1964年東京、1972年札幌、1998年長野と、国内で開催された過去3回のオリンピックを機に、鉄道を中心とした交通インフラがどのように整備され、大会期間中にどのような輸送が行なわれたのか。交通などの都市基盤が発展途上にあった当時、現在とは大きく異なるできごとが次々と起きていたのだった。昭和の東京大会から平成、令和と時代を重ねた今、「あのオリンピックのときにはこんなことがあったんだ」というエピソードの数々を、当時の貴重な記録から探る。
鉄道開通から150年。全国の鉄道は大きな岐路に立たされている。鉄道会社の経営は厳しく、都市部の黒字が支えてきたローカル線の多くは事業継続が限界を迎えつつある。ごく一部の住民にしか利用されない交通機関でいいのか。歴史の証人でもある鉄道を通して公共交通とインフラの将来を考える。
「また、電車に乗って気ままに旅をしたいな…」親と子、都会と故郷、過去と未来、そして、心と心を結ぶ切なくも温かい10の人間ドラマー。
全国津々浦々に張り巡らされ、安全で清潔、時間も正確な日本の鉄道。しかし利用者や旅行者の目線で見ると「もっと使い勝手がよかったら」、あるいは「こんな車両にグレードアップしてくれたら鉄道旅行が楽しめるのに」という部分がどうしても目に付いてしまう。そんな鉄道好きであるからこそ感じる「ざんねん」を“鉄分たっぷり”に綴る。
熱心な鉄道ファンとして知られる人気モデル・市川紗椰が、待望の鉄道本を出版!鉄道にまつわるアレコレについて、ゆる〜く、マニアックに語った、新感覚の鉄道入門書!?
けなげにガンバル!花・紅葉・雪…走る走る!ローカル線のフォトブック。全国各地!100車両のノスタルジー!
北海道の路線、駅、食がこの一冊でよくわかる!
戦後、産業構造が変容し、最盛期には四一〇〇キロにのぼった北海道の鉄道の約四割が消滅した。そこでは何が失われ、何が残ったのか。紀行作家として鉄道の魅力を伝える著者が廃線跡を丹念に取材し、開拓史、地域の栄枯盛衰、そこに生きた人々の息遣いを活写する。鉄道への郷愁と憧憬とともに、かつて北海道の基幹産業だった、石炭、鉱山、にしん漁、馬産、砂金などの歴史エピソードを渉猟し、新しい「鉄道民俗学」を試みる。
鉄道の歴史を刻む、129駅を撮影!別荘として生まれ変わった「カシェナゴール」、壮麗なボザール様式の駅舎が美しい「バラタシビリ駅」、建物の多くが内戦で破壊された「トリポリの機関車庫」、新幹線開通まで100年以上も親しまれた「熊ノ平駅」、幽霊が出るとのうわさもある「ボストンバー」…ほか。
JRとの相互直通を実現し、にわかに注目を集めた相鉄(相模鉄道)。「デザインブランドアッププロジェクト」やいずみ野線沿線の「環境未来都市プロジェクト」なども引き続き進行中だ。東急との直通がかなうその日に向けて、はたして相鉄はみんなが憧れる“住みたい沿線”になれるのか?
紀勢本線新宮電化までの非電化時代の写真も掲載。キハ82系の特急「くろしお」が名古屋〜天王寺間を走り抜け、多くのディーゼル急行、あるいは時代によっては準急が運行されていた。また、南海電鉄による南紀直通列車の写真も興味深い。蒸気機関車やDF50形などの活躍も見もの。381系も今や懐かしい。阪和線では阪和電気鉄道以来の社形電車や旧型国電が走り、113系や103系の姿もあった。