恐るべき写実、青の時代の憂愁と哀しみ、バラ色の時代のロマンティック、20世紀絵画を根源から揺るがせたキュビスムなど、様々な貌を持つピカソを知の巨人・粟津則雄が独自の眼で考察してゆく。
騎士の少女オデットは弱小国の王子クルドアに仕えている。クルドアが大国の王女に婿入りする際も付きそうことに。ただし“男”として! だけど王女の近衛騎士フィスターに正体を怪しまれ、事あるごとに絡まれて!?
ヴァイスブルク帝国が誇る女人禁制の図書館。小国ローザンヌの王女で魔女のセシーリアは、弟の呪いを解くため男装して潜入中。ただし、帝国の第二皇子ルードルフには正体がバレており、彼女も彼の秘密を知ってしまった。そんなある日、『王女セシーリア』が二人の皇子の花嫁候補として帝国へ招待されることに!魔女は禁忌の存在で、秘密を守るにはルードルフに嫁ぐしかないのだが…?
総本山が猛攻を受けてから一ヶ月。復興作業に従事していたアルクは3つの目的のため、休暇を取ることに。1つ目は刀を研ぎに出すこと、2つ目は兄・頼雅に会うために里帰りをすること、そして3つ目は、ソバが遺した言葉にあった村・ドトルに行くこと。相棒のユニと。なぜか同行する「烏」の円と共にドトルを訪れたアルクは、そこで「府津羅」の名に反応する兄妹と出会い、襲撃を受ける。アルクを鬼の子と呼び、復讐を叫ぶ二人を斬るが、同時に自らの出生の秘密を知る。胸に抱いた疑念の答えを求め、アルクは再会した兄に問う。自分は何者なのか?そして兄はー。無頼派和風バトルアクション、絆を問う、クライマックス!
今日を生きる言葉。日ごとに新しく御言葉に出会い、生きるための力を与えられる珠玉の言葉。
ローザンヌの王女セシーリアは実は魔女。弟レオンがセシーリアと魔王の婚姻を阻止したため、呪われてしまう。呪いを解くには究極の魔法書『運命の円環』が必要だ。魔女狩りで多くの書物を没収したヴァイスブルクの帝国図書館にある可能性が高いが、そこは女人禁制。とはいえ、魔法書は魔女にしか読めない。セシーリアは男装し、図書館へ潜入することに。そこで帝国の皇子と出会い…?
運命を切りひらき、少女は偉大な王となるーー。
現代から約3500年前、古代エジプト。男性が王座につくことが当たり前だった時代に、女ファラオとして国を治めたハトシェプストという人物がいた。“男装の女王”と謳われるほど、強く気高く生きた彼女の激動の生涯、その幕が、いま上がる!
新鋭・犬童千絵が鮮やかに描き出す、古代エジプトの風景とそこに暮らす人々、そして自ら運命を切りひらいたのひとり女性。漫画誌ハルタで連載中のヒストリカル・ロマン、待望の第1巻!
苛酷事故は能登で起こっていたかもしれない。原発の心臓部で次々と起こる事故。臨界事故は8年間も隠ぺい。住民と科学者の調査で活断層の決定的証拠も!原発問題に30年向き合ってきた経験から、原発のない日本をどう実現するかを提言。
執事のアンがお仕えするローズベリー家。新当主となったアッシュは優秀で、アンは心浮き立つ。一方、アッシュは女王と謁見して早々、「青い薔薇のことで何か判ったら、報告するように」と命じられ…?
隣国の皇帝ジークヴァルトに恋心を抱いていたアンリ。王位を継ぐため『王子』として生きていくと決めた矢先、宮殿の離れで裸を見られて純潔を…。「もう君は俺のものだ」無骨だけど巧みな愛撫。厚い胸板に顔を埋め、灼熱の楔に貫かれて飛沫を浴びる快感。女の悦びを教え込む皇帝の熱い瞳に惹きつけられて、高鳴る胸。王族の務めと愛情で揺れるなか、運命のプロポーズを受けて!?
変位があってもすべてがテクトニックなものではない。地すべり・地震動・火山活動などさまざまな成因で形成された断層を全国各地の豊富な事例で見る。その識別方法は?大きな課題への探求の扉を、今ここに開く!!