ふと季節の花に目がとまったとき、鳥のさえずりが聞こえたとき、「名前はなんだろう?」と気になることはありませんか。そんなとき、重宝するのがこの図鑑です。生きものの特徴をピンポイントで示したので、簡単に名前がわかります。名前がわかると、生きものが身近に感じられ、自然をより豊かに感じられるでしょう。気軽に持ち歩けるので、散歩のおともにもぴったりです。自然が好きなあなたのための図鑑です。
一筆にかける青春 〜自分を信じて自分に負けるな!〜
もともと日本人は自分を表現することが苦手な人種。それでも“書く”ことにより、様々な表現をし、相手に伝え、コミュニケーションを図ってきた。ドラマを通じて未来の日本を担う若者達に、そんな熱いメッセージを贈ります!
ツケを払わん奴は盗人や。ばんばん追い込みかけんかい!社長が吠えたその日からバーの名ばかりチーフのおれの災難は始まった。問題の客は明らかにその筋の匂いがし、お目当てのホステスはおれが密かに同棲している女ときた。そこへ現れた昔なじみが取り返しのつかない出来事に結びつくなんて、あの時は思いもしなかったー。北九州のネオン街を疾走する男たちの生き様を描く異色の青春小説。
不規則な芸人生活にもめげず、22年間リバウンドなし!ダイエット求道者だからこそ辿り着いた“究極のダイエット本”です。
生誕200年のショパン、シューマン…。モノ書きピアニストが、6人の大作曲家と同時代の文学に光を当てる。
材料の選び方から細部の加工・仕上げまで、ステッチ&グルー工法によるカヤック製作のノウハウを詳細に教示、解説する。1艇を完成させるために必要な工具、材料、価格のほか、設計図面を付録。
こやぎがめえめえ、元気にぴょん。おなかがすいたら、ちゅうちゅう、お母さんのおっぱい!
蝋燭を手に二階家に立て篭もった男。周囲の住人は火事を恐れて騒然となった。しかし平井大二郎と名乗る旗本が、隙を衝いて男を袈裟懸けに斬り捨て、騒ぎは落着する。平井は一躍英雄と称えられるが、一部始終を目撃した青柳剣一郎は、平井の挙動に言いしれぬ不気味さを覚えていた。探索の末、炙り出された騒ぎの真相と平井の過去。剣一郎は罪なき人々を救えるか!?書下ろし長編時代小説。
高句麗侵略に失敗した隋では、煬帝の圧政に対し内乱が拡大する。日中の対等な国交実現をめざす高向玄理と南淵請安も、理想に燃えて革命運動に身を投じた。大和朝廷では、高句麗・百済との同盟を推進する聖徳太子と、新羅と組んで権力保持を目論む大臣・蘇我馬子の対立が表面化しようとしていた。帰国した小野妹子は、増長する馬子を牽制すべく太子を支えるが、斑鳩の宮に暗雲が垂れ込める。一級の歴史エンターテインメント。
隆慶一郎こそ、かぶき者、いくさ人、道々の輩だった。激しく濃密な人生の振幅、文芸の風雅を愛する詩魂、権威になびかぬ反逆の気骨、友と楽しむ遊び心。胸の底に透明な寂しさをたたえ、「人間を人間たらしめている条件」を求め続けて、あなたは、いかにして「隆慶一郎」となったのかー。自ら、作家・隆慶一郎の原点を語った生前最後の対談、愛娘による回想「『池田一朗』から『隆慶一郎』へ」など、隆慶一郎の道々のすべてー。
少年のようで女性的でもある、性別を超越した不思議なヴォーカルが何といっても特徴的な4人組のファースト・フル・アルバム。声だけ聴いたところはピュア風だが、リリックは生々しい感情やシニカルさを含んでおり、アンバランスさで混沌とした世界観もある。生バンド・サウンドも、自然にヴォーカルを惹きたてている。
大和朝廷で改革を進める聖徳太子の期待を背負い、遣隋使に加わった留学生・高向玄理と南淵請安は、隋都で大使・小野妹子から密命を受ける。通事(通訳)・鞍作福利が、奪われた隋帝の国書を追って失踪したため、その行方を探ることになったのだ。高句麗侵略の準備に騒然とする隋で2人が見たのは、帝国の疲弊した現実だった。国書は誰に、なぜ奪われたのか?東アジアの視点から古代日本を活写する、全く新しい歴史小説の誕生。
聖徳太子の没後、蘇我氏専横はとどまるところを知らなかった。蘇我入鹿は、太子の遺児・山背大兄を自死に追い込み、中国の易姓革命に倣い皇位をも窺う。入鹿の学友であった中臣鎌足は、蘇我革命を阻止し新たな国づくりを目指すため、中大兄皇子を戴いてついに入鹿暗殺を企てる。反対勢力を鎮圧して滑り出した「大化改新」を外交的に支えるため、南淵請安が唐に渡るが…。大化改新の全貌を明らかにする画期的古代史小説。
若き英主・中大兄皇子のもと、「大化改新」の改革を進める日本に急報がもたらされた。裏で唐が糸を引き、新羅に政変の兆しがあるという。三韓と同盟して唐に対抗しようという日本の外交政策は、新羅と唐の接近、高句麗・百済の新羅攻撃により転換を余儀なくされる。唐帝に日中親善と朝鮮半島の平和を訴えるべく、かつて留学生として唐建国にも立ち会った高向玄理が悲壮な決意で唐へ赴くが…。日中に永遠の友好は成るか。