ミッドナイト・スラスト作戦、なんとそれはアメリカ本土爆撃演習だった。だがいったい何のために?超低空有視界飛行で大西洋を越え、アメリカ東海岸の防空網を突破すべく、アゾレス諸島の基地を飛びたつB-36 57機。この大演習の件が東側に察知されれば、東西間の緊張は限界を超えてしまうのだが…。一方、大編隊目がけて超大型台風が北上を続けていた!スターリンの死をめぐる戦慄の4日間を描いた軍事スリラー巨編。
本書は、生殖細胞の起源から器官形成あるいは、変態までの発生に関する基本的な問題を最新の知見をとり入れて解説。特に発生の過程を細分し、最小限の解説を加えて、それを連続したイメージとして促えることに主眼をおいている。発生に対する興味と基本となる大筋を理解するものである。
変態現象を分子・遺伝子・細胞レベルで眺めると、破壊と形成の生物学が見えてくる。両生類を例にとり、体の作り変えの巧妙なシステムをわかりやすく解説した「変態生物学入門」の書。
金属・合金・金属間化合物を中心に,セラミックス,半導体までを扱った材料学の教科書。基礎的事項を平易に記述した。〔内容〕物質の構造/状態図/拡散/拡散変態/マルテンサイト変態/回復・再結晶/材料の複合化/材料の機能性と組織
1. 物質の構造
1.1 物質の凝集状態
1.2 結晶の幾何学
1.3 主な金属の結晶構造
1.4 ミラー指数
1.5 演習問題
2. 状態図
2.1 物質の集合状態と相律
2.2 相平衡と自由エネルギー
2.3 2元系平衡状態図
2.4 3元系状態図
2.5 準安定状態図
2.6 演習問題
3. 拡 散
3.1 拡散方程式
3.2 拡散方程式の解
3.3 原子の移動と拡散
3.4 高圧力下の拡散
3.5 2元系の相互拡散と反応拡散
3.6 粒界拡散
3.7 表面拡散
3.8 温度勾配による拡散
3.9 電界中での拡散
3.10 演習問題
4. 拡散変態
4.1 拡散変態の種類
4.2 過飽和固溶体からの析出
4.3 共析変態
4.4 スピノーダル分解
4.5 合金の時効析出
4.6 鋼における拡散変態と析出
4.7 規則ー不規則変態
4.8 演習問題
5. マルテンサイト変態
5.1 マルテンサイト変態の定義と特徴
5.2 マルテンサイト変態の速度論
5.3 マルテンサイト変態の結晶学
5.4 熱弾性マルテンサイトと形状記憶効果・超弾性
5.5 加工誘起マルテンサイト変態と変態誘起塑性
5.6 ベイナイト変態
5.7 オメガ変態
5.8 無機化合物におけるマルテンサイト変態
5.9 演習問題
6. 回復と再結晶
6.1 塑性変形と蓄積エネルギー
6.2 回復の機構
6.3 再結晶
6.4 再結晶の速度論
6.5 結晶粒成長
6.6 集合組織
6.7 動的回復と動的再結晶
6.8 演習問題
7. 材料の複合化
7.1 複合材料の特徴
7.2 複合効果
7.3 複合則
7.4 複合強化
7.5 演習問題
8. 材料の組織と機能性
8.1 材料の組織と機械的性質
8.2 材料の組織と物理的性質
8.3 材料の組織と化学的性質
8.4 演習問題
9. 索 引
好評を博した「高野切第三種」に続く実用字典シリーズ第二弾。収録和歌数の増加、データの詳細化等により充実した構成でさらに使いやすくなった“かな書家”のための新型字典。
50年の臨床経験と、現代精神医学から老子・荘子におよぶ該博な知識と、なににもまして病者への理解より生まれた文章の数かず。確かなまなざし、明瞭な言葉。
本書では、内分泌学の歴史の第一頁目から現在に至るまで、少しもその価値を減ずることがなかった、内分泌学ないし実験形態学の実験の原点ともいうべき代表的な手法を、適切な材料を用いて効果的にマスターすることに目的を絞ってあります。
昆虫のあざやかな身変わりや豊かな生きざまが化学物質や物理的刺激によることを現代のファーブルたちが解き明かす。あなたも自分の昆虫記をつくってみよう。
本書は1990年10月12日に開催された先進材料科学・技術研究会の講演、いただいた論文を審査し、集めて一冊の本にしたものである。