「では、あんたを“どんぐりサッカークラブ”のキャプテンにします。」ゆうこはそういって、テレビのよこのとだなから、ボールペンをとってきた。それから、ひだりてでしっかりキャプテンどんぐりをつまむと、めとくちをかいた。どんぐりたちがサッカーをするたのしい幼年どうわ。5〜7歳向き。
自分をみつめて、他者への愛を!いつでも、どこでも、サッと読めて、ジュワッと心にしみる小さな出版社の新・感覚絵本。
きいちゃんは元気いっぱいの女の子。いつも、なかよしの小犬のピッピといっしょに、たからものさがしに出かけます。これから、どんな出会いがふたりをまっているのでしょう?うれしいきもち、たのしいきもちをいっぱいこめておくります。
野村佳典は高校の入学式で“彼ら”と出会った。スラリとした長身、茶褐色の肌とガッチリとした骨格、鼻筋が通った顔立ち。そして宝石のように鋭利な光を放つ双眼が、獲物を見極める爬虫類の眼光にも似ている。「絶対に間違いない…」だが、岩崎彬と名乗ったその同級生が佳典の記憶する“彼ら”だという確証はない。忘れていても不思議ではないほど、遠い昔のことだった…。S・稔也、高之原翠のセンシティブ・ラブストーリー。
ある朝、目が覚めてみると、窓の外にはきらきら光る海がひろがり、庭にはえている大きなかしの木は、ほんものの海賊船になって、すぐにでも出帆できるようにまっているではありませんか。見慣れた街を通りぬけ、さあ、冒険のはじまりです。5歳以上向き。
あり、いぬ、うさぎ…、いろんなコックさんがどんぐりくんたちにごちそうを作ります。楽しいあいうえおの絵本。
大阪娘の藤井五月と、精悍な農村青年栗本健太は惹かれあうが、頑固で不器用な二人は、会えばケンカとなる。やがて、健太が五月の職場を見に来、五月は健太の自慢の村を訪ねて、気持が通い始めたとき、健太の村は山抜けの大災害に襲われる。健太は本心を隠して…。街と村の結婚を爽やかに描く愛の物語。
ウゥン、ウゥン、バスは、うなりごえをあげながら、どんぐり山へむかって、はしります。ゆうたは、まどガラスにかおをくっつけて、そとを見ました。すすきが、かぜにゆれています。山が、ぐんぐんちかづいてきました。
どんぐりくんたちがくりひろげる、1月から12月までの遊びや行事を楽しみながら、各場面にでてくる名詞をあてっこしていく絵本です。
五月と健太の恋の物語。親友の結婚披露宴で知り合った健太は「女は家を守れ」という古い女性観の持ち主。市役所の広報部でエネルギッシュに働く五月にはそんな健太が許せない…。五月と健太の奇妙なほのぼのラブ・ストーリー。
ぼくらの学校になかまいりしてきたいのししのコロちゃんは、みんなの人気もの。全校どんぐりひろいきょうそうがはじまると、ぼくらアパッチ5人組は大ハッスル。コロちゃんのためにも、今年こそ1とうしょうをとってやるぞ…!?