ふとったねずみとやせたねずみがすもうをしました。まけてしまったやせたねずみに、おじいさんはもちをつくってあげることにしました。語りやすく耳で聞いて覚えやすい昔話絵本。
意識を失っていた豚が、病室で目覚めた。かつてねずみや水鳥たちに恐怖を与えていた男が、再び動き出す。一方ねずみは、自分が歌を歌えないことに気づく。カラオケに行くという目標を立て、あお君とともに歌の特訓を開始した‥‥。ふたりは歌う。自分を取り戻すために。
2024年ショートアニメ化、決定!
「友だちを思いやる優しい気持ち」が育つと人気の
10年以上続くロングセラー童話「はりねずみのルーチカ」シリーズ(中学年以上向け)に、
待望の低学年向けシリーズが登場!
第1作は、はりねずみのルーチカが
森で不思議な「たまご」をひろって、愛情いっぱいに育てるドキドキする話。
弱い者を助ける優しい気持ちが育つ、心あたたまる童話です。
友だちの本当の幸せを祈るため、
ルーチカは「そらうお」にあることをします。
名作『泣いた赤鬼』『きいろいばけつ』などのように、
友だちを思いやる気もちを育てててくれます。
絵本を同じ横書きなので、絵本よりもっと長い物語を読みたくなったお子さんや、
はじめて童話を読む子におすすめです。
年長さん、小学1年生のひとり読みデビューにぜひ、手にとってください!
はりねずみくんとうさぎくん、りすくんたちと楽しいかくれんぼをしていましたが、なんだかまいごに……?
『はりねずみくんの あかいマフラー』『はりねずみくんの ねがいごと』『はりねずみくんの ゆきだるま』につらなる「はりねずみくん」シリーズの4作目。
愛らしく細やかな筆致で描かれるはりねずみくんたちは、子どもたちからも親しまれています。
大きいくまさんに助けられたねずみさんは毎日パンを焼いています。行列ができる程大人気。ある日オオカミときつねがやってきました。二人は何かを企んでいるようです。
ぬいぐるみのくまくんはさんぽにでかけました。うすぐらいもりのなかでであった、6ぴきのしろいねずみが、くまくんにいいました。「たすけて!ぼくたちたべられちゃう!」もりには、おそろしいけものがたくさんいるのです。ねずみたちを守るため、くまくんが知恵をしぼります。くすっと笑えるラストと、迫力満点のイラストが魅力。読み聞かせにぴったりの、たのしい大型絵本。
ひるねをしていたライオンのせなかを、ねずみがうっかりかけあがりました。めをさましたライオンは、ねずみをつかまえて、たべようとしました。「たすけてください。きっとごおんがえしをしますから」ライオンはわらって、ねずみをにがしてやりました。ところが、それからまもなくして…。2010年度コルデコット賞受賞。
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、10ぴきのねずみのきょうだい、みんなだいのなかよしで、だいのくいしんぼう、くんくんいいにおいがするよ!
ジョニーの家の地下室に住む、ねずみのグレイさん一家と、テイリーさん一家。ある夜、ジョニーがベッドで眠っている間に、ねずみたちが、子供部屋に忍び込みます。そこで見つけたのはおもちゃののりもの。ねずみたちは、大喜びで乗り込みますが…。
ユーモアと奇想に満ちた中短篇集
暴力と抑圧がはびこる架空の街区を舞台に、現代シリア文学の重鎮が描く短篇集と中篇の二作を収録。
『酸っぱいブドウ』
「短剣に斃る」──強欲で乱暴で慎みを欠き、くせ者揃いの住民で知られるクワイク街区。そこに暮らす片耳の男ヒドゥル・アッルーンは、自分の伴侶のように大事にしていた短剣を警察に没収されてしまう。
「隘路の外衣」──クワイク街区を抜けて近道しようとしたムフスィン・ファーイルは、黒い外衣をまとった女に道を訊かれる。知らないと答えると、突然その女の兄を名乗る男が現われ、因縁をつけられる。
「ハッラーウの末路」──床屋のサイード・ハッラーウは店を閉め、謎の黄色い錠剤を売っている。錠剤には魔法のような効能があり、街区に住む男たちは次々と中毒に陥るが、その成分や製造方法は誰にもわからない。
「八時」──ハナーン・ムルキーは一時間刻みで約束をこなす。正午には公園、一時にはある家、二時にはカフェ、三時には映画館、五時には婦人服店、六時にはレストランへ……多忙な娘が八時に帰宅するまでの半日を追う。
『はりねずみ』
両親と兄と暮らす六歳の「僕」。シリアの子どもの殺伐とした日常を、コミカルかつシニカルに語る。
はりねずみのピックは、自分のとげのせいで、森のみんなと遊べなくなってしまいます。そんなとき、同じはりねずみのニックとなかよしになりますが、やはりとげのせいで、けんかをしてしまいました。悲しい気持ちのピックは涙がとまりません。そこへ洪水が押し寄せて、森は大変なことに。ふたりはどうなってしまうのでしょうか。やさしい気持ちにしてくれるピックとニックの友情物語。