後手に回ったコロナ対応とFAXで行われたデータ集計ーー。コロナ対応で露呈した行政インフラの不備とテレワークの限界。かつて世界をリードした技術大国の日本が、この20年間にIT後進国に転落していたという事実を多角的に検証する。
働き方改革やリモートワークの進展により、人事マネジメントはここ数年、大きく変化しています。キャリアの考え方や採用についても、新しいコンセプトが次々に登場しています。本書は、重要なキーワードを厳選し、1項目見開き2ページでコンパクトに解説しました。著者はリクルートマネジメントソリューションズで、各企業へのアドバイスや働き方についての研究を行ってきた専門家たちです。「1on1」「OKRとノーレーティング」「働き方改革」といった新しいキーワードから、「採用面接」「OJTとOff-JT」などの定番用語までを幅広く網羅しています。最新の心理学やキャリア研究の知見などを取り入れつつ、実務に役立つポイントを押さえました。人事・採用担当者はもちろん、現場のマネジメントに携わる方々も読んでおきたい1冊です。
“比較”であぶりだす建築史の実験。“パルテノン”から『2001年宇宙の旅』まで早稲田大学の人気講義をまるごと収録。「実況・建築史シリーズ」待望の第2弾!
合格に必要な知識をていねいに解説した王道テキスト。よく出る重要な箇所が「ココが出た!」で一目でわかる。項目ごとに「理解度チェック一問一答」を掲載。
保育士試験の2日目の科目を完全解説。豊富な図表とわかりやすい文章で無理なく学べます。随所に「○×式一問一答問題」を掲載。自分の理解度がすぐに確認できます。
コロナ禍によりキャンパスでの活動が抑制された2020年春以降、大学生はこれまでとは異なった学生生活を余儀なくされた。このような中で大学生はどのように学んでいたのだろうか。本書は、大学教育学会の研究プロジェクトとして2020年秋に実施した「『コロナ禍における学生の学び』の質的調査」の結果についてプロジェクトメンバーがそれぞれの視点から丁寧に分析することで、学生の生の声を掬ったものである。ポストコロナの大学生活の実態を幅広い読者と共有するとともに、学生に寄り添った対応を模索する各大学の参考にされたい。
はじめに
第1章 本書のねらいーコロナ禍における大学生の学びプロジェクトの背景と
趣旨ー
第2章 「コロナ禍における学生の学び」の質的調査の概要
第3章 コロナ禍における授業課題ー学生の捉え方・対処法と大学教育への示 唆ー
第4章 コロナ禍下の授業における質問行動
第5章 “ ゼミ” の遠隔化が人間関係に与えた影響
第6章 コロナ禍におけるオンライン授業:本当に学んでいたのか
第7章 コロナ禍におけるオンライン授業:続けるべきか
第8章 コロナ禍における学生の友人関係とコミュニケーション
第9章 コロナ禍における学生のキャリアイメージ
第10章 コロナ禍における授業経験の真意─体験と本音をどう引き出すのか─
第11章 コロナ禍で戸惑い立ち向かう大学生
第12章 「コロナ禍における学生の学び」の質的調査座談会
第13章 「コロナ禍における学生の学び」に関する混合研究
第14章 本書のまとめ「コロナ禍と学び」
参考資料1
参考資料2
参考資料3
参考資料4
おわりに
執筆者一覧
女子会で話題にあがる、生理についての悩みや、パートナーとのセックス事情……。そんな性にまつわる気になるあれこれに、カリスマ産婦人科医が回答。最新医学の見地から、オトナ女子が自分のからだを大事にできるようになるための性教育を展開する。
本書は、「モンテッソーリ園や学校に通わなくても、家庭でモンテッソーリ教育を実践できる」と、世界中で人気の本の待望の翻訳書です。モンテッソーリ教育を誰にでも理解できるように、モンテッソーリの基礎となる重要な原則を簡潔に説明しています。
モンテッソーリのメソッドは人気を集めていますが、それには理由があります。好奇心、自立心、尊敬心などの人として大切な価値観に焦点を当てているからです。
調査によると、モンテッソーリ教育を受けた子どもたちは、穏やかで自信に満ち溢れ、知的であることがわかっています。そして、責任感が強く、社会性を持ち、感情豊かな大人へと成長します。
モンテッソーリ園や学校に通っていなくても、家族がモンテッソーリの原則に基づいて生活することは可能です。本書には、遊びの時間、食事の時間、宿題の時間、就寝時など、子どもと関わる時間に、親がその場で何をして、何を言うべきかが書かれています。スクリーンタイムの管理や金銭教育などの新しい子育てスキルも学べます。
本書は、ほとんどの親が子育ての哲学を完全に受け入れるために生活を一新する時間とリソースを持っていないことを認識しているモンテッソーリの本です。その代わりに、その場で効果を発揮する実践的な指導を示しています。
子どもにモンテッソーリ教育を取り入れるのに遅すぎるということはありません。本書は日本では珍しい18歳までを対象としたモンテッソーリ教育の本ですが、何歳になってもモンテッソーリの原理を適用し、人生をよい方向へ変えることができます。誰もが毎日、モンテッソーリの魔法のような瞬間を作り出すことができるのです。
〈本書の特徴〉
●尊敬、自由、好奇心、創造性、責任など、モンテッソーリの原則を明確かつ簡潔に説明。
●モンテッソーリの原則を日常生活にどのように適用するかを示している。朝の準備、子どもの送迎、遊びの時間、食事の時間、宿題の時間、寝る時間など。
●モンテッソーリに慣れていない学齢期の子どもにモンテッソーリのテクニックを適用する方法を示し、子どもの成長に合わせてテクニックを柔軟に発展させていく方法を説明している。
●訳者にベストセラー『自分でできる子に育つほめ方叱り方』の著者である島村華子先生、日本語版監修者に日本のモンテッソーリ教育の第一人者のモンテッソーリ ラ・パーチェ トレーニングコース代表、吉祥寺こどもの家園長の百枝義雄先生をむかえた。
合格に必要な知識をていねいに解説した王道テキスト。よく出る重要な箇所が「ココが出た!」で一目でわかる。項目ごとに「理解度チェック一問一答」を掲載。
これからのマネジャーに必要なのは「協働する力」だ。TCS:人間性尊重の職場づくり。TJI:効果的な教え方。TPS:質を高める標準化と改善。必須の「3つの技能」公開。
ロングセラー企画『大学4年間シリーズ』。中でも一番人気の「経済学」本。本書は、その経済学の「実戦編」となる。
「実戦」の場として経済政策を取り上げ、政策を通じて現代の社会経済の理解を深めることを目的とした本書。新型コロナウィルス感染拡大では、世界のどの国でも経済政策が社会経済を支えた点で、経済政策は私たちにも大変身近になった。経済政策はダイナミックに生きた素材なのだ。デフレ、円安、格差、雇用…等、日本を中心に、現代社会が抱える課題とそれに対する経済政策を見ることで、経済学がビジネスの現場でどう生かされているのかを理解する。学生、就活生はもちろん、ビジネスマンも必読の一冊。
■第1部 経済政策の基礎 1章 経済政策の基礎/2章 経済政策の手法
■第2部 マクロ経済政策 3章 戦後経済政策の変遷/4章 最近の経済財政政策/5章 国際経済
■第3部 ミクロ経済政策 6章 労働・教育政策/7章 成長につながる再分配政策/8章 規模の経済性とインフラ政策
9章 外部性/公共財と地球温暖化対策/10章 情報の非対称性と医療政策 /11章 競争政策
子どもを守るために、まずはおとなが知る!
「子どもの行動範囲が広がってきて成長を感じる一方、心配…」
「性教育に対してどうしても抵抗がある...」
「気にはなっているけど、何から始めたらいいかわからない…」
そんなママ・パパ必読!
いま世界で学ばれている「包括的性教育」は、
多様性や人権を軸に、自分や相手を大切にすることからスタートします。
子どもが幼い頃から自分で自分の身を守り、
自分らしくハッピーに生きていくために、親が日常でできることとは?
ユネスコ「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」の翻訳者である浅井春夫先生監修のもと、
性教育のイメージががらりと変わる新しい視点で、
おさえておきたい最初の30項目をお伝えします。
●子どもが「自分のからだは自分だけのからだ」と知るために
→3歳頃から自分のからだを自分で洗う習慣をつける
●子どもが嫌なことに対し「NO!」と言えるようになるために
→親子で日頃から快・不快の気持ちを言葉にして伝え合う
●子どもが「性別に関わらずみんな平等」と知るために
→親がジェンダーに縛られず、選択の自由を子どもに与える など
日本で性を語ることはタブー視されがちですが、海外に目を向けてみると、実は当たり前に性教育が行われています。
効率的な節税や投資のために「お金」を学ぶことが必要なように、男女が円滑にコミュニケーションを取り、楽しく付き合うために「性教育」を学ぶことは大切です。
よく「なんでそんな行動を取るの!」「全然わかってくれない!」といった悩みの声を聞きますが、それはお互いが相手の「性」を知らないから。
反対に、「性」を知れば相手の言動や行動がわかり、男女がすれ違うことがなくなり、より楽しい人生が歩めるでしょう。
ただ、性の悩みはなかなか人に聞くこともできませんし、その悩みが自分の中でどんどん大きくなりがちです。
でも大丈夫、本書では、YouTubeで18万人の登録者を持ち、充実した性教育を受けてきた瀧本いち華が正しい性知識を紹介します。
何歳になっても人生を思いきり楽しめる!
ぜひ本書を読んで、日常生活で実践してみてください。
第1章 男性の「性」を知ろう
第2章 女性の「性」を知ろう
第3章 男女のコミュニケーションですれ違わないために
第4章 お互いが気持ちいい性交をしよう
第5章 大人になったら絶対に知るべき感染症の話
第6章 年齢で性を諦めるのはまだ早い
日本語の中にどっぷりと浸かってきた私たちは、ほとんど意識することもありませんが、これほど変わった言語など、いったい世界のどこにあるというのでしょうか。(…)
使用する言語が何語であるかによって、その人の感性も知性も、そこに形成される思考もすべてが大きく変わってきます。そうした次第は、第一章からすぐさまお話ししてゆくつもりですが、いずれにしても、言語が私たちにとってどれほど重要なものであり、それに関する知見を深め、それに習熟することがどれほど大切であるのか、このことを本書の全体から感じとっていただければ幸いです。
それについては、昨今の「ChatGPT」など「生成AI」の発達により、やがて各言語間の障壁もなくなり、文章の作成もおまかせできるようになるだろうとバラ色の未来を考える向きもあるようですが、それはとんでもない思い違いというもの。もちろん、こうした新しいツール類にはいろいろと便利な使用法があり、時にAIから表現を学ぶこともあるでしょうが、つまるところ、文章をおまかせにすれば、思考そのものをおまかせすることになり、結局は「自分の頭で考えない」クセをつけることになるでしょう。すでにして自力で「考える」まえにネットで「検索する」ことを身につけてしまった現代人にとって、「おまかせ」は「思考停止」の終着点でしかありません。
さて、そうならないためにも、私たちはまずもって、思考と言語とがどのように関係しているのか、そのあたりのことを明らかにしておかねばなりませんね。では早速、言語について問うことから始めましょう。
プロローグ「日本語はおもしろい」より
プロローグ 日本語はおもしろい
第一章 日本語が見せる世界とは
第二章 日本語はほのめかす
第三章 日本語は惑わせる
第四章 日本語は拡張する
第五章 日本語は交雑する
第六章 日本語はつねに顔つきを変える
第七章 日本語の未来に向けて
エピローグ 「感情的な日本語」とは何か?
東大合格ランキングで上位を占める一方、「男尊女卑」「セクハラ体質」と批判され、「ホモソーシャル」の巣窟ともみなされがちな男子校。ただし全国に2%しか存在せず、その内実を知るひとは少ない。独自アンケートをふまえ、男子校で始まっている先駆的な「包括的性教育」をルポ。92%の高校が共学なのにいつまでも男女差別がなくならない日本社会の謎に迫る。これからの時代に重要なのは、グローバル教育やSTEAM教育よりも性教育!
第1章 男子校のアキレス腱
第2章 ニッポンの性教育の現在地
第3章 工夫を凝らした包括的性教育
第4章 部分的に男子校を共学化する
第5章 世間の反応に見えるバイアス
第6章 共学校に潜む男子校の亡霊
「記録された情報」「文献となった情報」の生産・流通・利用について、英米の代表的な論文を集め、情報学研究の理論的基礎を明示する。
ここ数年、サリン事件、薬害エイズ問題など、科学技術と社会の相互関係の再考を求める事件・事故が相次いでいる。そして、科学技術は社会から孤立するのではなく、企業活動、教育、環境問題など、さまざまな社会活動と密接な関係を持つべきであるという市民からの期待が高まっている。科学技術は社会との関連においてどのような姿であるべきか。また科学技術を含む知的な生産活動のスタイルはどうあるべきか。本書では、新しいコンセプト『モード』を導入することで総合的観点から考えてゆく。