「いのち」は誰のものか?ヒトは、進化心理学者のいうように遺伝子で「こころ」すら決められ、もともと不平等に生まれついているのか。学校教育には限界があるのか。子どものためにその遺伝子を改造することは許されるのか。遺伝子の権利は誰のものか…遺伝子をめぐるさまざまな難問題の核心を、気鋭の研究者たちが徹底的に掘り下げてゆく。
本書のテーマは、シナリオの開発法と、政策や実践が直面する課題を方向づけるためのシナリオの活用法である。各章では、学問的に裏づけられた見解と応用可能な大変実践的なヒントが提供されている。本書は、教育を長期的な視点から考えようとする人々、親や教師、地域の指導者や教育管理職を含む学校関係者、政策の決定に関わる人々に新たな視点を提供するものである。
過剰生産と過少消費に停滞する企業、住民不在の行政、変わりゆく世界と若者に対応しえない大学、産業システムの限界は、商品の国民画一市場と“社会”イズムにある。それにかわる「場所」を創造する指針を示す。誰にも同じことをするサービスの効率性にたいして、一対一のホスピタリティの自己技術を明示。あらゆる分野でもとめられる新たなホスピタリティ・マネージメントをガイド。時代の大転換に対応する画期的な本質を解く書は、近代学問体系の転換をも示す。
これから飲食店を開業しようとする人、現在飲食店を経営しているが、営業不振で店の再生、活性化を検討しているという人のために、現在の外食事情を全体的に捉えるとともに、今後どのように外食は変化していくかを具体的に説明。外食のビジネスを志す経営者として、どのような知識が最低限必要であるのか、経営者としての心構えから人材育成など、開業や再生に際して注意しなければならないことを100の項目に沿ってまとめている。
AD/HDと高機能広汎性発達障害へのかかわり方なども含めて最近の考え方をわかりやすく事例を交えて解説。
第1章では、労働安全衛生法で実施することが義務づけられている職長教育に関し、法定教育項目に即した内容をわかりやすく順に解説した。第2章〜第4章では、法定の職長教育の教材を補完する実務的な資料集として、作業標準、KYシート、チェックリストを取り上げた。
国際開発の中心的なテーマへ。実務経験豊かな執筆陣による、開発の現場と理論を橋渡しする試み。
競争か、自分らしさかー学力だけでは子どもが幸せになれない。小学生の親に贈る未来への手引き。
県西部浜松医療センターで実際に使われている「透析室の感染対策マニュアル」を単行本化。効率的な感染対策を豊富な写真でわかりやすく解説。
学校で教える知識や学校組織がすべての者に合う「フリーサイズ(one-size-fits-all)」のものと考えるアプローチは、個人のニーズや知識社会全体にはうまく適合しないという認識が高まっている。本書では、「個別化」した教育や公共サービスの集団的な提供の可能性が、現在の画一性を打開する方途として広範に叙述されている。個別化の方向へ漸次移行していくことの重要性は、第一線の専門家であるデイヴィド・ホプキンス教授によって、本書の序章で述べられている。
実は心配だった。誰にも聞きにくかった。これが知りたい58問。
日本の英語教育の中身が何かおかしいと思うあなた。どこがどうおかしいか、そのようなおかしな英語教育の中身がどこからきたのか、お教えします。ひとりよがりの解説をする受験参考書。今の英語と無縁な文法規則を教える文法解説。19世紀以前の英語を堂々と記載する学習英和辞典。英語らしくない英文を使って受験者を試す英語教員採用試験問題。100年前からの呪縛と、ひとりよがりな英語。日本の英語教育の病根はここにあります。
日母分類がベセスダシステムに準拠して改定されることに決定。本邦初のベセスダシステムの解説書。180点以上の写真を使って徹底解説。
ヘルスプロモーション、健康寿命、聞いたことがあるけれど、いまひとつよくわからないキーワードをわかりやすく解説。指導のポイントも示唆した「読む」用語集。
本書は、リネハンの弁証法的行動療法とともに、パーソナリティ障害をはじめとする人格の問題にアプローチする最良の方法の一つであり、理論的な入口の広さから多くの心理臨床家、精神科医、心理学者などに読んでもらいたい1冊である。