かれんと勝利が未来を模索する一方、周囲の人々にもぞれぞれの想いがあって……。最終巻の裏側とその後を描く、もう一つの物語。
開港と共にいち早くコーヒーに親しみ、神戸に根付いたコーヒー文化。港町の歴史と共に歩んできた喫茶店やコーヒーにかかわる多くの人たちが、コーヒーの街神戸の魅力を今に伝えている。
近代小説に造詣の深い、『コーヒーの絵本』の著者で徳島の人気焙煎所アアルトコーヒー庄野雄治が、コーヒーによくあう“すこぶる”面白い短編小説10編を厳選しました。現代に生きる私たちにこそ響く、至極面白く、とても読みやすい10編です。コーヒーを飲みながらお楽しみください。カバー写真には、小説に登場する魅力的な女性たちの象徴として、人気シンガーソングライター・安藤裕子さんを起用!「コーヒー屋のくせにではなく、コーヒー屋だから作れた、ちょうどいい短編集」小説は読まなければならないものではない。そこがコーヒーとよく似ている。どちらも、あってもなくてもいいけれど、あれば生活が豊かになる。だから、小説とコーヒーはよくあうのだ。
まるで本物のカフェ!?家とコーヒーが何より好きなふたりの“自宅カフェ”の記録。コーヒーの淹れ方&朝食&お菓子のレシピ付き。
本書は、「幸せを呼び込む27の知恵」を集めたものです。くつろいで読んで、ハッとしたヒントになるものをと考えて編みました。女性の関心を引くテーマが多いですが、男女にかかわらず、若い人たちや、くたびれたビジネス・パーソンたちへの考えるヒントにもなるでしょう。
現在、わが国は世界有数のコーヒー消費国で、コーヒーは身近な日常の飲み物となっており、生活文化を豊かにしている。コーヒーに関する化学的研究も年々進歩しており、特にコーヒーと健康に関わる臨床栄養学実験なども多く紹介されている。本書はその機能性について、最先端の研究成果を著したものである.
ゆったり、ほっと、リフレツシュ…珈琲を飲む贅沢。植草甚一、村上春樹、常盤新平、寺田寅彦ほかによる、31篇の珈琲エッセイ。珈琲とともに特別な時間が流れていきます。
一九三〇年代の中米、グァテマラ。「未開」社会を客観的にとらえることをその使命とする現代人類学が、この国のマヤ系先住民の調査から生まれた。人類学者たちは先住民「未開」社会に何を「発見」したのか?近代的な「知」によって綴られた歴史から削除されていった人びとの姿を描き出し、多文化共生が掲げられる現代において、他者を理解するという行為が無自覚に孕んできた問題を問い直す。
ベールにつつまれた現人神から、人間宣言で国民の象徴へー。未曾有の国難に直面したあの時、日本を復興へと導く端緒になった「世紀の会見」。大震災、内乱、空襲、占領…、どんなつらい時も国民とともに歩み、歩まれた天皇のお姿を物語で綴る。
【サクッと短時間で読める、新感覚の教養シリーズが登場!】
人類の誕生から現代までの世界史を一気に俯瞰できる。
1テーマ1見開き完結のコンパクトな構成と図解で、時代の特徴が驚くほどつかみやすい。
気軽に始める「大人の勉強」時間にもぴったりの1冊。
人生に役立つヒントが満載です。
【目次】
CHAPTER 01 先史時代と古代文明
CHAPTER 02 東アジア世界の歴史
CHAPTER 03 イスラーム世界の歴史
CHAPTER 04 中世ヨーロッパの歴史
CHAPTER 05 近代社会の形成と革命の時代
CHAPTER 06 19世紀のヨーロッパとアメリカ
CHAPTER 07 帝国主義と民族運動
CHAPTER 08 二つの世界大戦
CHAPTER 09 現代の歴史
CHAPTER 01 先史時代と古代文明
CHAPTER 02 東アジア世界の歴史
CHAPTER 03 イスラーム世界の歴史
CHAPTER 04 中世ヨーロッパの歴史
CHAPTER 05 近代社会の形成と革命の時代
CHAPTER 06 19世紀のヨーロッパとアメリカ
CHAPTER 07 帝国主義と民族運動
CHAPTER 08 二つの世界大戦
CHAPTER 09 現代の歴史
5歳年上のいとこであるかれんと同じ屋根の下で暮らすことになった勝利は、ある日、彼女の重大な秘密を知ってしまう。その哀しき想いを背負うかれんと一緒に過ごすうちに、いつしかひとりの女性として、意識しはじめることになり…!?
離婚ののち息子を連れて地元に戻ってきた幼なじみの女性と、「結婚」をしないまま新しい「家族」のかたちを探っていく表題作のほか、小説的企みに満ちた「珈琲」をめぐる五つの物語。珈琲にまつわる書き下ろしの自伝的エッセイ「珈琲に呼ばれる人」も収録。
もう1人の自分と向き合い、
自分の意志で答えを見つけることができた少女・ピエタは、
ついに『明日』に行き着く。
手に入れた日常を歩む足取りはいつもよりはずみ、
降り続ける雨の中でも、心は晴れやかだった。
しかし、裏で奇妙な出来事が這い寄る。
『魔女の仕業だ』
その出来事はまことしやかに囁かれる。
件の原因と対峙することになるピエタとニケだがーー
彼女の炎は全てを焼き尽くす。
人やモノや幸せさえも焼き尽くす。
嫉妬を燃料にして焼き尽くす。
「私が欲しい幸せを持っているから
奪い取ってやるのよ!!」
歩きだす意思を持ち始める、進む日常コメディ、第3巻。
たがいの気持ちを確かめあった勝利とかれん。ふたりの物語のその後と、ふたりを取りまくキャラクターたちの物語を描く『おいしいコーヒーのいれ方』特別編登場!
ふたりを見まもってきた丈と恋人・京子、かつて勝利に想いを寄せていた星野りつ子とようやく大学を卒業したネアンデルタール原田先輩、かれんへの想いがかなわなかった中沢、原田先輩の妹で勝利の教え子・若菜、オーストラリアの人気歌手・アレックス……それぞれがそれぞれの想いを胸に、新しい未来へと踏みだそうとする姿を描く、珠玉の「アナザーストーリー」!
そして、思いがけない報せを受けた勝利とかれんは、オーストラリア・ウルルへ向かう。ウルルの空の下で、ふたりが見る未来とは?
日々続けていくことでコーヒーを美味しく淹れられるようになり、コーヒーを好きになってもらえることを目指す本。美しい写真を用い、ハンドドリップすべてに通じる必要な知識や考え方を、著者が思いつく限り伝えます。
インド洋に浮かぶレユニオン島で、ルイ15世が愛した幻のコーヒー「ブルボン・ポワントゥ」の香りが、21世紀によみがえる。世界中をめぐってコーヒーづくりに携わった日本人の矜持と情熱により、絶滅の淵から救われたコーヒーの再生と復活の物語。それは、「サステイナブル・コーヒー」のあり方を考えさせるコーヒー環境論でもある。