「コストカットはやり尽くした」。そう断言できますか?
世界的レベルで効率化を追求した自動車工場ですら、乾いたタオルを絞るように現場改善を継続しています。まして多品種少量生産、労働集約型の食品工場において現場改善に終わりはないといえます。
本編は40年間にわたり生産現場で指導を行ってきた著者が最新事例を取り上げながら無駄を顕在化し、改善した成功例の数々を集め、写真や図面を多用して分かりやすく解説しております。多くの食品企業の絶大な支持を得ている小杉氏が長年の改善ノウハウを集大成した一冊です。
・生産活動の基本 目からウロコが落ちる ・物づくりの錯覚と改善の進め方 機械化すれば生産性が上がる?コンベアラインでラインスピードを上げたほうがいい? ・ムダの見つけ方 7つのムダの発生原因と改善策 ・金をかけないコストダウンの手法 ・より改善を進めるために マヨネーズの多工程持ち作業による活人事例 ・物の流れをよくする 長年赤字の事業を短期間で黒字化 ・屋台生産とは 成功のポイント ・工程再編と新工場建設の成功例
なぜヒトは「偶然(たまたま)」を「必然(やっぱり)」と勘違いしてしまうのか?確率、統計をうまく用え、日常に潜む「たまたま」の働きを理解する。
綿密な見積もりを提出したのに、いつも予算はオーバー。絶対間に合わないのに、間に合うと思い込んでしまう。根拠はないけど、いつかはもうかると信じてるー。これらは脳の楽観性バイアスで起こっている!?
AIの普及で変化せざるをえない物語と家族を描く長谷敏司「竜を殺す」ほか、急速に社会へと実装される、AIの最前線11篇を収録
「ゴルゴダ」飴村行
「逆縁の午後」長岡弘樹
「枇杷の種」友井羊
「願い笹」戸田義長
「ちびまんとジャンボ」白井智之
「探偵台本」大山誠一郎
「通帳残高が増えない本当の理由」。「思い込みでつくられる購買意欲」。「聞いてはいけない営業トーク」。「やってはいけない保険選び」。「買ってはいけない金融商品」などを知り楽しくお金を使うことができる力を身につける!40万人以上の受講者を後悔しない人生に導いた専門家が教える、大事なお金の使い方を間違えないための超基本!
心理効果を使った広告・デザインで自然に売れる広告やデザインの仕組みがわかる。
2016年に発表された本格ミステリの短編から、本格ミステリのプロフェッショナルが選び抜いたベスト作品集! 天野暁月「何かが足りない方程式」 青崎有吾「早朝始発の殺風景」 西澤保彦「もう誰も使わない」 似鳥鶏「極彩色を越えて」 葉真中顕「交換日記」・解説 遊井かなめ
建築・不動産業を渡り歩き、両者のコラボレーションを開拓する著者が、よりクリエイティブな価値を生む建築不動産フロー〈ビジョン→ファイナンス→不動産→デザイン→施工→マネジメント〉を伝授。これがあれば建築家は建て主のライフプランに最適な設計を提供できる!敷地ではなく土地の価値を見極めることから始めよう!
■■1章 なぜこれからの建築に不動産思考が必要なのか
■■2章
建築不動産フロー〈VFRDCM〉〜クリエイティブな不動産思考の方法〜
■1)V:ビジョン
■2)F:ファイナンス
■3)R:不動産
■4)D:設計デザイン
■5)C:施工
■6)M:マネジメント
■■3章 価値を生む建築的不動産思考の実践
■ケーススタディ1)
不動産広告の常識から抜け出せ!〜現場で気づいた建て主の利益〜
・担当建築家コラム
■ケーススタディ2)
土地を選ぶ。右か左か!〜建て主を錯覚から救い出すことができるのは建築家
・担当建築家コラム
■ケーススタディ3)
親族関係を★設計せよ!〜家族会議に建築家と不動産コンサルが参加する〜
・担当建築家コラム
■ケーススタディ4)
クリエイティブに分筆線を描け!〜建築的価値と不動産的価値の両方を考えた分筆〜
・担当建築家コラム
〈座談会:家族だけでは分からなかったお金・親族・家づくりの問題〓仮〓〉建て主+建築家+創造系不動産
■ケーススタディ5)
土地の広さを逆算せよ!〜郊外ならではの土地選び〜
・担当建築家コラム
〈座談会:「住まい」のイメージが全くことなる夫婦の家づくり〉
■ケーススタディ6)
ビジネスモデルをデザインせよ!〜ブランディングからはじまる建築不動産フロー〜
・担当建築家コラム
〈座談会:ビジネスモデルの再考から始まった新社屋づくり〉建て主+建築家+創造系不動産
■ケーススタディEX
建築と不動産のあいだの世界に参加しよう〜多様な活動を角度を変えて〜
■■4章(巻末対談)建築家と不動産のコラボ最前線!〜これからの建築家、これからの不動産仲介〜
小川一水、北野勇作、菅浩江、津原泰水、飛浩隆、林譲治らベテランから、小川哲、高山羽根子、藤井太洋ら新鋭まで豪華19作家競作
ダーウィンのどこが正しく、何が間違いだったのか? 『種の起源』が出版されたのは160年前、日本では幕末のことである。ダーウィンが進化論の礎を築いたことは間違いないが、今でも通用することと、誤りとがある。それゆえ、進化論の歩みを誤解している人は意外に多い。生物進化に詳しい気鋭の古生物学者が、改めてダーウィンの説を整理し、進化論の発展を明らかにする。
人気エコノミストが徹底解説!
長時間労働、ワンオペ地獄、人材に投資しない……だから給料が上がらない
「働き方」の不条理を解決するツボが丸わかり!
「生産性を高めよう」が合言葉になっている。きっかけは安倍政権が「働き方改革」を提唱したことだ。
実際、日本企業の生産性はスペインやイタリアにも劣り、先進国で最低レベルまで落ち込んでいる。たくさん働いているのに、稼げなくなっているのだ。
いったいなぜ、日本は生産性が低くなってしまったのか?
じつは日本企業は、旧日本軍と同じ失敗をしている。
たとえば近年、日本企業はどこも「ワンオペ」が増えている。社員1人で膨大な作業量を何でもこなすシステムだ。しかし、各個人が孤立して仕事をしているため、組織全体の効率は追究できない。また、ノウハウを組織でシェアできないという致命的な欠陥がある。チームで効率よく仕事をやるほうが、圧倒的に強いのだ。
これは特攻と何ら変わらない。大局的な戦略をもたず、現場の個人に「がんばれ!」「なんとかしろ!」と精神論で負荷をかけ、一発逆転の局面打開を期待する……これでは勝利は望めない。
本書は、日本企業のどんなところが低生産性を招いているのかを具体的に指摘したうえで、「では生産性をあげるために何をすべきか?」を具体的に提言する。
本当の「働き方改革」はここにあり!
数学が苦手?
それは「錯覚」です。
ーーカオス理論の権威が説く、「本当は誰もが好きになれる数学の世界」!
【数学の「本質」を知れば、新しい世界が見えてくる】
多くの人は、数学という学問を誤解しています。
難しい、とっつきにくい、役に立たない……
数学に対するこうしたイメージは、すべて「錯覚」です。
人々の「素朴な思い」から生まれた学問なので、
段階を踏んでいけば、誰にでも理解できるはずなのです。
本書では、「測定」「計算」「論理」という基本から
数学が持つ本質的な構造と役割を問い直していきます。
数学の階段を登っていくと、あなたの想像を超える広い世界が見えてくるでしょう。
数学が嫌いな人は、数学がちょっと好きになるはずです。
もともと数学が好きな人は、
これまでとは違う視点から、新しい数学の魅力を感じてもらえるはずです。
◆本書の内容
プロローグ 「数学嫌い」は錯覚である 〜「数学とはどんな学問か」を考える前に
ステップ1 「数学のはじまり」を知ってみる 〜数学は人間の想念そのものである
ステップ2 「数学の本質」に触れてみる 〜数学はもっとも誠実な学問である
ステップ3 「数学の最初のつまずき」を解消する 〜苦手意識はここから始まる?
ステップ4 「数学のおもしろさ」を感じてみる 〜意味が分かれば見える世界が変わってくる
エピローグ 数学とはどんな学問か? 〜数学の階段を登ると見えてくるもの
私にとって心安らげる場である数学が、多くの人々に「とっつきにくい」と思われていると聞くと、
寂しいような、ちょっと不思議な気持ちになります。
なぜなら、数学は誰にでも理解できる、誰にでも好きになれる学問だと思っているからです。
数学は、誰に対しても平等で、誠実な存在なのです。 ---「はじめに」より
一編15分、世界がぐるりと裏返る。
本格ミステリ作家クラブが選んだ2023年の本格ミステリ短編の最高峰!
☆☆☆
目次
序 本格ミステリ作家クラブ会長 麻耶雄嵩
今村昌弘氏「ある部屋にて」
結城真一郎氏「転んでもただでは起きないふわ玉豆苗スープ事件」
潮谷験氏「二〇XX年の手記」
矢樹純氏「血腐れ」
荒木あかね氏「同好のSHE」
白井智之氏「モーティリアンの手首」
道尾秀介氏 「ハリガネムシ」
解説 阿津川辰海
☆☆☆
一編15分、世界がぐるりと裏返る。
本格ミステリ作家クラブが選んだ2019年の本格ミステリ短編の最高峰!
☆☆☆
目次
序 本格ミステリ作家クラブ会長 東川篤哉
結城真一郎「惨者面談」
東川篤哉「アリバイのある容疑者たち」
伊吹亜門「囚われ師光」
福田和代「効き目の遅い薬」
中島京子「ベンジャミン」
櫛木理宇「夜に落ちる」
大山誠一郎「時計屋探偵と多すぎる証人のアリバイ」
解説 円居挽
一編15分、世界がぐるりと裏返る。
本格ミステリ作家クラブが選んだ2022年の本格ミステリ短編の最高峰!
☆☆☆
目次
序 本格ミステリ作家クラブ会長 東川篤哉
道尾秀介「眠らない刑事と犬」
大山誠一郎「カラマーゾフの毒」
芦沢央「アイランドキッチン」
方丈貴恵「影を喰うもの」
浅倉秋成「糸の人を探して」
森川智喜「フーダニット・リセプション」
解説 廣澤吉泰
☆☆☆