週末になったら、名前しか知らないあの男にまた会えるー若き建築デザイナーの宮脇克実の趣味は、誰ともつるまず独りバイクで山を走ること。ある日、同じスクランブラーに乗る男・マサムネと出会い意気投合!一緒に山を疾走できれば、本名も仕事も知らなくていいー逢瀬にも似た週末のツーリングに、克実は夢中になっていく。ところが、克実が手掛ける建設現場で偶然再会してしまい!?
北アフリカの港町モガドールで若い娘ファトマが投げかける謎めいた眼差し、町の人々のあいだで交錯する生と性の予感…。メキシコで最も権威ある文学賞「ハビエル・ビジャウルティア賞」受賞作。
えっ、アレに名前があったの?耳かきの先の白いフワフワ、ミカンの皮についている白いスジ…。奇才みうらじゅんが、ふだん目にするけれど、名称を知られてないアレに関するクイズに答えながら、その名前の謎に迫る。みうらじゅんのウイットのきいた解答にニヤリとしつつ、あなたもさあ、挑戦!知らなくても生きていけるけれど、知っていると自慢できてちょっとうれしい。そんな楽しい一冊。
東日本大震災がきっかけで、離れ離れになった幼馴染の六人。中学三年生になったある日、セータの下に、仲間の一人が投身自殺をしたと報せが入る。当時の担任とともに現場である北海道の岬に向かった五人だが、その帰りに橋から車ごと落下してしまい、原生林を抜けて助けを呼びに行くことに…。過酷な運命に翻弄されながらも、前を向こうとする少年たちの「再生」を描いた感動の長編小説。
「アレ」のなまえにそんな由来があったなんて!!?今回は「モノ」のなまえの由来がわかるクイズ本。
陽子、洋子、容子、遙子、葉子などー自然体で、明るくて、やさしさがあります。しっかりしているようにみえる半面、肝心なところで抜けていたりも。まわりにいる人が太陽になるようにその源のパワーを与える役割を持ちます。
ガーデニング・フラワーアレンジメントにも活用できます!「緑・花文化の知識認定試験」にも対応した花の百科事典。巻末に五十音順索引と花の入手時期索引が付く。
2023年7月にメジャーデビュー20周年を迎えた湘南乃風が、8月12日(土)に自身10年ぶりに神奈川・横浜スタジアムで開催した、
二十周年記念公演「風祭り at 横浜スタジアム〜困ったことがあったらな、風に向かって俺らの名前を呼べ! あんちゃん達がどっからでも飛んできてやるから〜」のLIVE DVD&Blu-rayを発売決定!
湘南乃風やファンにとっても聖地ともいえる横浜スタジアムで、“祭り”ムード満載の神輿を模したステージをバックに、
夏をテーマにした楽曲、闘志を炊き上げられるような楽曲、人々の背中を後押しするような楽曲など数々の代表曲・ヒット曲満載のセットリストとともに
全国各地から会場に駆けつけた3万人のオーディエンス、まさに周年に相応しい公演となった。
今作品には、この3時間以上に及ぶライブ本編やアンコール含む全てのセットリストが収録され、
緊張感の中にも意気込みが伝わってくるリハーサルなど当日の舞台裏などの様子を収録したドキュメンタリーも特典映像も収録!
また、初回限定盤には、本編・アンコールを収録したLIVE CDが付帯。
高校二年で小説家になろうと決意して、二十一歳のとき作家に会いに行った。(…)しどろもどろに話したとき、「わかった。もういいよ。きみは小説の手法を話しに来たわけじゃなくて、人生相談に来たってことだ」一拍あって、「きみみたいな若いのがよく来るんだ。そういうとき、ぼくははっきりと伝えることにしている。きみに小説は書けない」。以来四十年余、ひたすらフリーライターとして筆力を研いた渾身の作。飄々と切実、本格文芸作品。
いつもいる場所でも、ちょっとしたことに目をこらすと、たちまち「なんだろう?」とふしぎが、めばえてくる。ふしぎを、どんどんおっていくと、おもいがけないことがわかってくる。「なるほど!」「そうなのか!」わかってくると、たのしくなってくる。でも、またふしぎが「どうして?」「どうして?」と雲のようにわいてくる。もくもくぎもんがわいてきて、いっぱいいっぱいふしぎがとけてくる。だから、かがくはおもしろい。どんどん、かがくがすきになる。
「近頃、すぐに思い出せない、覚えられない、がやたらと多い」そんな人にぜひ読んでもらいたい、忘れないための、覚えるためのちょっとした工夫、方法。だれでもすぐにできて、カンタン!効果てきめんです。
“ナマモノ”に価値はない?生産性が重視されるこの社会で、私のような「何もしていない」存在は、いないほうがいいのだろうか。「生産性のない」と断じられた存在は、生きていてはいけないのだろうか。そういうまなざしは、人間が“ナマモノ”であることを忘れろ、許すなと言っているようで、私にはずいぶんと苦しいことに思える。
大学を卒業し、就職することなく何となくラノベ作家になった久太と、マンガ家になった漆は、久太の母・涼花と3人で奇妙な“同居”生活を送っている。2人は恋人同士ではなく、親友とも違った関係だった。彼らを結びつけているのは、高校生の冬に起きたある事件だったー。気がつくと自然に泣いていた作品『サムウェア・ノットヒア』に連なる物語ではあるが、完全に独立した作品として、あなたに喪失と再生の物語を捧げる。
ポリアナがギリシア大富豪アレクサンドロスと結婚して5年。第二子を身ごもり、傍目には幸せの絶頂にあるかに見えたが、異国から来た身分違いの花嫁への風当たりは想像以上に強かった。“ポリー”という昔からの愛称は、義母の「下品」のひと言で禁じられて以降“アナ”に替えられ、兄の結婚に猛反対の義妹は氷の刃のような嫌味と視線でポリアナを苦しめた。どんなにがんばっても、私は完璧な富豪の妻にはなれないの?ずっと抑えてきた想いを多忙な夫にぶつけてしまった翌朝、ポリアナは夫からの思いがけない贈り物を目にして…。