精神科臨床における5つの主要な分野である「発達障害」「児童・思春期」「てんかん」「睡眠障害」「認知症」について、エキスパートが外来診療の実際を披露。病いを得た患者に寄り添い、その生きづらさを支援する治療者としてのスピリットとノウハウを伝授。臨床知の詰まった珠玉の「エッセイ」や「心に残る症例」も収載。
臣守奏治と巴桃亜は、性別を超えた大親友だ。共通点だった“競技かるた”を通じて仲良くなった幼き日の二人は、いつでもどこでも一緒にいた。だが小学四年生の終わりに、二人は離ればなれになりーー五年越しに高校で再会。そんな奏治の前に現れたのは、外見はすっかり女の子らしくなったのに、中身はあの頃と何も変わらず、当時とまったく同じようにベタベタしてくる桃亜だった! プロレスごっこだの連れションだの、さすがに思春期の男女がやることじゃない! でも……桃亜と一緒にかるたをできるのは、素直に嬉しかった。
ーー異性の大親友にドキドキさせられっぱなしの思春期競技かるたラブコメ、ここに爆誕!
コミュニケーションを重視し,社会への一歩を踏み出すとともに,悩み,傷つき,抑えられない衝動に駆られるのはなぜか? 10?20歳頃の心・からだ・脳の成長とその背景に,人文社会科学・脳科学・医学,そして体験者の語りから多面的に光を当て,本格的な総合人間科学としての思春期学の確立を目指す.
序 総合人間科学としての思春期学(笠井清登)
コラム1 現代の「フツーの子」の思春期(岩宮恵子)
I 進化学からのまなざし
1 思春期はなぜあるのかーー人類進化学からの視点(長谷川眞理子)
コラム2:少年犯罪(長谷川眞理子)
II 発達科学からのまなざし
2 思春期発達の基盤としてのアタッチメント(遠藤利彦)
3 思春期のアイデンティティ形成(西平 直)
4 思春期の発達教育心理学(平石賢二)
5 思春期の発達疫学(安藤俊太郎・西田淳志)
コラム3:英国の双生児出生コホート研究ーー「生涯発達の時間軸」と「遺伝・環境の相互作用」(滝沢 龍)
6 思春期のホルモン変化(西谷正太・藤川慎也)
7 思春期の心と体の発達(平岩幹男)
コラム4:双生児研究と思春期(安藤寿康)
III 脳科学からのまなざし
8 脳の思春期発達(小池進介)
9 言語・コミュニケーションの思春期発達(橋本龍一郎・酒井 弘・荻原裕子)
10 思春期における自我の確立とその脳基盤(福田正人)
11 社会性の神経基盤(藤井直敬)
12 報酬系の神経基盤(村尾託朗・村井俊哉・高橋泰城)
13 思春期と発声学習ーー鳥とヒトにみる脳機能の類似点(岡ノ谷一夫)
コラム5:エピゲノム研究(西岡将基・金田 渉・音羽健司・滝沢 龍・岩本和也)
IV 精神病理学からのまなざし
14 統合失調症(笠井清登)
15 気分障害(垣耕企/岡本泰昌)
16 発達障害(金生由紀子)
17 摂食障害(田中 聡)
18 依存症(鶴身孝介/村井俊哉)
コラム6:思春期のメンタルヘルスリテラシー(小塩靖崇・佐々木司)
V 体験・現実を乗り越えて
19 回復とは何かーー40年かけて「収まりがついた」私が思うこと(夏苅郁子)
20 病の受け入れに対する一般市民の潜在能力と可能性(石井綾華)
21 「困ったときに人は助け合う」行動の科学ーー私はケアラーだったのだ!(堀江紀一)
コラム7:思春期についての精神分析的理解(笠井さつき)
VI 学問分野の融合による思春期学の発展
22 青年心理学との融合(溝上慎一)
23 思春期学と社会医学(川上憲人)
コラム8:実験社会科学(亀田達也)
監修者あとがき(長谷川寿一)
人名索引/事項索引
子どもの心が理解できない…そう感じたことはありませんか?子どもの不安な心、子どもの成長の必要ー原点から子育てを問い直す。
「喪う」という経験に伴う痛みや悲しみを引き受けること。患者の「対象喪失」に迫る。
自傷は、わが国においても医療機関のみならず教育機関でも広く見られる現象となっている。本書は、著者らが行った学校をフィールドとする調査から得られた実証的知見にもとづいて、若年者に対する自傷・自殺予防活動のあり方を論じたものである。第1部では青少年の自傷について、学校での調査結果や各国の統計的データからその特徴と定義わ詳細に概観する。実際に自傷におよんだ青少年の臨床的特徴を性差や年齢などさまざまな側面から比較して検討し、援助希求行動とストレス対処法についての論考を加える。第2部で学校や地域における自傷・自殺企図への介入・予防の方法について、各種の援助資源の紹介とともに述べ、心理療法、薬物療法による治療法の実際が語られる。また、セルフヘルプ、電話相談、インターネットの重要性にも触れ、そのデメリットもふまえた活用法が紹介される。巻末には学校関係者向けに作られたガイドラインなども付しており、より実践的に使えるよう工夫がされている。
調理教育の第一人者が、40年にわたる基礎研究と教育・実践活動を経て開発した食育実践プログラム。
幼児・小学生・中学生・高校生・大学生と、対象をライフステージ別に分類。それぞれに「学習のねらい」を設定し、アンケート、テキスト、資料(教材)、学習指導案の実例を紹介。学習効果が非常に高い、料理選択型食教育の教材として「3・1・2弁当箱法」をわかりやすく解説。
自閉症スペクトラム・ADHD・LDの特性を理解し支援できること。家庭、学校、友だち、進路…将来の不安を減らす本。
「子ども」から「大人」への移行期である高校生年代。高校進学率98%の今、「移行支援」の視点から高校教育改革にパラダイム転換を迫る。
長女、祝・思春期卒業?そして次女、突入!三女、時間の問題…。子育てマンガ家、大いに悩む!むきあう、かわす、見守る…心にしみこむ15のエッセイ。
今は作家である著者が、病棟で出会った少女たちの素顔を生き生きと描く。十八歳、わたしは精神病院に入れられた。狂気と正気の危うい境界をとらえ、絶賛を浴びた全米ベストセラー。
やんちゃ坊主や高学年女子に向き合う!つながり方と居場所づくりの極意。高学年女子は付き合いづらいと決めつけるな!「つながりポイント」を徹底解説。投げかけた言葉と子どもの反応を再現したエピソードで具体的な指導の流れがわかる!力技だけじゃない!思春期の子どもとの「コミュニケーション&指導の極意」
2人の恋心を守るため、卒業まで「恋人らしいこと禁止」の禁欲交際を続けているひばりと、生物教師の青井先生。だけどひばりが生物係から外れてしまい、学校でも話せなくなって…!? デートも電話も手をつなぐことも禁止…!? な、ひばりは先生と目を合わせるだけでもドキドキしてしまうけど、それは先生も一緒みたいで…!? 毎日焦れ焦れ×超きゅんきゅんの秘密純愛ライフ、さらにドキドキの最終巻です!
設問5. 図を用いて答えよ
設問6. 同じものを選べ
設問7. 例外を答えよ
設問8. 内容を証明せよ
補修. 予想せよ
本書はカナダダウン症協会がダウン症の若者と親、介助者のために出版したものです。障害を持つ若者が性についての正しい知識を持ち、自分を大切にするすべを学ぶことはとても大切です。心ない人による性的な被害を防ぐことにもつながるかもしれません。性がオープンに自由になった時代だからこそ、それに伴う規律と責任も当然自覚されなくてはなりません。この本はダウン症を持つ若者のために書かれてはいますが、自分を尊重し相手も尊重すること、人前で許されることとそうでないこと(パブリックとプライベートのけじめ)、セックスをするための条件と注意、妊娠と出産、セックスに伴う責任など、ダウン症を持つ若者だけでなく全ての若者に、また思春期のお子さんを持つ親御さんや学校の先生方にも読んでもらいたいものです。
これまでの15年あまりの私の心理臨床の体験をもとに、思春期の女性たちの心の危機の諸相と、それに対する心理治療者の具体的な対応を、フィクションの形で自由に描いてみました。フィンションではありますが、単なる絵空事ではなく、“心理的次元”では充分に事実に根ざしたものとお考え下さい。