インドの地と民話の世界を、一歩一歩歩いてきた筆者の手によって、土の匂いをそのままに残すインドの民話が集められました。収録された民話と筆者のつづるエッセイ、インドの人びとが自ら語る自分たちのくらしぶりは、生きる知恵とその土地土地の生活の息吹きであふれています。中学生以上。
この旅行記は、乗務歴14年目の著者が、いちばん嫌いだった国インドが世界一好きな国となり、著者にとっての旅の原点とも呼べる存在となっていった過程を綴ったものです。
レストランで食べるリッチで重い料理とはちがい、インドの庶民が毎日食べているのはシンプルで軽いヘルシーなものばかり。しかも朝昼夕晩と、生活のリズムに合わせた素材選びやスパイスの使い分けは、さすがアーユル・ヴェーダ(「生命の科学」という意味の伝承医学)の国。カルカッタ出身のジョイと信州出身の邦子の食いしん坊夫婦が、簡単にできる家庭の味80をご紹介します。
インドのヒンドゥーとムスリムの関係は多面的で複雑である。そればかりでなく、それは非常にデリケートでホットな現代の政治問題でもある。限られたスペースのなかで総花的に扱うと、舌足らずになり、一般の読者には非常にわかりにくく、誤解をまねく虞れさえある。本書ではポイントを絞り込み、そのかわり、できるだけ丁寧に説明する方法をとった。インドのヒンドゥーとムスリムの関係は、兄弟や夫婦のそれに譬えられることがある。彼らが、日本人には想像もつかないほど、複雑に入り組んだ関係にあることについて、理解を深めていく。
本書はインド独立以降、高い国際競争力を持つに至った製薬産業の発展の要因を史的に捉える試み。製薬、医薬品に関わる専門的な洞察を基に、アメリカや日本の製薬市場をも俯瞰する中でインド製薬産業の躍進の過程を明示する。
現代インドを地誌学的方法論に基づいて、俯瞰的に、包括的に把握する。第1章は、インドの歩みと地域編成を記し、第2章以降では、具体的なテーマを設定してインドの全体像と地域性・空間性を系統的に提示。各章末にはコラムを設けた。
スケッチブックとペンを持って、チベット、ネパール、インドを巡るチベット文化満喫旅へ。一週間でこんなに楽しい!こんなに感動!こんなに日本帰りたくない!人と自然と神様の国で毎日描いた、人生の宝物の記録。
騙してるのか、調子がいいだけか、わからないぞ、インド人!2度あるインドは3度あるラジャスタンでくりひろげられた夫婦のどったんばったん漫画旅行記。
やる気に頼らず楽しみながら成果を上げ続ける方法。頑張っているのに成果が出ない人に教えてあげたい45の法則。
クンダリニー覚醒という稀有の体験を有するインド人言語哲学者が日本で行ってきた講演・講話集。
インドの出版社、タラブックスから、2017年末に出版された『TRAVELS THROUGH SOUTH INDIAN KITCHENS』の日本語版。東京で活動する建築家・デザイナー齋藤が南インドに滞在した3ヶ月間に、21のさまざまなキッチンを訪ねた記録です。「キッチンにこそ、その土地の文化や日常の暮らしの本当の姿がある」と語る著者は、ときに驚き戸惑いながらも、人々の暮らしぶりを誠実に見つめ、綴ります。家庭料理のレシピつき。