昭和9年〜12年の流行歌2枚組全40曲。風雲急を告げる時代でありながら、ホノボノとした青春歌謡が多いことに驚く。大正ロマンの残映を引きずった、嵐の前の静けさに浸っていた時代相がうかがえる。とはいえ、耳に残り、口ずさみたくなる楽曲ばかりだ。
年代別のヒット曲を集めた編集盤、こちらは昭和29年と30年の40曲を収録した2枚組。ひばり・チエミ・いづみの三人娘をはじめ、春日八郎、高田浩吉、三橋美智也、島倉千代子、大津美子、宮城まり子、中村メイ子などなど、渋い曲も含めて構成されている。
中学生のための合唱曲集『心のハーモニー』シリーズから厳選された楽曲と新録8曲を含む2枚組アルバム。心に響くきれいなハーモニーが満載で、合唱をやっている人はもちろん、そうでない人にもオススメできる。
昭和26〜28年のモノラル音源集。パリ帰りのシャンソン歌手・高英男の「雪の降る町を」、ビクター都会派歌謡の嚆矢といえる鶴田浩二の「街のサンドイッチマン」など、その後の歌謡史の流れを作った歌も含め、何でもありだった時代の生々しい息づかいだ。
98年に結成以来、インディーズで2枚、メジャーで6枚のアルバムを発表したバンドのこれまでの足跡を2枚に収めた集大成的ベスト盤。デビュー・シングルの「サニー」で重々しく始まり、浮遊感のある映画『アカルイミライ』の主題歌「未来」などラウドなサウンドの中に希望が見える。
2007年のデビュー10周年を機に再始動した、the brilliant greenの初となるベスト・アルバム。「There Will be love there-愛のある場所ー」をはじめ、聴き覚えのあるヒット曲が満載だ。
映画やCM、アニメなどでおなじみの楽曲を集めた企画アルバム。これまでに4枚リリースされた“PIANO STORIES”シリーズのベスト盤で、子供から大人までが楽しめる内容となっている。
くるりの2枚組ライヴ・アルバム。DISC1にはウィーン・アンバサーデ・オーケストラとのライヴ初共演の音源を、DISC2には地元・京都のライヴ・ハウスでの熱いパフォーマンスを収録。彼らの対照的な表情が楽しめる必聴盤だ。⇒♪くるり特集♪をチェック!
根強いファンを持つアニメ・シリーズ『逮捕しちゃうぞ』の今までにオンエアされたヴォーカル・ソングを網羅したBOXセット。5枚組という大ヴォリュームで、数々の名曲が楽しめる。
前作『Dreams』に続き、音楽ファンに快眠を与えるべく制作されたコンピCD第2弾。スリープ・クリニックの協力による168回の睡眠実験の結果、3曲での入眠を狙った曲順になっているとか。身をもって確かめてみたところでは、集中して聴くほど効果が強いようです。
?橋真梨子(たかはしまりこ)が96年にリリースしたカヴァー・アルバム。どんな曲でも彼女色に染めてしまう、そのヴォーカルの存在感はさすがのひと言。2枚組というヴォリュームも嬉しい。
ソプラノで語るように歌うきれいな日本語の中に、さまざまな音響が反射して聴こえる不思議で魅力的な歌声。大貫妙子や坂本龍一から賛辞が寄せられたというのがよくわかる、70'sシティ・ポップスの系譜を現在につなぐ稀有な歌姫だ。これがソロ3枚目、今後も楽しみ。