1999年に当時のファンハウスから発表されたセルフ・カヴァーをそのまま丸ごと再発売したもの。玉置の弾き語りソロ・ワークの完成形が凝縮している作品。特に「あの頃へ」はテレビ東京のドラマ「忠臣蔵」のテーマ曲にも抜擢、この作品で聴くことができる。★
大自然の中で生きる動物や鳥など生きものを取材したNHK-TV『生きもの地球紀行』のサントラの3作目。エンディング・テーマの合唱ヴァージョン(8)も収録している。ピアノやオーケストラにより演奏される杉本竜一の音楽が、のどかにゆったりと流れていく。
歌い手としても評価の高い彼女だが、本作もその実力をいかんなく発揮している。スロー・テンポの難しい曲、最初はピアノとの独唱といった高いハードルも楽々クリアし、問い掛けるような歌いぶりで情緒的な世界を見事に構築。映画『この胸いっぱいの愛を』主題歌。
ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』の主題歌に起用。大好きな人の幸せをそっと見守り続ける恋心。そんな忍ぶ愛の想いを、ストリングスを活かしたドラマティックなミッド・バラードに乗せ熱唱。張り裂けんばかりの感情的な歌声が、胸に突き刺さってくる。
ライヴ盤としては10年ぶりの、2枚組のアルバム。2005年6月14日にZepp Tokyoで行なわれたコンサート・ツアーのアンコール・ライヴの模様を、全曲収録した。ライヴから抜粋したライヴ盤はよくあるが、全曲収録というのはそうなく、そういう意味でも貴重。
自ら曲を作り歌うアーティストたちが、彼女のために書き下ろした曲を集めたコンセプト・アルバム。久保田利伸や玉置浩二、宮沢和史にCharaといった錚々たる顔ぶれが揃い、これまでのMISIAの作品とはひと味違ったフレイヴァーがちりばめられている。
映画やドラマ、CM等で活躍する柴咲コウの1stアルバム。映画『黄泉がえり』主題歌「月のしずく」、映画『着信アリ』主題歌「いくつかの空」といったタイアップ曲を多数収録。
ひょっとすると、ミュージシャンの人って、生涯に1枚はこういうアルバムを作るのが夢じゃないかなと思う。幼い頃の想い出が、歌の形をとって大切に収められていて、遊び疲れて家路に向かいながら友だちと眺めた真っ赤な夕焼けが想いだされてくる。
『GRAND LOVE』『ワインレッドの心』『ニセモノ』『スペード』という、4枚のアルバムから選ばれた楽曲に、NHK『みんなのうた』で流れた「愛だったんだよ」を加えたベスト・アルバム。自ら選んだ楽曲なので、そのメニューも興味深い。
これまでにも古内東子や宇多田ヒカル作品なども“ジャズ化”してきたケニー・ジェイムス・トリオによる最新アルバム。今回は安全地帯時代を中心とした玉置浩二作品を料理。気楽に聴けるジャズだ。
芦奈野ひとしの原作でオーディオ・ドラマ・OVAとなった同作品の音楽集に、椎名へきる(2)(13)と中川亜紀子(8)のモノログに二人のヴォーカル曲も収録。SFでありながらゆったりした流れを持つ作品を音楽たちは良く表現していて、聴いていてとても気持ちが良い。
『蜜』から1年10ヵ月ぶりとなる柴咲コウの2ndアルバム。彼女自身の作詞曲「Glitter」「Sweet Mom」「memory pocket」といったヒット・シングルを中心に、バラードからアップ・テンポのナンバーまでヴァラエティに富んだ内容となった。