心停止、ショック、意識障害…臨床で遭遇する急変への対応法が身につく。
節足動物の「微小脳」は、われわれ霊長類の「巨大脳」と比べればはるかに少数のニューロンから構成され、また多様な外部環境に適応するための固有な機能を発達させているが、ニューロンの動作原理や高次機能の機構において、共通点も多い。そのため、行動と神経活動の関連など脳機能の基礎を解明するうえで、微小脳研究の意義はきわめて大きい。本書は、微小脳について解明された知見や今後の研究の視点を、脳機能の分子機構、記憶・学習、社会行動、知覚、工学的応用など、多彩な話題を取り上げて解説している。
海洋生命系の変動は人類に何をもたらすか?自然変動する海の生物資源の生態を理解し、資源再生産の場である海洋環境保全、それぞれの種の生態にあった資源の利用方法を考える、現代海洋生命科学の集大成。自然変動する海洋生物資源との共存の道をさぐる。
地球上に九五万種以上、日本だけでも三万種を超える種数が発見されている昆虫。この大繁栄した小さな生き物の世界は謎に満ちている。たとえば、昆虫はなぜ大きくなれないのだろうか。どうして最初に飛んだのか。なぜ蛹が登場したか。擬態が出てくる理由は?昆虫はどうして六本足なのか。地球の生命進化とのかかわりの中で、しぶとく生き抜いてきた昆虫の運命を明らかにし、生態系を支える彼らのしたたかな奇策の数々を愛情をもって解剖する。
昆虫の戦いは同種間でのメスをめぐる争いであったり、他の種類とエサをとり合うなどの生存競争であったりと、必ず目的があり、すべて戦うべくして戦うものです。本書では、そうした戦う昆虫、なかでも最強といわれる昆虫たちを特集しました。人気のあるカブトムシやクワガタだけではなく、カミキリムシやバッタ、トンボ、カマキリ、水生昆虫などの体の大きさや戦い方にスポットを当てています。
ヒトの性欲に貴賤はない。SM愛好家、フェチスト、異性装者、スカトロジストなど、世間で言われる「ヘンタイ」にスポットを当て、彼らの性欲構造を歴史的・文化的に考察する。
“SWEAR WORDS”とは“SHIT”“ASS”“FUCK”などをまとめて指す言葉。よく、「イケナイ言葉」のことと思われがちですが、本当は否定、強調、親しみさえも表現できる、日常生活には欠かせない豊かな表現ツールなのです。著者のS・ジョンソン氏はアメリカにおいて、他国からの移民者に対し、一日も早く英語の生活に溶け込めるよう、積極的に“SWEAR WORDS”を教えるユニークな英会話教授法の提唱者。本書で英会話上達の近道を知り、また英語圏の人々の日常語に秘められた哲学を学びましょう。
検閲、発禁と闘って変態研究に熱中した男たち。
大ヒット・アニメのラジオ・ドラマCD第3弾。ラジオ番組『おねがい☆ツインズ みずほ先生とはちみつ(ハート)ツインズ』内のドラマで、本編とはまったく違ったオリジナル・サイド・ストーリーが楽しめる。
ベルリン・フィルが初めて手がけた映画音楽。『ディープ・ブルー』は海を舞台にしたドキュメンタリーで、スコアは『ガンジー』『遠い夜明け』などを手がけたジョージ・フェントン。指揮も本人による。
そりゃ前作のオーケンとの共演はインパクトが強かったが、本作はもっと、暗くて明るい。ここへきて、意味がありそうでなさそうだった歌詞には吹っキレたような強さが感じられる。ヒップホップに諧謔的な眼差しを向けた(5)なんて爆笑の傑作曲。打ち込み万歳! 宅録万歳!