フェミニズムという新しい視点で私たちの生活を見つめなおすために、女性をめぐる「現在」に焦点をあてて理論と実践の両面からわかりやすく解説する。
本書で著者は、性による分業論の克服の視点から、家族・労働・教育・社会保障などの各領域毎に法制度を総点検し、望ましい法の姿を追究しています。第4版では、データを改めるとともに、セクシュアル・ハラスメントの問題、男女雇用均等法の改正への動きなど、新しい情報を織り込み、いっそうの充実をはかりました。
ここには等身大の自分をしなやかに、そしてクリエイティブに生きている女性たちがいます。彼女たちは、社会の単一の指定席にとどまらずさまざまなシチュエイションで自由に生きるあなたの生き方にエールを送り続けます。
かけがえのない一生を自分らしく、より充実して生きたい。著者自身の痛切な体験をふまえて執筆されたこの本は、何よりも一人ひとりの女性が自立できる人になってほしい、そしてよき市民になってほしい、という願いのもとにトータルな人間観察の新しい方法を模索する「女性学」へと誘います。国連婦人の10年以降の最新の動向とデータを盛り込んだ最新版。
夫婦別姓・性別役割分業・母性信仰・結婚退職制・セクハラ日常生活の中で女性が直面する諸問題に対し、女性学の学際的な視点で、現在の女性の現状を分析・解明する。
古いしがらみに捕らわれた女たちー。新たに未来へ踏み出す女たちー。多様性の中で生きる女たちをとおして見るインドの社会と文化。
女性学を教える大学等教員への詳細な調査が示す、日本の女性学教育の実態とジェンダー・フリーの実践から多様な教育方法の共有・発展をめざす。
“女性学公開講座”を重ねている著者が、「女性の社会進出と相まっておこってきた「女性学」を“女性視点”からとらえ、これまでの性差別の問題を浮き彫りにし、実践例をふまえて、これからの方向を問い直す。」
誕生から老いまで-女性の生涯を縦軸に、ビデオ化されている劇映画の中の女性の生き方を横軸に置きながら、女性学を学ぼうとするテキスト。なにげなく見ている映画にひそむ問題を発見していく喜びを味わいつつ女性学の世界へ。第一線の研究者が討論を重ねて作りあげた。大学、社会教育、生涯教育の教材として好適。
男女の平等が憲法によって保障されて35年余-はたしてどこまで実現したでしょうか。現実には、法律上でさえ性差別を前提とした規定や考え方が厳然と存在しています。著者は、性による分業論の克服の視点から、家族・労働・教育・社会保障などの各領域毎に法制度を総点検し、望ましい法の姿を追求しています。改訂版では、差別徹廃条約の批准、雇用均等法の制定等初版後の進展を盛りこみ一段と充実しました。