仲間と協力する。仲間をあざむく。高度な知性をもったがために、心の病を患う可能性すらあるチンパンジー。その社会的知性は進化の産物であって、本能に支えられてはいるけれども、年長者や他の子どもとのつきあいの中で経験と学習をしなければ育たない。かれらの知性の柔軟さともろさは私たち人間に何を教えてくれるのだろう。
日中の相互理解、文化交流、人的交流を促進するために、日本僑報社は2017年より毎年、留学・駐在経験者、旅行者など、現在滞在している人も含めて、実際に中国に行ったことのある全ての日本人を対象とした「忘れられない中国滞在エピソード」コンクールを開催している。誰かに教えたくなるような現地でのとっておきのエピソード、学びと感動のストーリー、国境を超えた心のふれあい、驚くべき体験や新たな発見、心震わせる感動の物語、中国の奥深い魅力、不幸な歴史の記憶への共感など、中国滞在経験者以外にはあまり知られていない、日本人が見たありのままの中国の姿、真実の体験記録など、両国のウィンウィンの関係に寄与するポジティブエネルギーに満ちたオリジナリティーあふれる多くの作品が毎年寄せられている。本書は2021年に開催された第4回「忘れられない中国滞在エピソード」コンクールの受賞作品集である。
これは、「追放した側」の「その後」を描く物語ーー。新進気鋭のパーティ「スターダスト」は、“お荷物”付与術師のエストを追放したところ、弱体化してしまった! やる気ゼロ・プライドゼロだったはずの剣士・ダルの激励で、パーティーは持ち直すが、ダンジョンの脅威“魔神”に遭遇してしまう!! ミリアリアの命懸けの猛襲、アテナ・フレイの連携攻撃は虚しく終わり、傷ついた仲間を背後にしたダルも進退窮まるーー! 「スターダスト」が全滅の危機に陥る中、そこに現れたのはーー。
風景・人物・花…腕を上げたらさあ、次は発表会だ!カメラ道具の簡単な選び方から、被写体別の撮影法、趣味が長続きする秘訣まで、実戦で「技と哲学」を練り上げた著者が、熟年初心者のためにとことん判りやすく書き下ろした一冊。
ソウルメイトと過去世の因果応報の興味深い例をテーマにそのエッセンスを抽出ーこの本は、あなたのヘルプメイトです!
追放されたからスローライフを送ろうと思ったのにーー
なぜかヒロインたちが病んで追いかけてきちゃった!?
「お前は英雄にふさわしくない!」
ゲーム世界の悪役貴族に転生したファントムは、破滅を回避するために勇者パーティーをサポートして魔王を倒した。
しかし魔眼という忌み嫌われる力のせいで、功績を奪われ国から追放を言い渡されてしまう。
その上、仲良くしていたはずの仲間も追放に賛成したという証拠を突きつけられ、裏切られた失意のまま国を出ることに……。
そして、一年後。
平凡な中堅冒険者としてスローライフをしていたファントムは、とある少女が追放されている場面に遭遇する。
ファントムは少女ティアを助け、新しい冒険がはじまる……
と思いきや、なぜか元パーティーメンバーたちが必死の形相で主人公を探しにくるのだった。
13年の時を経てついに完結!
もう、自分は一人じゃない。
寂しがりやの吸血鬼と孤独なエンバーマー。
二人の想いは重なるのかーー。
殺人の容疑で逮捕された暁。
真犯人の米倉はなぜ暁を陥れようとしているのか、その動機を探ろうと、アルはひとり九州へ向かう。
辿り着いたのは、米倉が昔暮らしていた祖母の家。
だが、そこはすでに荒れ果て、床下には白骨化した遺体が!
アルは殺人の証拠を押さえるべく奔走するも、米倉に見つかってしまい……。
暁とアル、二人に優しい未来は訪れるのか。
半人前吸血鬼アルの奮闘記、感動の最終巻。
一行も文章を書かなかったソクラテス、19歳ですべての著書を書き上げ、最後の日まで沈黙し続けたランボー、めくるめくような4冊の本を書き、その後36年間私生活の片鱗をも隠し続けたサリンジャー、ピンチョン、セルバンテス、ヴィトゲンシュタイン、ブローティガン、カフカ、メルヴィル、ホーソン、ショーペンハウアー、ヴァレリー、ドゥルーズ、ゲーテ…。共通する「バートルビー症候群」を解き明かし、発見する、書くことの秘密。書けない症候群に陥った作家たちの謎の時間を探り、書くことの秘密を見い出すー異色世界文学史小説。フランスの「外国最優秀作品賞」受賞作。
魔導都市クェレスに観光目的で訪れた平八パーティは、冒険者協会から魔導具解析のため、ある魔物の素材を獲得する依頼を受けることになった。道中に宝石の原石を落とす魔物が出るらしく、ルーナへのプレゼントにしようとしているシスハを見て、平八はエステルへのプレゼントを考えはじめる。宝石を何に加工しようか悩んでいたのだが、そんな平八に魔人の噂が舞い込んで来るのだった…。
バージョン2も佳境!なのでアンルシア&仲間モンスター大特集!!
写真版LLブック第4作。
本書は,同じダンススクールに通う仲間のおはなしです。そのなかにはダウン症の人もいます。
障害のある人とない人がダンスやふだんの生活をともに楽しみ,同じ目標を共有するインクルーシブな姿を描いています。
1 ダンスの練習
2 練習の帰りみち
3 なかよしの和尚さん
4 大きなお好み焼き
5 じんべいざめの置きもの
6 水族館
7 ダンスの発表
今の世の中、そして所属する組織が、「なにかおかしいな」と思っても、したたかに、仲間とともに、前を向いて生きてゆきたい人たちに贈る書。
『北海道新聞』夕刊で長期連載された人気コラムを書籍化!
≪組織の中で働くということは、組織を構成している人間相互の関係性の中で仕事をすること。となると、現在では表舞台から去った「人望」が、復活の時を迎えるかも。というのも、組織というものはおもしろいもので、順境では不要であって、壊したり、かき回したりする人が、危機や衰退時には必要になったりします。業績好調な前の組織では人を育て活かすことができたリーダーも、次の組織では活かすどころか、つぶしてしまったという話もよくありますね。人は人それぞれに事情があるものです。それを把握し、臨機応変かつ柔軟に対処することで百花繚乱の姿を目指すのが本来あるべき目標であるのは言うまでもないことです(それをダイバーシティ社会ともいうそうですね)。けれどもその実現に挑戦し、踏み出せるリーダーには、やはり「人望」が必要だと私は思うのです。ではどうすると「人望」は得られるのでしょう。人は、外見や見た目で9割が判断されるなどと言われますが、ともに働き学び続ける仲間ともなれば、そうではないでしょうーー≫「はじめに」より
*本書にちりばめられた、数々の言葉
●部下の心理的安全性を担保するには、まず上司としての正直さや潔さが必要になる
●気配り・目配り・心配りをするには、観察力や想像力が必要になる
●捨てる神あれば拾う神あり、まずは自分の仕事に誇りを持つ
●人間的なつながりを深めていく、その手段に、あいさつとお礼がある
●自説に固執し、偏見で判断し、助言を聞かない……もう退場したほうがいいのでは
●「感情労働」という働きの価値を認めて、その精神的疲労の回復に工夫する
●頑固、頑迷固陋、強情、聞く気なし、聞き流す人……にはなりたくない
●投げた石、発した言葉は、いずれも戻ってこない
●仕事は誰かが必ず見ている、縁と情を大切に
●非の打ち所のない文章も、一つの誤記ですべて台なしになる
●丁寧に人に接すること、それが、自己を律することにつながる ほか