ソウル国際音楽コンクール第2位(最高位)。
2016年モントリオール国際音楽コンクール第1位、併せて5つの特別賞を受賞。
これまでに、チェコフィルハーモニー室内合奏団、セジョン・ソロイスツ(韓国)、モントリオール交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、中部フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、大阪交響楽団、東京シティフィルハーモニック管弦楽団、横浜シンフォニエッタなどと共演。
2015年度より公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生。現在、東京音楽大学に特別特待奨学生として在学中。
これまでに、小林健次、矢口十詩子、中澤きみ子、小栗まち絵、原田幸一郎の各氏に師事。使用楽器は、NPO法人イエローエンジェルより貸与されている1716年製Joseph Guarneri del Gesu“Serdet”。
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38年間この競技を見続けてきた生粋のスケートファンである著者がスポーツライターでは絶対に描かないであろう視点で、「羽生の演技の何がどう素晴らしいか」を表現、技術の両面から徹底的に分析する!
中国の統治の末端を担う基層幹部は、国家と民衆のはざまで、どのような役割を果たしてきたのか?
中国共産党の統治が続いてきたのはなぜか?
支配の末端を担う基層幹部の役割に焦点をあて、現代への連続性を探る試み。
はじめに (小嶋華津子)
序章 現代中国における基層幹部の概要(磯部靖)
第1部 農村社会の基層幹部
第1章 集団農業体制下の農村幹部ーー中国農村におけるプリンシパル・エージェント関係の変容(中兼和津次)
第2章 「農村整風」と基層幹部の行動変容ーー「大飢饉」の前奏:1957〜58年(角崎信也)
第3章 「交叉地帯」と基層幹部(田原史起)
第2部 都市社会の基層幹部
第4章 中華人民共和国における公安・司法・検察機関の接収と再編ーー基層幹部の動態に注目して:1949〜53 年(有澤雄毅)
第5章 下層の動員ーー政治統合と里弄の変容(張済順)
第6章 工場における大躍進運動の展開と幹部ーー上海の紡績工場を事例として:1957-59 年(鄭浩瀾)
第7章 食糧難下における工場幹部の行動様式ーー1950年代末〜60年代前半期(小嶋華津子)
第3部 「統一戦線工作」と基層幹部
第8章 基層幹部からみた宗教管理(上野正弥)
第9章 新疆ウイグル自治区「訪恵聚」活動にみる基層幹部の動態分析(星野昌裕)
あなたの問題は、親から自分自身、そして子どもの未来へと連鎖している。いじめ、ひきこもり、不登校、自殺、アダルトチルドレン、拭えない寂しさ、未成熟な大人…。原因を追求すると、必ず育った環境や受けた教育、親の問題へとたどりつく。
中林美香、37歳。日東テレビ報道記者から転身した、1回生の民自党参議院議員だ。彼女のもとに、衆議院小選挙区への鞍替え依頼が舞い込む。辛くも激戦区で勝利するも、次々とトラブルが押し寄せる。警護するのはSP真木洋子。前総理・安藤真太郎、古手川涼子都知事など、錚々たる政治家が蠢くなか、記者出身の美香は女性総理になれるのか!?
生きる感覚・情緒のおもしろき、日常の愉しみ、しずかなやすらい、“なせぬ”ものからうまれるしなやかなたしかさ。「ぼく」が“自分”(自ずから分かる)になる近代思考から脱する“好み”の情緒資本の響き。初めての、趣くがままのエッセイ!