おもちゃのオートバイをきっかけに、泊まり客の少年キースと友達になった、古いホテルの壁穴に住む子ねずみラルフ。ある日、熱をだして苦しむキースのために、薬をさがしだすラルフの冒険がはじまった。少年との交流をとおして、成長していくラルフの姿を描く、友情物語。小学校中・上級向き。
「はりねずみの ピックルは はりだらけ。うまれたときから はりだらけ。いつも いつでも ひとりぼっち。」でもあるとき、いもむしのおんなのことなかよくなり、はりねずみくんを、だいたりおんぶしてくれる、アライグマのおばあさんにであいました・・・
おかあさんがあんでくれた、かわいいチョッキ。“ちょっときせてよ”と動物のなかまたち。あらあら、チョッキがどんどんのびてー。
まいばんマウリッツハウス美術館にねずみのマウリッツがあらわれ、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」にあいにいきます。でもあの子がぬすまれた!なかまとあの子をすくいだせるでしょうか?
真ん中にひと文字「子」という漢字が入った灰色のすべすべとした楕円形の石。神支村の子どもたちが祭りの夜に探す「ねずみ石」は、願いをひとつだけ叶えてくれるー。中学一年生のサトは四年前の祭りの日、一時行方不明になった。その夜、村で起きた母娘殺人の犯人は未だに判明していない。親友セイとともに、祭りを調べていくうち、サトは事件の真相へと迫っていく。
やねの上で、まい晩ねずみがさわぐので、犬の夫婦はぜんぜんねむれません。もうふらふら。なんとかしなくちゃ。そこで「ねこを求む」と新聞広告をだしました。ところが、やってきたねこときたら…。ペアレンツ・チョイス賞受賞、アメリカ図書館協会選定年間優秀作品。
日本とドイツの俗信の対比ーその共通性・類似性を示すことによって、それぞれの文化の背後に横たわっているものを際立たせる試み。
第1章 ねずみ・狐ー日独の民俗比較(前兆予知と吉凶告知の小動物ねずみについて
吉凶占いとワルの狐、そして霊狐・穀物神・富の招来者)
第2章 カラス・蛇・猿ー日独の諺の同質性(お天気博士にして貪食の鳥カラスについて
蛇ー汝君の名はワルー日本とドイツの諺の比較(共通点)13章
「猿に烏帽子」「猿知恵」「毛のない猿」)
第3章 ドイツ兎物語・ドイツ猿物語(ドイツ兎物語全18話ー臆病な兎・愛と幸福の招来者・魔女の化身
ドイツ猿物語ードイツの諺紹介)
ここはねずみ国の首都・新ねずみ市のねずみ新聞社。大スクープ!地下鉄のトンネルに、ばけネコが出たらしい。このままじゃ、みんなが地下鉄をつかえないよ!トンネルをたんけんして、ばけネコの正体をつきとめよう!
給食当番だった翔は、クラスメートの悠のTシャツにシチューをこぼしてしまい、弁償しろとせまられた。川辺にすわってため息をついていると、いままで見たこともないような、大きなねずみがあらわれた。動物が大すきな翔は、チーズパンをねずみにやる。そこへとつぜん、悠がやってきて、ねずみをふみつけ、川へほうりなげた。「へへん、いいきみだ。じゃあな、あしたわすれるなよ」その夜、翔は、すごくこわい夢を見た…。小学校中学年から。
ここはねずみ国の首都・新ねずみ市のねずみ新聞社。大スクープ!地下鉄のトンネルに、ばけネコが出たらしい。このままじゃ、みんなが地下鉄をつかえないよ!トンネルをたんけんして、ばけネコの正体をつきとめよう!
奇抜な着想、軽妙なプロットで、短編を書かせては随一の名手。1963年には『未来世界から来た男』で創元SF文庫の記念すべき第一弾を飾ったフレドリック・ブラウン。その多岐にわたる活躍の中から、SF全短編を年代順に収めた全4巻の決定版全集。第1巻には「星ねずみ」「天使ミミズ」など初期の傑作12編を収録。
失語症状を呈し始め役者生命の危機に瀕する若手歌舞伎役者と、後ろめたさを忍びつつ夫を気遣う若妻。第一幕に描かれる危うい夫婦像から一転、第二幕は劇場内の怪死事件へ。大部屋役者瀬川小菊とその友人今泉文吾は、衆人環視下における事件を手繰っていくが……。梨園を巻き込んだ三幕の悲劇に際会した名探偵は、いかなる真相を導くか?