東京・谷中でクラシックカメラを専門に扱う今宮写真機店。三代目店主の今宮とアルバイトの来夏は、店に持ち込まれるカメラにまつわる謎を解きながら、少しずつ距離を縮めていく。からくり屋敷の隠し部屋から見つかったパノラマカメラ、投げ捨てられたゴミ袋に入っていた高級カメラ、海で釣り上げられた年代物の水中カメラ…カメラと人々の織り成す連作ミステリー、ついに完結!
スパイス、石油、再生エネルギーー。人類は資源をめぐり争奪・競争・開発を繰り返してきた。資源なき日本とドイツが資源覇権国のアメリカ、イギリスに挑んだのが第二次世界大戦だ。石油の時代の終焉を迎え、資源エネルギーの潮流はどのような方向に向かうのか、そしてそれはどのような争奪戦や競争を引き起こすのか。資源エネルギーの歴史を紐解くことで未来をも展望する、かつてない世界史
かつて準ミス日本に輝いたスポーツメンタルのスペシャリストが、日常生活で役立ち簡単に取り組むことができるメンタル育成術を詰め込んだ初の著書が誕生。精神科医として得た様々な知見と、数々のチームでメンタルアドバイザーを務めてきた経験をもとに確立したメソッドをやさしく、わかりやすく、飾らない言葉で教えてくれます。
暮らしの中心に経済があるのではない。経済の中心に暮らしがあるのだ。各国首脳のブレーンとして経済政策にたずさわる最旬の経済学者による、いま最も支持される「新しい資本主義」「パーパス」実践の書。
源義経と木曾義仲、乱世に突如登場した二人の武将は、いかにして英雄になりえたのかー。歴史の非情な歯車と闘いながら、必死に運命に挑む友恵と武蔵。「時」が自分たちを選び、この時代に運んだことに果たしてどんな理由があるのか。その意味を知ったとき、友恵と武蔵はそれぞれ愛する者のために大きな決意を胸に秘める。そして志郎は…。大胆な着想で「平家物語」を慟哭のロマンスへと甦らせた、著者渾身の一作。
幼い二人は、なぜ殺されたのか。(中山七里「オシフィエンチム駅へ」)一年前に夫が死んだ場所で妻が望んだのは…。(安生正「白い記憶」)この物語の意味に気づいたとき、あなたはきっと戦慄する。(岡崎琢磨「三霊山拉致監禁強姦殺人事件」)「父を殺した」という祖父の言葉の真意とは。(海堂尊「赤い顔」)宝島社の大人気ショートショートシリーズから、鮮やかで濃密な殺人事件の物語を25作品、厳選!
行動心理学を用いて相手のしぐさから嘘を見破る刑事、楯岡絵麻。相棒である西野の婚約者宅に火をつけた犯人は、12人を殺害した元精神科医の死刑囚、楠木ゆりかだと見破る。絵麻は同僚の筒井とともに、獄中から指示を受け放火した実行犯を探すが、尻尾をつかめない。その間も楠木は絵麻を潰すために、次々とターゲットに襲いかかりー。絵麻は仲間を守るため、最後の敵に立ち向かう!
幼い子どものためのすぐれた作品を数多く残した作家マーガレット・ワイズ・ブラウンのわかりやすくてリズミカルな文章と、アン・モーティマーの色鮮やかな絵で、こねこの目にうつったクリスマスの謎と美しさを描きました。
秋。山や、野原や川原には、いろいろな実がなっている。赤い実、青い実、ドングリ…なかには、毒の実もあるけれど、たべられる実もたくさんあるよ。わたしたちといっしょに、さがしにいってみない?
男と女の問題は際限がない。そもそも、なぜ男と女は存在するのか。種を残すためという常識的な答えがあるが、では性別がなく分裂して増える細菌はどうなのか。あるいは、なぜ「抑圧されている」とされる女性のほうが、男性より長生きするのか。本書は、現代の知の最先端をいく二人が、男と女をめぐる疑問や謎を「身体」という観点を中心に論じ合う、異色の顔合わせによるリレーエッセイ。
日本人の集団主義と米国人の個人主義、両者のすぐれた点がひとつになったー。価値ある洞察と実践的な教訓で綴る画期的リーダーシップ論。
上流階級に関わる優雅な暮らしを捨て、世界中で植樹を続ける。戦争で犠牲になった人のため、森林破壊を食い止めるため。内戦のサラエヴォ、ライオンが潜むアフリカの草原、嵐の中の断崖絶壁…。徒歩の旅は危険もあるが、行く先々では食べ物や宿を提供され、人々が温かいもてなしで迎えてくれる。壮大なミッションにもかかわらず笑顔を絶やさない、心優しき男の半生。
東京風・大阪風・広島風の定番お好み焼き、たこ焼き、もんじゃ焼きからねぎ焼き、明石暁き、とん平焼きなど個性あふれる御当地メニューまで有名店が実際の店でのつくり方を惜しげもなく大公開。
CDには短い500の会話が韓国語と日本語で収録されています。次の練習を繰り返せば、韓国語の会話が滑らかにできるようになり表現力が向上します。
サッカー日本代表のFWである著者、高原直泰は日韓ワールドカップを目前にした2002年4月、「エコノミークラス症候群」を発症。その治療は人知れず、今も続いている。世界トップレベルのドイツ・ブンデスリーガでゴールを重ねながら、病気とも闘い続ける日々-。著者が初めて語る、知られざる自らの病気のすべてと、日本代表の可能性、そして2010年南アフリカワールドカップへの誓い。