九州における真宗教団開展史を、日本史・仏教学・美術史など様々な分野から明らかにする意欲的論集。主な執筆者は神田千里・遠藤一・中川正法など10名。
総論
第一部 九州真宗の源流 戦国期本願寺教団の動向と九州
九州真宗への水脈
戦国期真宗から見た九州
九州北部における真宗の伝播と展開 九州真宗史研究の現状と課題
戦国期本願寺と西国大名
第二部 九州真宗の水脈 真宗信仰・文化と北部九州社会
豊後(大分県)から見た真宗の縮図 近世前史の真宗と世情の諸相
筑前真宗教団の展開過程 本願寺東西分立後の帰参・改派を中心に
『覚永寺縁起』、その検証
武丸正助の肖像と伝記 孝子から妙好人へ
大和から九州へ 真宗思想の展開・部落差別撤廃運動の水脈
博多萬行寺所蔵シンハラ文字資料について 小泉了諦と七里恒順
第三部 史料編 北部九州の真宗史料
口絵解説
史料編解題
図版
1 裏書類・銘等
2 古文書
3 天文日記
Illumination〜2台ピアノのための作品集
【収録情報】
● リスト/サン=サーンス編:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178(2台ピアノ版)
● シューマン/ドビュッシー編:カノン形式の6つの練習曲 Op.56(2台ピアノ版)
● サン=サーンス/ドビュッシー編:序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28(2台ピアノ版)
シルヴァー=ガルブルク・ピアノ・デュオ(シヴァン・シルヴァー&ジル・ガルブルク)
録音時期:2018年
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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名手ミカラ・ペトリの超絶技巧のリコーダーで演奏した『四季』
もともとのソロ・ヴァイオリン・パートを、超絶技巧のリコーダーで演奏。ミカラ・ペトリはRCAにも1987年に『四季』を録音していましたが、ここでの再録音では華やかな装飾音をふんだんに駆使、これまでの『四季』とは違った面白さ、新鮮さは格別。(輸入元情報)
【収録情報】
● ヴィヴァルディ:協奏曲集『四季』
● サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28
ミカラ・ペトリ(リコーダー)
スウェーデン室内管弦楽団
トーマス・ダウスゴー(指揮)
録音時期:2005年6月
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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改正農薬取締法後の最新の除草剤約500のデータを整理、収録。「発酵粗飼料用稲栽培」や新剤型の「少量拡散型粒剤」を盛り込むなど、旧版を一新。種類、発生生態、見分け方など的確な除草剤選びを導くための生きた雑草知識を紹介。今回新たに帰化雑草、除草剤抵抗性雑草も納める。水田編では栽培様式別に、畑地編では作物別に効率的な雑草防除の着眼点、薬剤選びの実際をガイド。耕種的防除法や薬害・環境対策も新たに解説。使い方一覧表は旧版を全面的に改め、作物の生育ステージ、対象草種別に除草剤が選べるよう掲載。また畑作物や果菜類では、除草剤の適用作物一覧表も付けて、除草剤選びの活用度を高めた。同系剤の選択判断に便利な成分別除草剤一覧を巻末に収録。
ショパン・コンクール入賞をきっかけとして世に出た実力派ピアニスト小山実稚恵の、通算16枚目にして5年ぶりのショパン録音だ。ショパンの魅力がこの1枚に凝縮したかのように詰め込まれている。
記憶の媒体としての「日本神」を探る
台湾には、かつての支配者を信仰対象とする廟や祠が多数存在する。本書では、これを「日本神」と名付け、民間信仰に埋め込まれた植民地経験・戦争経験と民衆の歴史認識や、新しいメディアを通した観光化の中で生成する「日本神」像を探る。
▼「台湾で日本人を神として祀る」という行為はなぜ成立しているのか。
▼台湾に現存するうちの49か所の祭祀施設(廟)の調査結果をもとに、その問いに迫る。
▼台湾の日本人祭祀を日本統治の肯定と結びつける風潮に対しても、歴史人類学の立場から論考を行う。
台湾では日本人を祀る祭祀施設(廟)が相当数ある。
日本統治時代の記憶と台湾の民間信仰の関係から、民衆の歴史認識がどのようにかたちづくられていくのかを探る。
全員が音楽大出身のクラシック畑、ヴァイオリン2本、ピアノからなるインスト・ユニット、TSUKEMENのデビュー作。三人ともに20代という若さゆえか、『ファイナル・ファンタジー』の挿入曲をはじめ選曲も斬新。チック・コリア、モリコーネなどのカヴァーもモダンにこなす。
花奏すずが妖巫女装束(あやかしみこしょうぞく)で登場!
TVアニメ『あやかしトライアングル』より、ヒロイン花奏すずの登場です。
彼女専用衣装の妖巫女装束(あやかしみこしょうぞく)に変化した瞬間を躍動感あるポーズで再現しました。
足元には、妖巫女の力に引き寄せられた「妖の王」であるシロガネが付いて来ます。
是非お手元にて隅々までご堪能ください。【対象年齢】:15歳以上【商品サイズ (cm)】(高さ):25
近代法の形成と実践
大気汚染、コモンズ(共有地)の喪失、住環境の劣悪化など、工業化の進展に伴う環境毀損が目に見える形で急速に表れた19、20世紀のイギリス。そこでは経済学者たちの思想の中に「持続可能な経済」を志向する環境経済学の形成が準備されつつあった。本書では、環境と厚生に注目した経済学者J.S.ミル、A.マーシャル、A.C.ピグーを論じた上で、第二次大戦後のアメリカを舞台に、彼らへの内在的な批判者として、制度主義の立場から独自の持続可能性の経済学を社会的費用論として展開したK.W.カップを論じる。その後、それ以降の環境経済思想の深化を論述することで、現代の制度主義の環境経済学へと向かう「持続可能な経済の探究」の歴史的な系譜をたどり、これからの環境と経済のあり方を考える上での示唆を与える。
第1章:自然保護の理論と実践ーーJ. S. ミルによる持続可能な経済の探究
第2章:都市アメニティ保全の理論と政策ーーA.マーシャルにおける労働者の住環境問題
第3章:環境問題の事例・原因・処方箋ーーA.C.ピグーにおける環境政策の総合化
第4章:持続可能性の視点から見た「戦争と経済」--ピグーと後続世代の戦争経済論
第5章:制度派環境経済学の展開と発展ーーK. W. カップによる基礎づけと方向づけ
第6章:持続可能な経済の探究の歩みーー環境経済思想の多元性と現代
改正民法において、学説・裁判実務において通用されてきた契約法規範が変容された法理に関して検討し、諸論点に関する議論状況を踏まえて理論的到達点を明らかにする論文集。
近代的所有権の再構築に向けて、地理学や歴史学と法学の学際的叡智を発展させ社会実装化することを追求する現代的研究の書。
序 章 土地空間の近代的所有・管理と現実の地域資源管理
……龍谷大学教授 牛尾洋也
第1章 北海道地券発行条例の制定過程
--アイヌの土地所有を中心に
……静岡大学名誉教授 橋本誠一
第2章 北海道地券発行条例の実施過程とアイヌの土地所有
……静岡大学名誉教授 橋本誠一
第3章 伝統的なワナを主とした危険猟法に関する考察
……富山大学教授 高橋満彦
東北芸術工科大学名誉教授、北海道大学アイヌ・先住民族研究センター客員研究員 田口洋美
第4章 中田薫の近世土地所有権論の論理とその意味
--近代的土地法の形成と境内山林下戻問題
……龍谷大学名誉教授 吉岡祥充
第5章 入会権の得喪と「各地方の慣習」としての離村失権の原則性
……愛媛大学准教授 西脇秀一郎
第6章 土地所有権と公権力の役割
……大阪公立大学名誉教授 高橋 眞
第7章 地域森林管理のリモートセンシング技術の適用
……森林総合研究所 小幡進午
第8章 山論の現代的意義をめぐって
--御池岳所有権・境界確定訴訟の検討
……龍谷大学教授 牛尾洋也
第9章 明治初期の郡界地引絵図について
--絵図が語る明治初期の地租改正と村の分合
……龍谷大学教授 牛尾洋也
第10章 地券取調総絵図の歪みと小字名
--栗東歴史民俗博物館所蔵図の分析を基に
……慶應義塾大学准教授 笠井賢紀
第11章 明所初期の分村の経緯と村の領域確定
--東近江市永源寺地区茨川村
……龍谷大学教授 牛尾洋也
1:弦楽のための「序奏とアレグロ」作品47