中国の管弦楽作品を収めたアルバム。中国で最も有名なクラシック音楽だったピアノ協奏曲「黄河」も聴くことができる。《ユニバーサル・クラシック名盤1200》の1枚。
火山の噴火によってできた噴火口や溶岩流、活断層の活動によってできた大地形…。しかしときが経つにつれ、植物が生い茂り、人工物で覆い隠されます。本書の赤色立体地図は、植物や人工物がない本来の地形をみごとに見せます。かつての噴火や地震の生々しい爪跡を見ることができるのです。
生きて在ることが、そのまま哲学することー私とは誰か、心とは何か…言葉の力、経験の深さをはかる尺度とは…老いと病と死の意味とは…日常の生の現場を、骨太な思索によって哲学の風景に翻訳する。一人の哲学者が生きた「哲学の劇場」への招待。
行きたくてもなかなか行けない地方都市の名建築、イラストとウンチクをたっぷり添えてリポート。坂出人工土地、小原流家元会館ほか計29施設。1945〜75年に建てられたモダニズム建築を西から東へと巡礼。
中部の活断層を個別に細かく紹介。地域で起きた地震の概況、地震発生確率、地震動予測地図などのデータを分析。「海溝型地震とは何か?」「過去の海溝型地震の調査法」「海溝型地震が起きたときの揺れ・被害」など、内陸型地震とともに重要な海溝型地震についての知見と、「『その時』のための最新研究」。「避難の心構え」「心理パニックの対処法」「安否確認の方法」「水と食料」「避難生活はどこで過ごすか」「どんな支援があるのか」など、地震が起きてしまった後にどうしたらいいのか、役立つ情報満載。
この世に人が生き、死ぬかぎり、怪なること奇なることは無論、江戸の昔にも存在した。現代のホラーより遥かに恐ろしく、そしてほんのりと切なくも風流な怪談話が、江戸の庶民たちの間では実しやかに語られていたのである。自ら入れた刺青の祟りで惨殺された彫師の話、大横綱の体内から仁王像を掴み出した按摩の話、そして遊女たちの間で流行した呪いと、その恐るべき報い…。いま話題のミステリーホラー作家・平山夢明が、当時の文献を元に、旅人、丁稚、遊女など、市井の人々が遭遇した怪奇譚を軽妙な語り口で紡いでいく、大江戸版「超」怖い話。うなじを舐める川風のような恐怖と、しんみりとした人情が味わい深い、珠玉の時代怪談。
本論では、“男装の少女”というヒロイン像を切り口に、日本の少女マンガにおけるジェンダー表象がどのような形で構築され、どのような形に変容していったのかを探ることを主要な目的としている。“男装の少女”というヒロインの容姿造形を構成する絵画表現、すなわちジエンダー・コードとなる表象記号に着目し、どのような表象記号の組み合わせによってヒロイン像が描き出されていったのかに重点を置いた論考を試みている。
アルベルト・ベヴィラックァによる72年の華麗な愛の物語のサントラ。なにより、モリコーネによる壮大なオーケストレーションの最良の部分が聴けるのが嬉しい。日本盤にはオリジナルの未発表テイク8曲が追加され、コレクション・アイテムとしても魅力的。