その力は、どんな道路よりも、どんなテクノロジーよりも、
どんな政治指導者よりも、私たちの文明を形づくってきたーー。
河川がまったくなければ、世界は私たちにとって
認識しがたい姿となっていただろう
……私たちの定住パターンはまったく違う形で進化し、
農地や村がオアシスや海岸線にしがみつくような形になっていただろう。
戦争も違った形で進行し、国の境界線も今とは違うものとなっただろう。
今あるもっとも有名な都市はいずれも存在しなかっただろう。
今日の人類のあり方を決定づけている、世界的な人の移動や貿易も、
生まれることはなかったかもしれない。
(本書より)
人類の暮らしを規定してきた河川の「見えない力」を
浮き彫りにする刺激的な文明論!
女性同士の関係性を描く「百合」。大きな盛り上がりをみせるこのジャンルにおいて、スポットを当てられることが決して多いとはいえないのが、百合を題材にした映画、「百合映画」だ。古くは1930年代から現在に至るまで、地球上のあらゆる土地で、実写として、アニメーションとして…撮られ続けてきた百合映画。そんな百合映画300本以上を総覧。取り扱う作品は、“王道の百合”や誰もが知る定番から、埋もれた名作、いっけん百合とは思われないだろうものまで多岐にわたる。
男子禁制のゲーム世界に、破滅確定の「百合の間に挟まる男」として転生してしまった俺、ヒイロ。
豪華客船における合宿の最中、魔人アルスハリヤと共に爆死したはずの俺だったが、気づけばアルスハリヤと一体化して蘇っていた。
決して相容れない仇敵(絶対百合壊すウーマン)が常に近くにいるなんて、百合好きの俺はどうしたらいいんだよ……。そんな絶望を抱いていた俺は、学園の寮長ミュールが、天才魔法士である実姉クリスから理不尽に蔑まれる場面に出くわしてしまう。
徹底的に人を見下し、傷つけることさえ躊躇しない“天才”にーー姉妹百合の尊さを教えてやる!
緻密な細工がほどこされたメタル製のブックマーカー。
「和」を連想させる繊細で美しいデザインが特徴です。
豊富なバリエーションで読書時間を彩ります。
※紐色は画像と異なる場合があります。
寸法/W28×H84×D0.3mm
<仕様上の注意>
・本品は飲食物ではありません。誤飲等には十分ご注意をお願いします。
・本来の使用目的以外には、使用しないでください。
・強く引っ張ったり無理な負担をかけると破損の恐れがあります。
・本品は繊細なものです。加重を加えることにより変形、ゆがみが生じる場合があります。取扱いには十分ご注意をお願いします。
素材:ステンレス、金メッキ
MADE IN KOREA
再び女の子からの告白。お相手はーーアイドルで幼馴染み!?
二人の女の子と同時に付き合うことになり、妹達からも告白されてしまったわたし、間四葉(はざま よつば)。
それぞれの気持ちと向き合い、なんとか丸く収まったわたしの関係だけど……
「どうか、私と恋人になってください!!」
再び女の子から告白されてしまって!?
彼女は国民的アイドルで幼馴染みの小田真希奈(おだ まきな)。
告白の事情を詳しく聞き、『恋人のフリをする』ことになったわたしと真希奈。
わたしには(二人の)恋人がいるけれど……でも幼馴染みのことはほっとけない……!
まっすぐすぎて泥沼待ったなしのガールズラブコメ、第3巻!
アルカイダやタリバンを尋問してきた元米軍の女性尋問官が教える、世界最強の交渉術。日常生活に活かせるテクニックが満載!
大人気和風ファンタジー「八咫烏シリーズ」の外伝第2弾!
とんでもない意気地なし、と噂の少年・雪哉に剣の指導を頼まれた腕に覚えのある市柳は、おびえる雪哉に自信満々で打ち込むが、まもなく違和感を覚え始めるーー(「ふゆのことら」)
貴族の少年たちが、父の跡を継いだ職人が、全身全霊で守りたいものとは何か。
山内に生きる人々の幸せを誓った彼、そして、権力闘争のはざまに育つ姫君の心の奥にある思いとは……。
読者の胸を刺し貫く魅力でベストセラーとなった、和風ファンタジー「八咫烏シリーズ」震撼の第2部へと橋をかける必読の8編。
文庫化名物・著者自身による解説付き。
かれのおとない
ふゆのことら
ちはやのだんまり
あきのあやぎぬ
おにびさく
なつのゆうばえ
はるのとこやみ
きんかんをにる
文庫あとがき
ウィルフレッド・ビオンは現代の心理療法,精神病理学に影響を与え続ける偉大な精神分析家であり,彼の著作を読むことは,臨床家にとってほかに置き代わることのない体験と言える。
本書は,その体験の同伴者となり,ビオンの功績の中に読者自身が道を見出すのを助けることを目的とする。
本書では,ビオンの理論の中心となる4つの書ーー『経験から学ぶこと』,『精神分析の要素』,『変形』,『注意と解釈』のほか,数多くの著作や講演録を網羅し,年代順に辿りながら詳細に解説していく。
読者は,この一冊を通じてほぼすべてのビオンの仕事に触れ,心的機能に関する彼の独創性に富む洞察や技法の発展への理解を深めることができる。
難解さでも知られるビオンの言葉を紐解くための有意義な背景情報を含み,彼の仕事を初めて知る人々,経験豊かな精神分析家や心理療法家にとっても最良の一冊となる手引。
日本語で読まれる読者の皆さんへ
監訳者まえがき
Boxリスト
謝辞
序論
第1部 中間休止以前ーー知における変形
第1章 伝記(1897-1966)
第2章 集団における体験とその他の論文(1961)
第3章 精神病に関する論文(1953-1960)
第4章 経験から学ぶこと(1962)
第5章 精神分析の要素(1963)
第6章 変形(1965)
第2部 中間休止以後ーーOにおける変形
第7章 伝記(1967-1979)
第8章 注意と解釈(1970)
第9章 再考ーー精神分析に関する論文集への「解説」(1967)
第10章 未来の回想(1977)
第11章 講演,セミナー,そして講演の準備としてのいくつかの短いテキスト(1973-1979)
第12章 自伝
第13章 ビオンの考えのさらなる展開
結論
追録
ビオンを聴き,読むこと(ジェームズ・グロトスタイン)
私がビオンに負うもの(アントニーノ・フェロ)
ビオンを発見するーーある私的な回想(H.B. ルヴィーン)
文献
訳者あとがき
索引
ユネスコのレポート全文の翻訳のほか、“Rethinking Education”の議論を支える重要語句・諸概念から特に重要と考えられる8つの概念群をとりあげ、論考を加えた解説章を収録。
島からの就職活動、生活費、アルバイトの終了…
上手くいかないことばかりが頭にこびりつく、
そんな現実を知らせる夏になった。
熱も冷める夜に熱く抱き合う二人は
本気で相手のことを考え、
次の道を決めなければならなかった。
渡ってきた海に向かって立ち、
誰よりも強くなった二人が再び歩き出す最終巻…!