「自分が光子の上に乗って飛んでいたとしたら、光はどう見えるか」というアインシュタイン流の思考実験を大々的に展開することで、著者は読者をイメージ豊かな宇宙物理学の世界へ誘う。時空を旅し、ブラックホールの内部までも探索する冒険もへて、最新の謎である量子重力、多宇宙、ダークエネルギーの現象・理論へと読者は導かれていく。叙事詩さながらの宇宙学入門書という新たな地平を切り拓いた知的野心作。
希望に満ちた風が小径に吹く風を先導する。
来たるべきさまざまな出来事、さまざまな発見、
制約のない時間を想像するだけで幸せに満たされる。
旅は出発するずっと前から、はじまっているーー。
フランスの社会学者が、〈歩いて移動する〉という行為と、
そこから生まれる幸福感について味わい深い文章でつづった一冊。
「歩くこと」「旅すること」について書かれた古今東西の名著からも引用しつつ、
歩き旅の歴史的・文化的な背景についても考察する。
日常から少しだけ離れることで生まれる多彩な視点に気づかされる思索の書!
(本書より)
《ルソーは、その著書『エミール』で旅について言及し、そのことをうまく表現している。
「わたしたちは、都合のいいときに出発する。好きなときに足を休める。うんと歩きたいと思えばうんと歩くし、そう歩きたくなければすこししか歩かない。わたしたちはその土地のすべてを観察する。右へ曲がったり、左へ曲がったりする。わたしたちの心をひくあらゆるものをしらべてみる。どこでも見晴らしのいいところには足をとめる 」
これこそが、歩き旅の大切な哲学であり、その人その人にふさわしい大自然の中での歩き方だ。「私は、歩いている間は永遠の日曜日のように感じていた」と、ドイツの小説家であるヨーゼフ・フォン・アイヒェンドルフは書いている。旅人にとって、明日はつねに別の日で、今日こそが貴重な日なのだ。》
《フランスの旅行作家、シルヴィアン・テッソンは “黒い道”を歩きながら、母親の命をよみがえらせる。……「母のことを思い出していると、突然、母の姿が浮かび上がり、僕をエスコートしてくれた。なぜ亡くなった者の思い出は、風に揺れる木の枝や丘の尾根の連なりのような何でもない光景と結びついているのだろう?」
道を歩きながら抱くはかない幸福感は、かつて大切だったけれども今はこの世にいない親しい者たちの振る舞い、微笑み、笑顔を思い出させる。道歩きは過去をよみがえらせ、自分の生き方を考え直させ、人生のさまざまな瞬間に自分のそばにいてくれた人たちのことを思い出させる。》
1 さあ、行こう
2 空想のルート
3 リズム
4 歩く人類
5 自分の道を描く
6 厄介なこと
7 コンポステーラへの巡礼路
8 素晴らしい散策
9 風景は生きている
10 孤独と同行者
11 孤立している若者のために
12 癒しのために歩く
13 帰路のメランコリー
本書に綴られる断片的なストーリーは、読むたびに印象が変わる不思議な吸引力を持っている。一つ一つのエピソードが小さく沸騰しながら、時に結び付き、時に離れて、途切れない波紋のように読んでいる自分の心奥に広がり、揺れながら漂い続ける。──解説・石川直樹
「旅とは、別の生に入っていく経験である。その土地の匂い、身体、空気、時間、言葉の訛り、まなざし、無関係な音に巻き込まれ、自らが形を失い、ひとつの地図になるような運動である。でっち上げられた死んだ関係性ではなく、生きたままそれらと交わりたいと思った」
ジャワ島、ハバナ、スリランカ、メキシコ、アッシジ、ドーヴァー、クレタ島……世界の旅先で出会った、曰く言い難い体験の数々。世界のどこに行っても自己変革が起こるわけではなく、それで人生が変わるわけでもない。それでも、旅はいつまでも面白い。晶文社スクラップブックの人気連載を全面改稿し、さらに書き下ろしを加えた、まったくあたらしい紀行文学。
"民族、宗教、言語、感覚、制度──こうした要素が異種混交的に存在する土地が好きで、そこで自分の思考が地滑りを起こすこと、「何か」を見極めるのではなく、「いったい何が起きているのか」という出来事に巻き込まれること。そういったものを求めて旅を続けてきたと思う。"(あとがきより)
ラヤンラヤンの風
バリ島のゲストハウス
ハバナのアルセニオス
スリランカの教会に花束を
受難のメキシコと今村
オルセー美術館のサイ
アッシジ、小鳥への説教
白い崖に立つ兵士の幽霊
その男メネラオス
ハワイの神々の囁き
世界でいちばん熱い夏、光る夏
国内外の愛らしい紙たちが導いた、デザインとものづくり、交流の記録。
京都の小さな工房が立ち上げ、世界各地の魅力的な紙を使った貼り箱を手がける[BOX&NEEDLE]。
本書では、これまで交流を続けてきた、イタリアの老舗メーカー[Rossi 1931]や[IL PAPIRO]などをはじめ、ネパールの工房やフィンランドの老舗壁紙メーカーによる紙など、さまざまな愛らしいデザインを紹介します。
時代とともに紙の存在も代わりゆくなか、各地で受け継がれてきたデザインと、新たに生まれるデザインの魅力。そして、そのデザインと職人たちの技術がもたらす紙製品。紙と箱づくりにまつわる人々の、思いも合わせてお届けします。
「私たちの箱づくりは、世界中の職人たちの手仕事に支えられています。紙一枚にも、機械では決して再現できない“手や思考の痕跡”が宿ります」(本書「おわりに」より)
イタリアやネパールなど、各地で出合った愛らしい紙の数々と、BOX&NEEDLEオリジナルペーパーを収録。
【イタリア】IL PAPIRO/GRAFICHE TASSOTTI/GIANNINI/ISTITUTO FOTOCROMO Italiano/Rossi 1931
【ドイツ】CARTA PURA
【イギリス】Judd Street Gallery Pattern Papers/Pollock's Toy Museum
【フィンランド】Pihlgren & Ritola
【ネパール】Gihted Hands 【ネパール×フランス】LAMALI 【ネパール×ドイツ】Tudi Billo®
【BOX&NEEDLE オリジナルペーパー】フーバー葵/本田このみ/ヨハンナ・グリセン/ヴェロニカ・ハリム
トスカーナのデッラ・ヴィッラ温泉での長逗留を経て、ローマを再訪したモンテーニュは、市長職が待ち受ける故郷へと帰路につく。異なる土地に惹かれ、日々の現実から逃れるかのような旅は、一七か月に及んだ。訳注と解説では『エセー』をふんだんに参照。家のできごとを書きつけた「家事日録」を付録として収載する。(全二冊)
凡 例
地 図
貨幣換算表
第二部(承前)
9 ローマからロレートへ
10 ロレートからルッカへ
101 デッラ・ヴィッラ温泉、最初の滞在(一)
第三部
102 デッラ・ヴィッラ温泉、最初の滞在(二)
103 デッラ・ヴィッラ温泉からフィレンツェ、ピサへ
104 ピサからルッカへ。デッラ・ヴィッラ温泉、二度目の滞在
105 ルッカから再びローマへ。二度目のローマ滞在
106 ローマからモン゠スニ峠へ
第四部
107 モン゠スニ峠からモンテーニュの城館へ
訳 注
付 録 モンテーニュ 家事日録
解 説
あとがき
略年表
旅の日程表
索 引
車窓の美しい路線、ユニークな路線、特徴ある車両が走る路線など、日本全国津々浦々の何気ない鉄道路線の素顔に触れる旅に出よう。
子どもと出かけられる夏はたった10回。
せっかく行くなら大人も子どもも楽しめる旅行に出かけたい!
そんなママ&パパに送る子連れ旅行ガイド決定版。Instagramフォロワー数30万人を誇る、おとなTOこどもTRiPの人気情報をまとめた1冊です。
全国の子連れ旅行のオススメ宿&スポットをたっぷり紹介。それぞれに現役ママの口コミコメントで役に立つこと請け合いです。
また、「初めての子連れ旅にオススメ!1泊2日温泉旅」「リゾート満喫!2泊3日沖縄旅」「知的好奇心を満たす2泊3日旅」など、旅の初心者から使えるモデルコースも掲載。旅行初心者でもそのままマネするだけで最高の思い出ができます。
Chapter1子連れ旅で子どもが育つ! モデルコース
Chapter2本当に役に立つ! 子連れ旅行ハック術
Chapter3子連れで行きたい宿
Chapter4目的地にしたい!スポット
Chapter5全国子連れにおすすめの宿&スポット
映画好き必見。あなたの人生の1本を見つけてみてください。
春は出会いと別れを描いた作品、夏は美しい海やヴィヴィッドカラーの風景など、365日その日にちなんだ映画とその舞台となった風景を収録。 国内最大級の映画レビューサービス“Filmarks(フィルマークス)”が選定した、とっておきの作品が勢揃いです。
【掲載映画例】
アメリ / 最強のふたり / マイ・インターン / レディ・バード / ジョーカー / ストーリー・オブ・マイライフわたしの若草物語 / アイアンマン / スタンド・バイ・ミー / パラサイト 半地下の家族 / レイニーデイ・イン・ニューヨーク/ ブック・スマート 卒業前夜のパーティーデビュー / 20センチュリー・ウーマン / シェルブールの雨傘 / ミッドサマー / マイ・プライベート・アイダホ / 時をかける少女 / 天気の子 / ワン・デイ 23年のラブストーリー / スパイダーマン / アデル、ブルーは熱い色 / TENET テネット / バッファロー66 / mid 90s ミッドナインティーズ / トップガン マーヴェリック / ベルリン、天使の詩 / パターソン / バック・トゥ・ザ・フューチャー / パルプ・フィクション / E.T. / シン・ゴジラ / ドライブ・マイ・カー / ブレードランナー / 私はロランス / レ・ミゼラブル / キングスマン / コーダ あいのうた / インターステラー / グリーンブック / ミツバチのささやき / グッド・ウィル・ハンティング/ 旅立ち 他
台北から台湾高速鉄道(新幹線)でわずか1時間。台湾中部に位置する台中は、一年を通しておだやかな気候に恵まれ、ゆったりと心地よい時間が流れる街です。旧台中駅舎など日本統治時代の建築が残る旧市街、緑に包まれアートとカフェ文化が息づく市民広場周辺、百貨店や高層ビルが建ち並ぶモダンな新市街ーー。多彩な表情を見せるエリアが訪れる人を魅了します。
本書では、台中に魅了され続ける著者が選んだ、とっておきのスポットをご紹介。特にグルメ情報が充実しており、ローカル感あふれる朝ごはんスポット、リノベ建築が素敵なカフェのスイーツやコーヒー、素朴で味わい深い台湾おやつ、小籠包や麺料理、薬膳スープにお粥、ワンランク上の台湾料理まで盛りだくさんの内容です。
また、日本統治時代の建物が保存された趣深いスポット、古い建物を現代の感性で生まれ変わらせたリノベ空間など、レトロとモダンが交差する台中ならではの魅力も丁寧に紹介。センスのよいおみやげが見つかるショップ案内も掲載しています。
さらに、「台湾のウユニ塩湖」と呼ばれる高美湿地、日本統治期の趣ある街並みが残る彰化や鹿港、台湾屈指の景勝地・日月潭など、台中郊外や台湾中部の見どころもカバー。
台北だけではない、台湾の奥深い魅力に触れたい方にぴったりの一冊です。
日本の美しい風景を巡る上質な旅プラン&最新情報’25-’26年版。温もりの美景、癒され旅。情緒が溢れ出る景観、奇跡と出会える秘境。心に染みる棚田、里山、名瀑、水鏡。テーマごとに網羅された絶景&詳細な地図。周辺スポットを含めたガイドブックであり、感動のランドスケープ満載のフォトブック。
[改訂]好評の「ハレ旅」シリーズから「ソウル」最新版が登場! 美味な韓国グルメやセンスの良いカフェ、Kコスメショッピングなど、最新情報をアップデート。ソウルでしたい100のことを情報満載でご紹介します。取り外せて便利な街歩き地図と、無料電子書籍付き。
東海道五十三次の五十五図を掲載。「絵とき」によって宿場ごとに何が描かれているのかよくわかる。案内役は弥次さん喜多さん!旅のファッション、グルメ、風景の変化等も。
東海道五十三次とは/歌川広重ってどんな人?/浮世絵の制作/十返舎一九と東海道中膝栗毛/旅のファッション・小道具/名物・グルメ/難所/風景いまむかし/東海道に関するQ&A/イラストレーター十々夜の東海道旅日誌など。
監修は、國學院大學教授で国際浮世絵学会常任理事の藤澤紫先生。
由緒ある観光名所を、各県の地図と写真で紹介。街道や霊場、祭りなど地域の遺産を特集した地図や豪華パノラマ図も掲載。旅のプランにもガイドにも使えるお得な地図帳。
大人気の和食料理人・笠原将弘は、仕事で全国いろいろな土地を訪れる、いわば“出張のプロ”。
旅先での楽しみは、その場所にしかないうまいものと、様々な人間模様。
大阪の路地裏で、金沢の繁華街で、ヨーロッパの三ツ星レストランで……あくなき食への欲求と、鋭い人間観察眼がさえわたる!
旅先で出会った味の再現レシピも紹介。
出会いを求めここではないどこかへ。きっとあなたも出かけたくなる珠玉のエッセイ!
ポルトガルの魅力にはまり、長年通い続ける著者がとっておきのスポットをご案内。最新版はページ数を増やし、デザインも一新! 新たなポルトガルガイドとして、おすすめスポットをご紹介します。
リスボンは、雰囲気の異なる「バイシャ&シアード周辺」、「バイロ・アルト周辺」、「アルファマとムラリア周辺」、「リベルダーデ通り周辺と市北部」、「ベレン」の5エリアにわけてご案内。リスボンの普段着暮らしを垣間見られる地区もご案内します。リスボンから足をのばして訪れたいシントラ、ロカ岬などの情報も掲載しています。
また、ポルトガル第二の都市ポルトは、ページ数を増やしてご紹介。海辺の町ナザレ、のどかな田舎風景が広がるアレンテージョ地方の玄関口エヴォラも取り上げ、街の歩き方やおすすめスポットをご案内します。
さらに、ポルトガル料理や伝統菓子、アズレージョや工芸品についてなどの解説ページも充実しています。
とっておきのポルトガル旅行を楽しみたい方、ポルトガルの魅力に触れたい方に手に取っていただきたい1冊です。
世界中のまずいビールからはじり、かつて社員旅行で訪れた名湯・伊香保温泉での珍騒動、メコンにシベリアにアリューシャン、南の島の妄想を含んだ回想記など全15編を収録。世界を飛び回って出会ったヒト・モノ・コトが軽快な筆致により躍動する、著者の旅エッセイの本領。旅の軌跡を振り返る一編一編に笑いと哀愁、そしてこれからも旅に生きる覚悟が込められている。読めば探検・行動意欲が湧き上がること必須の1冊。
日記はレミさん、挿絵は和田さん。
1989年夏、フランス発スペイン経由、ゴールはイタリア。
楽しき家族の夏の思い出。
初めてのの文庫化。
「夫はいつも通り知らない料理に挑戦している。メニューの適当なところを指すのだ。(中略)あんまりおいそうじゃなかったけど。子どもたちはマカロニ・イタリアンスタイル。私も一口食べてみたらおいしかった。食べ慣れた味。これがいちばん正解〉(8月4日グラナダ)
世界中から観光客が集まる街、ロンドン。
伝統を守りながら進化を続ける街の魅力に32のスポットを巡って迫ります。
【目次】
見る St Paul’s Cathedral セント・ポール大聖堂
食べる Noble Rot Lamb’s Conduit ノーブル・ロット・ラムズ・コンデュイット
見る Barbican Estate バービカン・エステート
買う Tooting Market/Broadway Market トゥーティング・マーケット/ブロードウェイ・マーケット
食べる The Parakeet パラキート
見る Temple Church テンプル教会
楽しむ Short Trip by Bus バスの小さな旅
見る Hackney Wick ハックニー・ウィック
食べる Perilla ペリーラ
見る Albertopolis アルバートポリス
買う Mahala マハラ
食べる Lonsdale Road ロンズデール・ロード
見る Westminster Cathedral ウェストミンスター大聖堂
買う Borough Yards バラ・ヤーズ
食べる Juliet’s Quality Foods ジュリエッツ・クオリティ・フーズ
見る North Kensington ノース・ケンジントン
買う Pophams Home & Pantry ポップハムズ・ホーム&パントリー
食べる Piccolo Bar/ Max's Sandwich Shop ピッコロ・バー/マックスズ・サンドイッチ・ショップ
見る Pitzhanger Manor ピッツハンガー・マナー
楽しむ Museums on Overground オーバーグラウンドで行くミュージアム巡り
買う Columbia Road コロンビア・ロード
見る Ronnie Scott’s ロニー・スコッツ
買う Mefmet Efendi 1953 メフメト・エフェンディ1953
食べる Fish Central フィッシュ・セントラル
見る Royal Academy of Arts ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ
楽しむ The Ned ネッド
食べる Quince Bakery クインス・ベーカリー
見る Emirates Stadium エミレーツ・スタジアム
楽しむ Travel on the Elizabeth line エリザベス線の旅
食べる Old Queen Street Cafe オールド・クイーン・ストリート・カフェ
買う Grosvenor Prints グロヴナー・プリンツ
見る The French House フレンチ・ハウス