2003年5月、「マジシャン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。マジック界で世界の頂点に立った男、緒川集人のすべてがここに。
マリー=アントワネットの朗読係をつとめる女性の眼を通してあざやかに描かれるヴェルサイユ運命の三日間。フェミナ賞受賞小説。
分子レベルの神経科学から言語、意識、知識、真理の問題などの認知神経科学まで、磁気共鳴画像法によるデータや哲学をはじめとする学際的な知見にもとづく唯物論を精緻に展開。
学校の先生は、ペドフィル(小児性愛)かもしれない…ある疑惑をめぐり、N.Y.のミッションスクールでは「説教バトル」が繰り広げられてゆく。本年度ピュリツァー賞、トニー賞受賞作品。
海洋政策研究財団は、多方面にわたる海洋・沿岸域に関する出来事や活動を「海洋の総合的管理」の視点にたって分野横断的に整理分析し、わが国の海洋問題に対する全体的・総合的な取り組みに資することを目的として「海洋白書」を創刊している。その海洋白書が、今年で第3号となった。これまでと同様、3部の構成とし、第1部では特に本年報告したい事項を、第2部では海洋に関する日本および世界の1年間余の動きを、それぞれ記述して、第3部には、第1部および第2部で取り上げている課題や出来事・活動に関する重要資料を掲載した。今年の白書の第1部は、海洋の経済的価値を考察している。簡単なことではないが、環境の経済的価値についても記述した。また、スマトラ島沖の大地震による巨大津波があったのが1年余前であるが、あらためて、海洋にかかわる科学と防災について記述した。
受刑者の子として監獄で生まれたフランソワーズ・ドービニエが、ルイ十四世とモンテスパン夫人の庶子の養育係となり、やがて王妃マントノン夫人として王の晩年三十年間を支えるに至る数奇な生涯を、緻密な時代考証と一人称の文体で生き生きと語る、大河小説の魅力あふれる疑似回想記。
まちづくりや地球環境問題など、公共政策の現場で導入がはかられつつある「コンセンサス・ビルデイング手法」について、具体例に即し、その理論と手順をわかりやすく説明したテキスト。公共政策を学ぶ人、実際に政策形成に携わる人たちに最適。
グレースにとって父は理想の男性だった。その父が、自らが支店長を務める銀行の金を着服するとは!父を救うには銀行トップのエレーラ公爵に直談判するしかないー。彼女は固い決意を胸に公爵の居城を訪ねた。しかし、けんもほろろに門前払いを食わされ、落胆しつつ、ふと迷い込んだ庭園で束の間の静寂に浸っていると、何者かが彼女に向かって獰猛な番犬を放った。その危険きわまりない人物こそ、公爵本人だった。なんでもするから父を助けてと懇願する彼女に、公爵は悪い冗談としか思えない話を持ちかけてきた。
彼はなぜ、ここがわかったの?スペインの隠れ家に現れた夫を見て、エミリーは愕然とした。身重の彼女を疎んじ、秘書と一夜を過ごした夫に愛想を尽かし、ロンドンの家を出てから一年余りが過ぎていた。「僕はすでに目的を果たしたよ」エミリーがはっとして夫の車を見やると、そこに息子の姿が。「子供と離れたくないなら、僕についてくるんだ」半ばさらわれるようにして彼女が連れていかれたのは、フランスのロワール渓谷にある古城だった。夫は私と息子を幽閉するつもりなのだろうか。