考現学の祖今和次郎が見た欧米の庶民とその生活。
歴史家は旅人だ。風景の積み重なりが歴史を読み解く鍵となる。ベトナム、タイ、カンボジア、インドシネア、雲南、南インド、八重山、シンガポール…ドンソン文化からドイモイまでを歩く壮大な試み。
生態写真、風景的写真、図鑑的写真…本書は、あらゆるタイプの野鳥写真で現代日本の野鳥の全てを表現した写真集です。
バードライフ・アジアは2001年にアジアの鳥類についてのレッドデータ・ブックを出版しましたが、そこで得られた情報を基に、今、何をすべきかという提言をまとめた「アジアの絶滅危惧種を守ろう(Saving Asia’s Threatened Birds and Habitats)」を国際的に発表させていただきました。この機会に、日本の皆様に日本で絶滅に瀕している鳥類45種を中心にご紹介し、その問題点をお考え頂きたく本書を編集しました。皆様のお力添えにより45種、それぞれの鳥が絶滅することなく保護され、45の環境問題も解決して欲しいと期待するものです。
鴨川・宇治川などの自然河川や高瀬川・琵琶湖疏水に代表される人工河川、池や沼そして稲荷山・醍醐山など自然の多様性が伏見の歴史・文化にどのように関わり人々は暮らしにどう生かしてきたのかを探る。
ビオトープとは、「もともとの生態系が保たれた空間」のこと。しかし、これまでの緑地計画には、その土地にずっと棲んできた生き物への配慮が不足していた。外来種や環境変化に強い種、他の生き物との競争に強い種をいたずらに移入することで、「都市の緑」は、かえって、身近な環境を劣化させ、生物多様性の危機を招いたともいえる。都市緑地をユニークな生態系ととらえ、そこでの生き物の振る舞いを明らかにすることで、「真のビオトープ」づくりの方法を示す。
本書では、我が国森林の状況を踏まえた上で、森林からの恩恵を次世代に引き継ぐための林業・山村の取組方策について提示するとともに、森林・林業基本法の理念に基づき、森林、林産物、国有林野事業の各分野についての動向と課題を取り上げている。
本書は、森林・林業基本法(昭和39年法律第161号)第10条第1項の規定に基づく平成17年度の森林及び林業の動向並びに講じた施策並びに同条第2項の規定に基づく平成18年度において講じようとする森林及び林業施策について報告を行うものである。