1940年から1年がかりのアメリカ横断旅行に出かけ、実利優先社会のここには信仰、情熱で作られた不朽の記念碑などどこにもない、と闊達に綴った先見的文明批評。
発案した『飛ぶ』魔法の実験のため、エヴィ殿下のエスコートで王宮を訪れたファラーラの前に現われたのは、お邪魔虫のサラ・トルヴィーニ!彼女をきっぱり断ってくれた殿下に胸キュンしている間もなく、ラスボスである王妃様がさらに立ちはだかる。「弁えなさい」と言われても、売られたケンカは買うわよ! だって私、ファラーラ・ファッジンですもの!面白さが止まらない!! 進撃の第10巻!
黒い本をいつも手放さない小5の少年慎。人当たりが良く誰とも話す彼だけど、人が心に「魔」を宿したのを感じると、抗えない眠りに落ち、悪夢を見る。そしてその時恐ろしいことが現実世界でも起こり…!?
幽霊伯爵の17人目の花嫁の最強新婚生活!
最愛の夫であり優秀な墓守である夫ジェイクとともに、にぎやかな幽霊たちに囲まれたコルドン伯爵家で、相変わらず仲の良い暮らしを送っていたサアラ。
そんなある日、ジェイクのもとに匿名の手紙が届けられる。そこには、同じ墓守の家系であるランカスタン伯爵家で殺人事件が起こり、禁術で悪霊に変えられた死者が屋敷に閉じ込めている…という信じがたい内容が記されていた。
手紙の真偽を確かめるため、ジェイクの指示でエリオスが調査に向かうが、兄を追って、まだ幼い娘リオンが家出してしまう。サアラとジェイクはリオンを連れ戻すため、夫婦揃って旅立つことに。
ランカスタン伯爵領に着いたサアラは、何かを隠している様子の領主を疑いもせず、屋敷に漂う奇妙な気配も気にしないジェイクに、だんだんと苛立ちが募りはじめる。ジェイクの抱擁を思わず拒絶してしまい、自分の態度に衝撃を受けるサアラ。もしかして…これが世に言う夫婦の倦怠期ーー!?
あれから5年。予測不能な夫婦に最大の危機? 大人気シリーズ、ファン待望の新エピソードが登場!
“世界中の大量殺人の裏には、人を操るゲームマスターという異能者が潜んでいる”警視庁生活安全部の女刑事鷲尾の話を、国立署の晴山旭は一笑に付した。米軍の銃器横流し事件を単独で追う彼にはあまりに荒唐無稽な話だった。だが、参考人の事情聴取に訪ねた高校の校舎から突然、銃声が!階段を駆け上った晴山を凄惨な光景が襲い…。熱血刑事に迫る、最大の危機とは!?
9歳のぼくは、新しく買ったゲームソフトにのめりこんでいた。ここまでは、よくあることだ。ぼくは一日じゅう遊べるほどゲームが好きで、ゲームをはじめると、現実の世界なんて、どうでもよくなってしまう。でも、今回は、ちょっと事情がちがったようで……。気がつくと、ぼくは暗い墓地に立っていた。だれもいない、まっ暗な中、たったひとりきりだ。ふぶきが墓地をおそい、近くの森からは、遠ぼえが聞こえてくる。ウオォォーーーーーン!オオカミのほえる声だ!でも、この墓地には、かくれる場所も出口もない。なんとかして、この世界から脱出しなければ!
【第一章 〈注意:自己責任でお楽しみください〉】
【第二章 どこかで見たようなキャラクター】
【第三章 気がつくと、そこは……】
【第四章 暗やみの墓地と飢えたオオカミの群れ】
【第五章 アーロンが死んでる!?】
【第六章 画面の中にいる!】
【第七章 オオカミ対ゲーマー】
【第八章 あかりのともる古城】
【第九章 雪だるまの襲撃】
【第十章 画面から映像が消えた!】
【第十一章 小塔の囚人】
【第十二章 最後のクエスト:敵のリーダーをたおせ。】
【第十三章 扉】
謎の病院に運び込まれた楊偉は、一夜にして数十歳も老い、巨大な病院船に閉じ込められていることに気づく。楊偉は自分と同様に老いてしまった患者たちとともに、船の真実を探るために船内を探索しはじめるが……。謎と不条理が渦巻く《医院》シリーズ第二弾!
「もしあなたが、この時間が、この瞬間が、永遠に止まればいいのにと願うことがあったら、そこであなたの負けです」
イリザベス・ファウストは父の葬式に出た。
父は未練と悲しみ、そして古びた屋敷を遺していった。
イリザベスは屋敷に入り、黒猫を追いかけて地下室に降りた。
不意に視界が闇に覆われ、入口の扉が消えた。
紫色の悪魔が現れ、まるで以前からイリザベスのことを知っているかのように笑みを浮かべる。
「もし、あなたが本当にここから出たいのなら、 私が帰り道を教えてあげましょう」
クレヨンで描かれた物語は動き出す。
それははたして幻想か、それとも記憶か。
大人気フリーホラーゲーム『ファウストの悪夢』、待望の小説化!
その図書館では、不気味なやつらが待っている…。
ある夜、招待状を手にした“キミ”は、ナイトメア・ライブラリーにたどりつく。その図書館にあるのは、子どもの見た悪夢を物語にした「悪夢の本」だけ。ガイコツのコンシェルジュ、毛むくじゃらの怪物、無口なクモ女…。不気味なやつらが待つ図書館で、キミはとっておきの悪夢の本を、一晩に一冊ずつ読んでいく。でも、ご注意を。この図書館で読める悪夢の本は5冊まで…。
★たっぷりのイラストで贈る、ゾクッとコワい短編5話
★どこからでも読める、シリーズ第2弾!
【収録している悪夢の本】
『命がけのマジックショー』
『さかさまの館』
『ホーンテッド・ドッグハウス』
『はらぺこなクローゼット』
『夜空の怪物』
サンダーと運命的な一夜を共にしたナオミだったが、かつての心の傷からあと一歩が踏み出せず、心惑う日々が続いていた。その頃、周囲では不可解な連続殺人事件が発生。被害者は全員ナオミと同じ髪色をした長身の女性と判明する。犯行はナオミが訪れた場所を狙って立て続けに行われ、しかも過去に彼女の父親が犯した殺人の手口とそっくりだった。やがて命を狙われ始めたナオミは、己の忌まわしい過去に隠された恐ろしい真実へと辿りつくのだが…。息を呑むミステリー&ラブサスペンス!
「花子さんを撃退してもらったのに、今度はむらさきばばあが出るようになって…」と依頼されたナツカとパパ。ナツカは「むらさき」という呪文を3回となえれば大丈夫、と余裕たっぷり。ところが、張りこんだトイレにあやしい穴が出現し、呪文もまったく効かず、出てきたむらさきばばあの手がナツカの首に…! ピンチを切り抜けた後の、スマホを使ったおどろきの解決法とは…!? ゾクッと楽しい大人気シリーズ!
ーなんと要がお見合い!?地神の大物・理子が強引に決めたお見合い相手は、感受性の強い女子高生・未知。だが当日、何故か要の代わりに一朗が彼女の相手をすることに。一方、自覚のない『第三の神』、一朗が起こしてきた奇蹟の力が、天神と地神、両方の注目を集めていた。要と宏貴が命がけで同胞から彼を護らなければならないほどに…。一朗の理解者である親友の要と、威張りんぼだけど可愛い義弟・宏貴。危うい均衡ながらも三人で過ごす平和な日常に突然の終止符がー…。話題騒然のサイキック・ファンタジー第6弾。
謎の病「迷夢病」の原因は、人を夢の虜にして喰おうとする「悪夢」。
レイラは相棒のバクと一緒に迷夢病の人々を治療するため旅をしている。
しかしレイラとバクもまた秘密を抱えていて…。
クールだが情に厚い夢喰いレイラと、俺様なのに不器用なバクの童話ファンタジー、待望の第一巻!
2023年1月刊
美しい金髪の下級生を誘拐する、有名私立中学校の女子三人組(「とうもろこしの乙女」)、屈強で悪魔的な性格の兄にいたぶられる、善良な芸術家肌の弟(「化石の兄弟」)、好色でハンサムな兄に悩まされる、奥手で繊細な弟(「タマゴテングタケ」)、退役傷病軍人の若者に思いを寄せる、裕福な未亡人(「ヘルピング・ハンズ」)、悪夢のような現実に落ちこんでいく、腕利きの美容整形外科医(「頭の穴」)。1995年から2010年にかけて発表された多くの短篇から、著者自らが選んだ悪夢的作品の傑作集。ブラム・ストーカー賞(短篇小説集部門)、世界幻想文学大賞(短篇部門「化石の兄弟」)受賞。
東京から父の地元に越してきた「僕」は、何かに追われる悪夢に悩まされていた。夢で傷付いた箇所に、現実でも現れる謎の痣。急死した同級生の遺体にも同じ痣を見つけた「僕」は、父の幼馴染の野崎と妻の真琴に助けを求める。彼らの調査と対策で「僕」や同級生らが件の悪夢を見ることはなくなり、事態は解決したかに思われた。しかし、今度は「僕」の夢に「比嘉琴子」と名乗る女性が現れーー。
序章
第一章
第二章
幕間
第三章
第四章
第五章
終章
酒場、賭場、娼館が集まり、この世の極楽ともいえる一大歓楽地・楽園島。出張旅行の帰途、腹心の部下マーロンと共に宿を求めてこの地を訪れたディー判事。繁盛を極める楽園島で何とか確保した宿は、かつて自殺が相次いだ不吉な一室、紅色で室内を統一した通称・紅堂楼だった。剛胆な判事は気にも留めなかったが、絶世の美女が突如部屋に闖入したり、奇怪な人影が窓外に現れたりと、怪事が相次ぐ。そして深夜、宴席から戻った判事を待っていたのは、紅の絨毯に横たわる全裸美女の死体だった…極楽の裏に潜む地獄を暴く、判事の比類なき名推理。
有名私立中学生が一学年下の美しい少女を誘拐する表題作のほか、「化石の兄弟」(世界幻想文学大賞)、「タマゴテングタケ」、「頭の穴」など著者自選の悪夢的短篇7篇を収録。