町奉行所や火付盗賊改が取り上げない訴えや未解決事件を探索する御蔵入改。元長崎奉行でサーベルの遣い手・荻生但馬をはじめ、必殺剣を持つ一徹者の元定町廻り同心、六尺棒を振り回す将棋好きの元臨時廻り同心、長い薬指でどんな財布でもすり取る洗い髪が艶やかな女すり、桃色地の小袖と真っ赤な股引姿で愛想を振りまく禿頭の幇間という、個性豊かな五人組だ。
南町奉行所元臨時廻り同心の大門武蔵は、御蔵入改の同僚である幇間・喜多八に唆され、蕎麦の大食い大会に出場することになった。大会は薬種問屋が軒を連ねる日本橋本町の蕎麦屋で開催され、賞金は十両。蕎麦っ食いとして有名な「蕎麦圭」こと薬売りの圭太郎、薬種問屋太田屋の放蕩息子・伊之助、薬種問屋大塚屋の看板娘・お千津らと対決することになった武蔵だったが……(「しくじり蕎麦」)。
表題作を含む痛快&人情時代小説全四篇。文庫書き下ろし
【目次】
第一話 しくじり蕎麦
第二話 しくじり幇間
第三話 しくじり忠臣蔵
第四話 しくじり同心
江戸そばの真髄、その心と技を語る。東京は浅草の老舗「並木薮蕎麦」の主人故堀田平七郎がそば業界に、そしてそば好きの人々に遺した一冊。
お正月にはお屠蘇を飲み、おみくじを引いては木の枝に結びつけ、厄年には厄払いをする。結婚式は大安を選び、友引の葬式は避け、大晦日には蕎麦を食べる…。われわれ日本人は、ジンクスで不運を避けつつ、縁起を担ぐのが好きだ。どうせ気になるのなら、その由来やルーツを知って上手に縁起を担ごう、というのが本書のねらいである。歴史の試練に耐えた生活の智恵が満載の本。
本当に美味しい東京のそば・うどん店を徹底ガイド!自分でそば・うどんを作るためのアイディアや、製麺所や全国の専門店からお取り寄せ可能な商品のガイド、和麺と酒の関係など。
「北海道おいしいそばの店」の続編。第一弾で紹介できなかった店に加え、安くて便利な駅そばや立ち食いそば、全104軒を紹介しました。北海道のそばの食べ歩きに必携のガイドブック待望の第二弾です!
毎年発行している「立ち食いそば店」のガイドブック。東京都内を中心に近郊の首都圏の店舗も掲載している。昨年の2020年度版から立ち食い蕎麦店だけでなく、本格的な手打ちの蕎麦店も掲載しているため、安い値段で手軽に食べられる蕎麦店から、会食や接待などでも利用できる一流店と、目的に合わせてそば屋を見つけることができる。2021年度版では名店といわれるそば店からさらに「絶対に美味しい蕎麦店」を編集部が厳選した。「手打ち蕎麦店」35店舗、「立ち食い蕎麦店」92店舗を掲載し、どの店を訪れても「極上蕎麦」が味わえる内容となっている。
最新ビジネス用語から日本人のしきたりまで、大人ならふまえておきたい常識を完全網羅。これだけで“社会人の鑑”になる。
日本橋塩梅屋に、元噺家で、今は廻船問屋の主・長崎屋五平が頼み事を携えてやって来た。これから毎月行う噺の会で、噺に出てくる食べ物で料理を作ってほしいという。季蔵は、快く引き受けた。その数日後、日本橋橘町の呉服屋の綺麗なお嬢さんが季蔵を尋ねてやって来た。近々祝言を挙げる予定の和泉屋さんに、不吉な予兆があるという…(第一話「目黒のさんま」)。他に、「まんじゅう怖い」「蛸芝居」「時そば」の全四話を収録。美味しい料理と噺に、義理と人情が息づく人気捕物帖シリーズ、第六弾。ますます快調。
立ちそばの神様が降りてきた!
食文化エッセイの第一人者、平松洋子がいま一番興味のあるテーマのひとつ「立ち食いそば」に正面から挑戦。歴史ある名店からニューウェイブ店まで、東京の東西南北二十六軒の立ち食いそば店を訪ね、つゆの香りをかぎ、そばを味わい、店主と語る。
丹念な取材でそれぞれの店の成り立ちから、店主の人柄、味へのこだわり、街と立ち食いそばの関係まで、立ち食いそばとは何ぞやを追究。 一日に二度立ち食いそばを食べる強者、立ち食いそばファンとして知られる山口良一氏、坪内祐三氏へのインタビューと立ち食いそば同行記も収録。立ち食いそば文化を考察する珠玉の一冊。
いか天そばに動揺する「川一」秋葉原
お江戸日本橋の名作そば「そばよし 日本橋本店」日本橋
夏の極楽。冷やしそば「ひさご」浅草橋
どこにもないコロッケ「大和屋」中延
一日に二度食べるツワモノに聞く「はるな」本郷三丁目
土地の記憶を食べる「白河そば」牛込柳町
吹き晒しでゆく「田舎そば かさい」中野
家族げんかも味のうち「峠そば」虎ノ門
◉カラー口絵「峠そば」
夜明け前の応援歌「そば千」東神田
優しいつゆが染みる「稲浪」飯田橋
きしめん、五十余年「寿々屋」人形町
山口良一さんと池袋「君塚」「乱切りそば あずみ」池袋
立ちそば界のやんちゃ坊主「よもだそば」日本橋、銀座
そばバル仕様で攻める「à la麓屋」田町
夜を攻める「四谷政吉」四ツ谷
ふじこさんは千歳烏山の太陽だ「ファミリー」千歳烏山
◉カラー口絵「ファミリー」
坪内祐三さんと早稲田界隈「はせ川」早稲田
肉そばと肉じゃがの関係「南天」椎名町
銀座六丁目、路地裏の華「陶そば」銀座
築地の歴史を見はるかす「深大寺そば まるよ」築地
ダイヤモンドとバジル「そばうさ」麹町
だからテレサ・テン「港屋」虎ノ門
新潟にトリップ「がんぎ 新川一丁目店」茅場町
うさ、うさ、うさの三拍子「うさぎや」新橋
みんなの福の神「福そば」人形町
あとがき
懐かしい味を香ばしくいただく「ナポリタン焼きそば」、やっぱりお肉がうまい「漬け込みローストビーフ」、みずみずしい春の味わいを「きぬさやクッキング」、意外と手軽に作れる「ポキ丼」など、あったかな気持ちになるメニュー収録!
江戸の街並みから読み取る老舗の歴史、味と技。変わらぬ伝統、進化した伝統、歴史に裏打ちされた味・技とは?一〇〇年以上営み続ける東京の老舗を、創業当時に想いを馳せながら訪ね歩く。
家で打てる!名人「高橋邦弘」の蕎麦打ちを伝授。日本有数の蕎麦打ち名人として名高い著者が、蕎麦打ちの基本を分かりやすく紹介。蕎麦打ちを始めたい人も、蕎麦好きな人も必見。道具・材料から蕎麦打ちまで、蕎麦のすべてが分かる。