本書は、小動物臨床に携わる獣医師のために書かれていますが、獣医学を学ぶ学生、インターン、研修医にも役立つことと思います。決してこの本は、内科もしくは泌尿器科の専門医向けに書かれたものではありません。問診・一般臨床検査・生化学検査所見において、泌尿器系に問題があるとされる犬や猫に対する診断や治療の手引きとなることを望んでいます。したがって、各章では、正確な診断と治療方法について強調して記述しました。
本書は、細菌学者、消化器病学者あるいは病理学者に強い衝撃を与え、ノーベル賞候補の可能性がうわさされはじめたヘリコバクター・ピロリに関する研究領域を主に細菌学の立場からまとめたものである。
本書の対象は当院の1〜2年目の内科レジデントで、対象とした疾患は日常しばしば遭遇し、緊急処置を必要とする場合があるもの、よって慢性疾患でも急性増悪、急性合併症をきたす場合を含めた。書式は、レジデントが行なう処置の経時的な流れを骨組みとし、処置に対する経験に立脚した解説を付記。
本書は主として内科領域の日常診療において特に頻度の高い疾患の、薬物療法における病態生理とそれにもとづく薬効と副作用のしくみ、すなわち臨床薬理のあらましを述べたものである。
インフォームド・コンセントとは、その重要性、仕方を各専門分野から具体的に解説。
本書は、小児腎疾患の理解と実際の臨床に則し、著者の個性、考え方が明確にしるされ、簡明に記載されたテキスト。