夫が道路で倒れていると告げた突然の電話が、すべてのてんやわんやの始まりだった。左大腿骨を3カ所も骨折した夫は、公共交通機関の網の目をかいくぐった遠い遠い病院に入院してしまったのである。芳紀66歳。夫と我が身を支えるために、友人からずうずうしくも中古車を無償でいただき、いよいよ炎の自動車教習所がよいが始まる。
昭和30〜40年代のラジオ黄金時代から選んだ傑作選。おっとりした話で柔らかな笑いをふりまくてんや・わんやとWけんじ、スピーディなテンポでシャープな笑いの星セントルイスなど、いまや聴くことのできない名人たちの爆笑漫才を収録。
巨大生物群『剛粧』と戦う敦樹の前に、謎の敵『幽霊剛粧=ファンタズマ』が現れた。他の『剛粧』たちを自在に操るその能力は、かつての仇敵の姿を敦樹に思い出させる。そして突然の襲撃ー。予想以上の『幽霊剛粧』の能力に敦樹は苦戦を強いられ、共に戦う仲間は重傷を負った。だが同時に敵の驚くべき正体もまた、明らかとなる。敦樹は『幽霊剛粧』を秘密裏に葬り去るべく、最後の対決を挑むが…。「電撃hp」誌上に掲載された「まれびとの棺」完結編にあたる二編と、書き下ろし短編を収録した新シリーズ第二巻。
世界中に突如出現した『塔』と巨大生物群。その存在により日本は広大な無人地域を挟み、東西に分断されていた。2018年、東日本にいた十五歳の川中島敦樹は、軍の観測隊に選抜され『塔』を目指す。しかし率いた隊は『当初の予定通り』全滅。敦樹だけが西日本東部辺境である南兵庫へと逃れた。1960年代まで市民の生活水準が後退したその土地で、敦樹は学校に通いながら防災団の一員として活動を始める。同級生でもある仲間たちと、やがて人類再起へ向けた戦いの一翼を担うためにー。『電撃hp』誌上に掲載された「まれびとの棺」前半に、書き下ろし二編を加え、新シリーズ、いよいよスタート。
大学受験、その時わが子の学力は?学費は?「私立」か「公立」か?など、中高受験に関する親の疑問・心配を最新の情報でやさしく解説。
ぼくの弟のボビーは「おりこうさん」で、ほんとうにいやになる。もうすぐボビーの八歳のたんじょうびだけど、あいつのほしがってるものをプレゼントするなんて、おもしろくないな。そうだ、いいことを思いついたぞ!弟をちょっとびっくりさせてやろうと、すぐお店にかえすつもりでワニをプレゼントに買ってきたテディ。ところがボビーはおおよろこび。しかも、たんじょうパーティーに来ていたしんせきみんながワニにむちゅうで、ボビーに注目があつまるばかり。そこへ、なにも知らないお父さんがかえってきて…?ワニをかうことになった兄弟と一家のどたばたを、ユーモアたっぷりに描いた、ゆかいなものがたり。楽しいさし絵入り。小学校低・中学年から。
ひと目でわかる読みやすいメニューや新規開拓・リピートにつながるPOP、サービスカードなどのつくり方をいろいろな業種や場面を例にわかりやすく紹介。
東京・神奈川・千葉・埼玉から80校あまりを厳選。偏差値だけでは評価できない真実の姿を映す中学受験生の親必携の入学案内。在校生の父母による生の声もまじえて、実際の学校生活や勉強方針・進学実績などを紹介。
A・A・ミルンが「クマのプーさん」で描いた森の仲間たちの冒険物語を題材に、作者のロジャー・E・アレンは、マネジメントの基本をわかりやすく説き明かし、いつの時代にも通用する的確なアドバイスを与えてくれます。この本を読み進むうちに、明確な目標設定、強いリーダーシップ、効果的なコミュニケーションのとり方などについて、知らず知らずに、理解を深めることができます。
「甲子園野球大会」への道をつけたミズノ株式会社創業者、水野利八の、スポーツ産業とスポーツの振興にかけた一生を描く。小学中級以上。
天真爛漫な子どもたちと、心暖かい筆者とが織りなす話題の数々。音楽とは、教育とは、そして生きるとは…。さり気ない問いかけと、励ましの花束。ピアノ教師歴40年の筆者が、体験をもとに語った、ピアノ教室の内側。楽しいピアノ教室に繰り広げられる人間ドラマには、笑いと涙が満載。