『私と一緒に死んでくれる?』雨の降る夜、22歳の介護福祉士カオリが受信したメール。それは、高校時代のメル友ナオからのものだった。カオリはナオのもとへ駆けつけるが、彼女はすでに首筋を切り自殺している。数日後、ナオの葬式で再会したメル友たちは皆同じメールを受け取っていた。それも、彼女が死亡した時間よりも後に。やがて一人また一人とまるで死霊に呼ばれるかのように殺されてゆく。そして、カオリの携帯電話は再びメールを受信した…鬼才・椙本孝思による戦慄のホラーミステリー。
元気のある企業の活力の源を、いままでになかった新しい手法で探る会社論。大好評『ソニーの法則』に続く第2弾は、21世紀の日本経済をリードする巨大企業『トヨタ』。合言葉は“テンポアップ”。さらに無駄をなくせ。車の本質を見直せ。変わらないことは悪いことだ。“モビリティ企業”に転身せよ。先頭を走れ!私がトヨタを変える。時流に先んずべし。経営8方式をもとに、若手からトップまで、社員30人のインタビューからトヨタの実像に迫り、企業ビッグバンで激変する21世紀に生き残る企業像を探る。
家電量販店に勤める土田は通っているチャットルームのオフ会に参加した。初対面のメンバー6人と楽しく飲み交わしたその数日後、チャットルームには“インターネットの亡霊”を名乗る者が現れる。“亡霊”は12年前の復讐と語り、チャットで予告したメンバーを一人また一人、猟奇的な方法で殺害してゆく。土田は姿なき亡霊の正体を追ううちに記憶の底に閉じ込めていた中学時代の凄惨な事件に行き当たった。-残り少なくなるメンバー同士の意外な関係が明らかになり…。
「お前たちは島から生きて出られない」-突如送られてきた動画メールの中、『5年後の未来』にいるという『ミイラ男』がそう宣言した。廃墟の島『矢郷島』でのロケ中に、TV番組の出演者とスタッフたちを襲う死の恐怖。誰が殺しているのか。なぜ殺されるのか。一体この島で何が起きているのか。仲間たちに疑念がはびこり、信頼関係は次第に崩されていく…異色ホラーミステリー。
遠い日の故郷福井の想い出、奉公先での読書と夜学で出会った恩師、愚かしい戦争と「東洋」の消滅、数万片の甲骨資料のトレースと、ガリ版刷りの日々-自ら綴った生い立ちと、各界著名人との対談から、白川静の学問と人生が浮き彫りになる。九十歳を記念して刊行された魅力あふれる一冊。
同窓会に出席した相葉俊秋達、香坂南小学校六年二組の面々は、15年前に埋めたタイムカプセルを開封した。その数日後ークラスメイトの一人が刺殺体となって発見される。残されたクラスメイト達は、必死で真相を追うが、一人、また一人、と次々に殺されていった。犯人は誰か?そして動機は何か?事件が進むにつれ、呼び起こされる様々な記憶。真実はその中に隠されていた…鬼才・椙本孝思が放つ異色の記憶ミステリー。
なぜ人は学ばねばならないのか。人はどう生きるべきか。益軒の豊富な人生経験を踏まえて書き綴られた本書『慎思録』は、説得力に富み、味わい深い。人生の岐路に立たされたとき、そして、よりよく生きるために人は何をなすべきかを懇切丁寧に説く。今日の日本人がわすれがちな正義・信義・真実・正直・誠実など、現代にも通じる二百四十二の生き方を、原文と口語訳で平易に解説した実践的教訓書。
マーケットを動かしているのは顧客の気分だ。理屈、論理が先行していても、結局は感性、情緒で買うことになる。この顧客の一見とらえどころがない情緒に、どのように動機づけするかー気分をとらえるマーケティング・アクションとは何か。物の消費を超えて情報とサービスの消費に入った今日、気分という非論理に、論理性、着眼点、具体的ノウハウを与える。
「お前たちは島から生きて出られない」-廃墟の島『矢郷島』でのロケ中、突如送られてきた動画メール。『5年後の未来』にいるという『ミイラ男』が、ロケ参加者9名が皆殺しにされると予言する。やがてその言葉通り、出演者、スタッフが次々と殺されていく。誰が殺しているのか。なぜ殺されるのか。一体この島で何が起きているのか。息つく暇もない展開、予想だにしない衝撃の結末!異色ホラーミステリー。
歴史認識の違い、経済協力の緊密化、安全保障のあり方など複雑に絡み合う東アジアの国際関係。そのなかで急速に台頭し大国化する中国と、世界はどのように向きあうのか、陰りが見えているかのような日米同盟の未来をどう考えるのかー。従来の2国間関係に限定したアプローチではなく、日米中3国間関係の視点から現状と課題を明確化し、今後の協力と協調へ向けて提言する。日米中各国の第一線の研究者による分析を収めたアクチュアルな論文集。
愛国者か裏切り者か?有名な「反日」活動家である著者は、「事実に基づいて、客観的に日本を見よう」と訴えるや、「中国最大の漢奸(国賊)」と呼ばれることになるー真の日中友好を目指し、彼は現在も活動を続けている。尖閣諸島問題はじめ「反日」運動の実態を語り、中国国内で出版を拒否された衝撃の告白書。
「東京オリンピックを中止しろ、さもなくば新国立競技場を爆破する。」
という犯行声明とともに爆破された札幌時計台。「死の聖火ランナー」のごとく徐々に新国立競技場に迫りながら各地の五輪会場で爆発事故が発生。警視庁捜査一課の足利義松と阿桜藍花は犯人を追い、列島を疾走する!
先の時代の賢人たちが残してくれた、生きるための教訓に寄せる思いが今、数千の時空を超えて蘇る。
三陸海岸で連続殺人事件発生!事件の背後に潜むのは義経北行伝説の謎か?推理特別書下ろし。
ジンギスカンの秘宝が、中国北辺に流れついた男たちの暗い野望を煽る。新伝奇の名作として知られる表題作、天明期、シベリア探険を試みた日本人の異常凄絶な最期、中国紅軍に参加したドイツ人の酸鼻を極めた体験奇譚など、虚実ないまぜ、異境での人間の孤独な夢と暗い情熱を描く七編は、妖しいまでの魔力で読者を異次元世界へ誘う。幻想と幽闇の彼方に燦然と屹立する小栗伝奇ワールドの巨峰。
「アジア」の回顧と展望。日本をはじめ、アジア諸国の歴史とフィールドワークを通じて、アジア的価値の「虚」と「実」に迫る。
本書は大嘗祭はもちろん、剣璽渡御儀礼・即位式といった広義の即位儀礼をとりあげることにより、桓武・平城朝における即位儀礼の儀式的意味と歴史的意義を明らかにする。さらに資料篇として古代即位儀礼史料年表、新嘗祭・大嘗祭関係文献目録(昭和20年〜平成10年)を収載し、巻末には索引を付す。
女性だからこそ広がる選択肢。20代、30代のキャリアデザインが人生を決める。