「かな」を書くーー。そこにどんな意味があるのか?日本の美意識の粋、それが「かな」文字。元来、ちいさく繊細な文字を、掌で愛でるという歴史を経て、戦後、展覧会の隆盛により、壁面芸術として新しい美意識の地平が開かれた。そして、今・・・。「かな」書はどこに向かおうとしているのか、どこに向かうべきなのか。「現代のかな」の意義を問いかける、田宮文平、渾身の一冊。
折紙工学に期待される産業への応用と課題、その対策について述べるとともに、折り紙のさまざまなな折り方、デザインを数理的に解説する
特集 新・現代陶芸入門
監修・外舘和子(多摩美術大学教授・工芸史家)
現代日本の陶芸の表現は、実に多彩な展開をみせている。
かつては現代の陶芸を、「うつわ」と
実用性を持たない「オブジェ」の2つに大別して語ることが多かった。
しかし、現代の陶芸家の作る「うつわ」を見てみると、
作品タイトルには花器や鉢などとあっても、実際には鑑賞的要素の高い作品が多い。
それらは、実用的なうつわと同じジャンルのものと考えてよいのだろうか。
また、「オブジェ」も、抽象から具象的なものまで幅広く、
近年は特に、人物や動植物をテーマにした作品を目にする機会が増えた。
そこで、現代の陶芸をすっきりと見渡す、新たな分類のための視点が必要となる。
本特集では、多摩美術大学教授であり、
工芸史家として国内外で活躍する外舘和子氏を監修者に迎え、
現代陶芸の基準を提示した上で、鑑賞者の視点から外見上の分類を改めて試みる。
そして“現代陶芸とは何か”を明らかにしてみたい。
2020年という節目の今年、現代日本の陶芸を総覧する。
特集 新・現代陶芸入門
監修・外舘和子(多摩美術大学教授・工芸史家)
●現代陶芸の2つの基準
●現代陶芸の4分類
1 鑑賞主体のうつわ
鑑賞主体のうつわーうつわの構造を持つ造形表現
2 具象的陶芸
具象的陶芸ー具体的なモチーフをどう生かすのか
3 自由造形的陶芸
自由造形的陶芸ー表現の探究と手法の拡がり
4 用途の陶芸(食器などの実用の陶磁器)
用途の陶芸ー実用陶磁器の5分類
●陶芸家を取り巻く環境と未来への展望
陶芸家ヒストリー 三代宮永東山
彫刻と陶芸のはざまで
フォーカス・アイ 水元かよこ
エキセントリックな少女と冷静な開拓者の眼
文・米田晴子(石川県能登島ガラス美術館学芸員)
期待の新人作家 釣 光穂
現代工芸の作り手たち 第16回 漆芸 藤野征一郎
漆塗の隠蔽力ー藤野征一郎の造形思考
文・金子賢治(茨城県陶芸美術館館長)
展覧会スポットライト 和巧絶佳展ー令和時代の超工芸ー
文・岩井美恵子(パナソニック汐留美術館学芸員)
展覧会スポットライト 三輪龍氣生展ー行け、熱き陶の想いよ。
文・石崎泰之(山口県立萩美術館・浦上記念館副館長)
展覧会スポットライト 英国で始まりー濱田・リーチ 二つの道ー
文・横堀 聡(益子陶芸美術館学芸員)
展覧会スポットライト 菊池コレクションー継ぐ
今泉今右衛門、酒井田柿右衛門、三輪休雪、樂吉左衞門
文・島崎慶子(菊池寛実記念 智美術館主任学芸員)
陶芸実践講座 陶芸家と作る小物 第9回
タタラで作るカップ 講師・由良りえこ
陶芸マーケットプライス
展覧会スケジュール
展覧会プレビュー
HONOHO GEIJUTSU English Summary
他
描画材の扱い方や表現技法といった基礎的な能力を高め、子どもの描きたい意欲を引き出すことで、どの子も無理なく描きたい絵が楽しく描けるようになる。長年にわたる実践・研究をもとにした3〜5歳児の発達を踏まえたカリキュラムによる確かな指導方法と実例を紹介。
原田マハ3年ぶり長編アート小説がついに単行本に!
「ワぁ、ゴッホになるッ!」
1924年、画家への憧れを胸に裸一貫で青森から上京した棟方志功。
しかし、絵を教えてくれる師もおらず、画材を買うお金もなく、弱視のせいでモデルの身体の線を捉えられない棟方は、展覧会に出品するも落選し続ける日々。
そんな彼が辿り着いたのが木版画だった。彼の「板画」は革命の引き金となり、世界を変えていくーー。
墨を磨り支え続けた妻チヤの目線から、日本が誇るアーティスト棟方志功を描く。
感涙のアート小説。
小遣いで買える現代アートコレクション入門
普通のサラリーマンにもかかわらず、日本を代表する現代アート・コレクターの一人である宮津大輔が、アートの見方、買い方を指南。小遣いでも買え、それをコレクションに育てるコツを伝授する。
「CG」と聞いて、どんな職場を思い浮かべるでしょう?TV業界?それとも映画の現場でしょうか。もちろん、映像業界では大活躍です。でも、コンピュータグラフィックスの活躍の場はそれにとどまりません。インダストリアルデザイン、ファッション、ウェブ…。業界横断的なCGクリエータの仕事を紹介しましょう。
志望校攻略に欠かせない大学入試過去問題集「赤本」
クラシック音楽はどこから来て、どこへ向かうのか?
神の音楽から人の音楽へ、そして世界音楽の時代へ──。
因果関係(ストーリー)が見える納得の音楽史!
西洋音楽の「西洋」って?
その基盤となった古代ギリシャの音楽観とは?
多大な影響を与える3大宗教とは?──
クラシック音楽の解説本は数あれど、
その成り立ちから「そもそも」のところを
わかりやすく教えてくれるのはこの本だけ。
「1 西洋音楽ができるまで」
「2 神の音楽から人の音楽へ」
「3 西洋音楽のたたわな実り、そして……」の3部構成で、
たんなる作曲家や作品のカタログではなく、
西洋音楽の流れを解きほぐし、
初心者にも理解できるように書かれています。
重要トピックを取り上げたコラムには、
面白かわいいイラストも満載!
◎執筆担当
岸本宏子:中世〜ルネサンス、ごあいさつ、序章、終章、あとがき
酒巻和子:バロック〜古典派担当
小畑恒夫:オペラ担当
石川亮子:ロマン派、近現代担当
有田 栄:近現代担当
美術制作の基礎的な技法やしくみがわかる。日本美術の魅力が満載。話題の芸術家の作品と生き方に触れる。美術史上の主要な出来事が学べる。デザイン、工芸、建築の豊富な図版。イラストやジオラマを使ったわかりやすい資料。
ポーズ集付き立・座・寝・動き×ヌード・着衣デッサンの基本的な描き方から、人物クロッキーの方法、作品化の過程まで、ステップアップするためのコツを順を追って紹介します。第 1 章 | デッサンとは何か?第 2 章 | 人体の構造をとらえよう第 3 章 | 人体の動きをとらえる第 4 章 | 人体の部位 をとらえる第 5 章 | ポーズと構図を学ぶ第 6 章 | 制作過程と作品化へ
“写真家"七菜乃が“モデル"七菜乃を撮る。女体愛好家・七菜乃がこれまでに撮影した「セルフヌード」を厳選。盟友・笠井爾示による特別インタビューも収録しています。
芸術、即、人生。人生、即、芸術。
50年も前に書かれたはずなのに、今も新しい。
岡本太郎の芸術観・世界観・人生観がここにある。
誰にでも通じる、よりよく生きるための
「芸術家精神」を語った太郎の原稿を、
すでに絶版となっている本や、新聞連載としてのみ発表された
今ではなかなか読めない稀少なものを中心にまとめました。
推薦:山口一郎(サカナクション)
プロデュース・構成:平野暁臣(岡本太郎記念館館長)
序章 そもそも芸術ってなんだ!?
・だれでもその本性は芸術家
・芸術に見せかけた合言葉にだまされるな
・西洋芸術の伝統がなんだというのだ
・今日の芸術とは?
第1章 道なき道をゆく人生こそが芸術だ
・生きる絶望を彩ること、それが芸術だ
・若き日の情熱と苦痛
・人間の存在、その運命全体をつき出す
・尊敬するものとこそぶつからなければならない
・縄文土器に見つけた「激しいいのち」
・オレの人生はおもしろいねえ、だって道がないんだ
第2章 ほんとうの芸術家精神を持て
・猛烈な素人たれ
・デザインと芸術
・芸術、即、人間。
・無目的的から目的的になってしまった芸術
・ほんとうの芸術家が出てこない理由
・味わってなんかもらいたくない
・人間的生きがいを回復するための「ノー」
第3章 ただ衝動がある、手段はなんでもいい
・芸術はなぜ存在するのか
・内容は内ではなく外にある?
・ただ衝動がある、だからあらゆることをやる
・芸術とはエモーションの問題だ
第4章 つくらなくても芸術家だ!
・つくることと味わうこと
・受け身で鑑賞してはいけない
・わからなくても心配するな
・裸でぶつかるということ
・どうして抽象画が生まれたのか
・芸術に「専門」はない、人生と同じだ
・鑑賞は創造とつながっている
・つくることだけが創造ではない
・あなたはすでに創造している
第5章 人はどうして芸術に感動するのか?
・私は絵が嫌いだった
・ピカソの衝撃
・人はなぜ芸術に泣けるのか
・古代文化に感動する
・日本人が忘れてしまった神秘的感動
・メキシコで思わされた現代の不幸
・芸術はもっと自然でなくてはならない
第6章 伝統も創造も超えてゆけ
・伝統なしの創造はない、創造なしの伝統もない
・日本人のコンプレックス
・伝統は現在にもある、未来にもある
・そんな伝統はウソだ
・ほんとうの伝統とは?
・私たちは伝統よりも現在に縛られている
・伝統を前向きに使え
第7章 忘れたくない日本の芸術
・縄文土器ーー満ちあふれる生命力
・甲冑ーーゆたかな想像力
・銀沙灘ーーおおらかな抽象芸術
・オバケーー世界に誇るイマジネーション
・石仏ーーうぬぼれのない無名芸術
・光琳ーー時代を超える芸術家
・近代建築ーー逞しいダイナミズム
第8章 私は挑んだ、さて君たちは?
・万国博に賭けたもの
・ほんとうの調和は対立から生まれる
・太陽の塔の誕生
・太陽の塔が伝えるもの
おわりに
既存の技法書は、難しすぎる!先輩口調でやさしく指南します2時間映画のシナリオを3日間で書く! そんな仰天の脚本術と、その根にあるメソッドを紹介。シナリオとは大袈裟な「テーマ」が先にあるのではなく、「映画を撮ってみたい」という素朴な欲求さえあれば書けるものだと著者は考えます。
20世紀の美術界に衝撃を与えたデ・キリコ。世界各地から100点以上の作品が集まり、画家の全体像に迫る大回顧展が開催決定!! 東京都美術館4月27日〜8月29日、神戸市立博物館9月14日〜12月8日。入場料金100円割引券付き。CONTENTS岡田准一インタビュー「美術館は自分と向き合える場所です」又吉直樹がデ・キリコの絵を物語にする!「瞑想する人」横尾忠則「インタビュー何を描くかではなく、いかに描くかを追求」Aマッソ加納 「デ・キリコって何だ?」展覧会観どころ? 長い影が何かを物語っている《バラ色の塔のあるイタリア広場》映画・舞台美術監督、種田陽平インタビュー「デ・キリコが予言した世界」展覧会観どころ? この部屋に住んでみたいですか?《「ダヴィデ」の手がある形而上的室内》展覧会観どころ? デ・キリコの発明、表情のないマネキン絵画《形而上的なミューズたち》展覧会観どころ? なぜ、デ・キリコはコスプレしたのか?《17世紀の衣装をまとった公園での自画像》精神科医岡野憲一郎インタビュー「イタリア広場を実際に体験したかもしれません」展覧会観どころ? 違和感だらけ? 汚れた足の裏をみせる裸婦 《風景の中で水浴する女たちと赤い布》展覧会観どころ? 画業の集大成として描かれた、自伝的な作品《オデュッセウスの帰還》東京都美術館学芸員高城靖之インタビュー 「実物を自由に観て感じてほしい」信州大学教授金井直インタビュー 「デ・キリコは20 世紀美術のもう一つの動脈です」「デ・キリコ展」チケット情報キーワードで辿るデ・キリコ90年の物語来日しないデ・キリコ ギャラリー 作品解説:鮫島圭代日動画廊副社長・長谷川智恵子インタビュー「デ・キリコ邸訪問記」西洋美術史の初級講座ローマ デ・キリコ散歩 文・ナカムラクニオデ・キリコが生きた時代哲学入門 ニーチェとショーペンハウアー図解 シュルレアリスムの世界いつかは観たい!「この1枚」 文・アートテラー・とに〜現代アートの楽園直島大解剖
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