[人間の業を描き尽くさんとした百年の映画人生]巨匠・新藤兼人監督との40年におよぶ交流──その中で垣間見た、凄まじい生き方・死に方。監督60歳から100歳まで、著者と編集者という関係を超えた交友を続けた筆者が語る、知られざる素顔とその魅力。
アラビアの街から砂漠を越え、大洋を渡って広がったイスラーム千四百年の歴史のなかではぐくまれた、時に繊細で、時に大胆な建築、美術品の数々。かつては『アラビアン・ナイト』の幻想的なイメージでしか認識されていなかったイスラーム美術は、日本におけるコレクションの拡大と海外所蔵作品展の開催、交通手段やインターネットの発達に伴い、今では身近になりつつある。どこまでも伸びる不思議な草の蔓、緻密な図形美、神の言葉を伝えるアラビア文字で満たされ、どこか懐かしい動物と人物の姿にも出会えるイスラーム美術の世界へようこそ。
特集 萩焼 400年の歴史と現在
「一楽、二萩、三唐津」と茶の湯の茶碗として声価の高い萩焼だが、
では“萩焼”と聞いてどんな作品を思い浮かべるだろうか?
山口県萩市周辺で作られていることは想像できるが、思い浮かべる作品は人によって違うだろう。
江戸初期の茶会記には「白キ萩焼」の茶碗が使われたことが記されている。
具体的なことは不明だが、萩焼の人間国宝・十代三輪休雪(休和)と十一代休雪(壽雪)兄弟による
休雪白が有名な、藁灰による白い釉薬の茶碗だろうか。
あるいは、白化粧を施した粉引かもしれない。
共に江戸時代の古萩に見られる。
また、萩焼は李勺光と李敬兄弟により朝鮮の製陶技術を導入して始められ、
当時、唐物に代わって高麗茶碗が使われるようになったことから、
萩焼には高麗茶碗の影響を感じさせるものもある。
そうした伝統的な技法をふまえながら、
現代の作家たちは地元の素材を用いてそれぞれの萩焼を生み出している。
本特集では江戸時代の古萩から現代作家まで、約400年の歴史を持つ萩焼の多彩な表現を紹介する。
人は誰でも「表の顔」と「裏の顔」を持っている。
「今」につながる歴史の影に迫る33のエピソード!
この「ボタンの掛け違い」で歴史は狂わされる
◆無敵ナポレオンに立ちふさがった「感染症」の恐怖
◆アメリカ大統領リンカーンを支配した超悪妻
◆数学者ピタゴラスが率いた「狂気のカルト集団」
◆ヴィクトリア女王の偏愛を受けた「嘘つきインド人」の正体
◆作家ドストエフスキーが的中させた「自らの死期」
世界の歴史は「表の顔」と「裏の顔」の
せめぎ合いで作られてきました。
本書に登場する人物や出来事は、
一見、歴史の1ページに刻まれるにふさわしい
名声に満ちているように見えるでしょう。
しかし読んだ後には、知っているつもりだった歴史上の人物が
その「裏の顔」の恐ろしさとともに
生々しく感じられるはずです。
累計13万部突破の「堀江宏樹・怖い歴史」シリーズ第5弾!
裸体に特別な意味はないただ私の美意識がそこにあるだけ??「ヌードは着衣のひとつ」と公言する女体愛好家・七菜乃による初写真作品集。これまでに撮影した「集団ヌード」を厳選して掲載。現代美術家・やなぎみわによる特別インタビューも収録しています。
“写真家"七菜乃が“モデル"七菜乃を撮る。女体愛好家・七菜乃がこれまでに撮影した「セルフヌード」を厳選。盟友・笠井爾示による特別インタビューも収録しています。
芸術家は、なぜ、自らの表現を発表することで社会に何かを伝えようとしたり、表現を歴史化しようとしたりするのか。「行為の芸術」としてのインターメディアを出発点として、同時代芸術で発揮されているさまざまな表現の実践を、エチカ=倫理の観点から論じる。
今、地球人は“死と病気を芸術”にする「魂の医学」で解き放たれる!地球初!ドクタードルフィンの名言と写真で綴る魂を揺さぶるPhotobook、ここに完成!
横尾忠則の《動物》作品に、人気歌人・穂村弘が文章を添えた、豪華異色の組み合わせが実現した一冊。そして、読者みずから切り抜いて完成させる斬新な絵本です。「切り抜いてください。あなたの鋏(はさみ)で。」「動物園の動物」と「ひとりぼっちの都市生活者」各々の内奥に巣くう故郷への切ない想いが、切り抜かれた動物たちの輪郭が織りなす異界のような未知の絵画世界に解け出ます。
20世紀の美術界に衝撃を与えたデ・キリコ。世界各地から100点以上の作品が集まり、画家の全体像に迫る大回顧展が開催決定!! 東京都美術館4月27日〜8月29日、神戸市立博物館9月14日〜12月8日。入場料金100円割引券付き。CONTENTS岡田准一インタビュー「美術館は自分と向き合える場所です」又吉直樹がデ・キリコの絵を物語にする!「瞑想する人」横尾忠則「インタビュー何を描くかではなく、いかに描くかを追求」Aマッソ加納 「デ・キリコって何だ?」展覧会観どころ? 長い影が何かを物語っている《バラ色の塔のあるイタリア広場》映画・舞台美術監督、種田陽平インタビュー「デ・キリコが予言した世界」展覧会観どころ? この部屋に住んでみたいですか?《「ダヴィデ」の手がある形而上的室内》展覧会観どころ? デ・キリコの発明、表情のないマネキン絵画《形而上的なミューズたち》展覧会観どころ? なぜ、デ・キリコはコスプレしたのか?《17世紀の衣装をまとった公園での自画像》精神科医岡野憲一郎インタビュー「イタリア広場を実際に体験したかもしれません」展覧会観どころ? 違和感だらけ? 汚れた足の裏をみせる裸婦 《風景の中で水浴する女たちと赤い布》展覧会観どころ? 画業の集大成として描かれた、自伝的な作品《オデュッセウスの帰還》東京都美術館学芸員高城靖之インタビュー 「実物を自由に観て感じてほしい」信州大学教授金井直インタビュー 「デ・キリコは20 世紀美術のもう一つの動脈です」「デ・キリコ展」チケット情報キーワードで辿るデ・キリコ90年の物語来日しないデ・キリコ ギャラリー 作品解説:鮫島圭代日動画廊副社長・長谷川智恵子インタビュー「デ・キリコ邸訪問記」西洋美術史の初級講座ローマ デ・キリコ散歩 文・ナカムラクニオデ・キリコが生きた時代哲学入門 ニーチェとショーペンハウアー図解 シュルレアリスムの世界いつかは観たい!「この1枚」 文・アートテラー・とに〜現代アートの楽園直島大解剖
美術制作の基礎的な技法やしくみがわかる。日本美術の魅力が満載。話題の芸術家の作品と生き方に触れる。美術史上の主要な出来事が学べる。デザイン、工芸、建築の豊富な図版。イラストやジオラマを使ったわかりやすい資料。
特集 備前 次世代の息吹
岡山県備前市伊部周辺で作られる無釉焼締めの備前焼は、約800年の長い歴史を持ち、戦後、5人の人間国宝を輩出している作家の層が厚い産地として知られている。そして現在の備前は、1970年代生まれを中心として、次世代を担う作家たちが台頭している。グループ展などで作品を目にする機会も増えてきた。代々続く陶家に生まれたり、実力作家に師事した人が多いが、伝統をただ守るのではなく、現代において土を焼くことの意味を改めて自分自身に問いながら制作に取り組んでいる。本特集では、そうした備前の次世代の動きとして、今までにない制作工程によって造形的な作品を生み出す伊勢崎晃一朗、現代的で軽やかな器を作る金重周作・陽作兄弟による陶工房 斿をはじめ、31作家に注目する。また近年、備前の町に新しくできた、作家たちによるギャラリーやカフェも巡ってみる。
技術的な進化が止まらないネット社会。この進化で私たちはどんなメリットを享受できるのか。進化することによってもたらされるデメリットは何か。そして、ネット社会の未来図は? 新進気鋭の若手研究者が、出演中のTBSラジオ「デイキャッチ」で取りあげたネットに関わるニュースのうち、注目すべきものをピックアップ。ネットに関わる総ての人に必要不可欠な情報を解説し、今後の展望を語る。ネット社会時評の決定版。
涙雨、利休鼠の雨、雨燕、雪消しの雨、万糸雨、降りくらむ、鬼雨、月時雨、空知らぬ雨、梅雨葵…雨にまつわる美しい言葉たち。
遍在する暴力やトラウマ、生きることの痛みなど、現代に生きる私たちが抱える内面的テーマを日本画の伝統とクロスさせ、現代日本画のなかで特異な位置を築いた松井冬子。新境地であり、新たな代表作ともいえる新作《生々流転》に向けて、どのような画業の洗練・展開があったのか。これまでの代表作をひもときながら、松井冬子の全体像を紹介する。
本図・下図あわせ計83点を収録!
【構成】
◎初監督の映像作品を一挙公開!!
《侵入された思考の再生》圧巻の映像美、その秘密に迫る!
◎芸術家になる! 画家松井冬子
◎日本画に目覚め、東京藝大へ
◎痛み、受動から能動へ
◎復古に仮託して
◎腑分と解剖
◎幻惑、異界への誘い
◎風景画を拓く 襖絵48枚《生々流転》の完成に向けて
・松井冬子インタビュー 描くことにまっすぐに
・ポートレートは何を語るか
・年譜
◎エッセイ
荒井 経「松井冬子の作品と現代日本画における絹本ブーム」
上野千鶴子「生き延びるアート」
メラニー・イーストバーン「日本画の伝統を再生する」
養老孟司「人体の内景を描く」
竹山 聖「生命の余韻と重力の反転」
志望校攻略に欠かせない大学入試過去問題集「赤本」
都市デザインを席巻する「ツーリズム」。そこにはグローバルな「非日常性」と地域の文化や歴史に根ざした「日常性」の二極が見える。パリ、ロンドンの欧州各地から、ソウル、光州などアジア各地のツーリズムデザインを巡る旅。
はじめにーーツーリズムがもたらす都市のデザイン
01 オンリーワンの核づくり…現代の「ハコモノ」展開
02 祝祭都市…地域と世界を結ぶイベント
03 地域資産の再生…ありのままのデザイン
04 新しいブランドをつくる…わが街の誇りを見出す
05 コミュニティ・アート…地域とアートの最前線
おわりにーー国際観光と集客都市
折紙工学に期待される産業への応用と課題、その対策について述べるとともに、折り紙のさまざまなな折り方、デザインを数理的に解説する