折紙工学に期待される産業への応用と課題、その対策について述べるとともに、折り紙のさまざまなな折り方、デザインを数理的に解説する
東大寺、平城宮跡、法隆寺などの世界遺産や国宝、鹿と遊べる奈良公園。修学旅行で訪ねたいスポット、おすすめコースをテーマ別に紹介。
当時の人々は『古事記』『日本書紀』を実際にはどのように発音していたのか?
八つの母音があったとされる古代日本語、そのすべてを解明する。
これであなたも奈良時代語が話せる!!
第1編 問題の所在ーあなたも、奈良時代語が発音できる!
1 奈良時代には、八つの母音があった
2 八つの母音は、どんな音だったのか
3 議論は、なぜ、複雑化したのか
4 八母音探求のさまざまな手がかり
第2編 上代語探求は、なんの役に立つか?-語源の探求などに役立つ
1 古代音韻による語源探求
第3編 探求の基礎ー森博達氏の「二重母音説」と安本の「拗音説」との対比
1 言語学の基礎知識
2 『日本書紀』についての文献学の基礎知識
第4編 『日本書紀』の万葉仮名ー解読の重要な鍵、藤堂明保編『学研漢和大辞典』
1 『日本書紀』中国人執筆部分歌謡仮名づかいの問題点
2 『日本書紀』の万葉仮名を調べる
第5編 『古事記』の万葉仮名ー表記に見られる規則性と法則性
1 『古事記』の「モ」
2 『古事記』の「ア行のオ」について
3 『古事記』の「ワ行のヲ」について
4 『古事記』の「ホ」「ボ」について
5 『古事記』の「メ」「へ」について
6 『古事記』の「太安万侶仮名づかい」の長所・短所
[資料編] 『日本書紀』の全調査データ
あとがき
おまえがいないと、生きてる意味がない
愛を知ると弱くなる。でも愛さずにはいられない。心が空っぽの半グレが、塩対応の騎士に恋をし得たものは!?
荒んだ生活を送る礼夜は弟分に刺され死亡⋯のはずが異世界に召喚!? 礼夜と瓜二つの清らかな少年王子の代わりに、騎士団を率い国を奪還することに。騎士のヴィダールに惹かれるが、彼が慕うのは王子だけ。冷たく「お前のことは抱かない」宣言までされてしまう。ところが怪我をした礼夜に彼は献身的で熱を孕んだ視線を向けてきて。素直になれず戸惑う中、礼夜は危険な任務に赴くことに!?
いにしえより多くの人々の心を魅了しつづけてきた奈良大和路。青垣の山々と「山の辺の道」で古代ロマンに想いを馳せ、吉野山で桜を愛で、金剛山地で自然を満喫し、生駒山地で信仰にふれる。地域ごとに異なる奈良大和路めぐりへご案内。
いざ、神々の息吹を伝える古都の社へ!
千年の都、京なら上賀茂神社の立砂、下鴨神社の糺の森、伏見稲荷の千本鳥居、八坂神社の祇園祭。
神話が息づくまほろば大和なら、大神神社の大鳥居と三輪山、石上神宮の七支刀、玉置神社の神代杉、
春日大社の鹿島立神影図……。
鳥居、神木、依代、社殿、祭祀・年中行事……、名神社には名神社ならではの美宝が伝わっている。
世界遺産にも数多く登録されている京都・奈良の71社の縁起や見どころを、
訪れるための基本情報とともにカラー版ならではの美しいビジュアルで徹底ガイド!
ハンディータイプの新書で持ち歩くことを前提としながらも、永久保存版と言っていい
クオリティの一冊に仕上げました。
直木孝次郎(なおき こうじろう)
1919年ー2019年
1943年京都大学文学部国史学科卒業
大阪市立大学名誉教授
専攻ー日本古代史
著書ー『日本古代国家の構造』(青木書店),『飛鳥奈良時代の研究』(塙書房),『わたしの法隆寺』(塙書房),『額田王』『直木孝次郎と奈良・万葉を歩く(春夏の巻)(秋冬の巻)』(以上,吉川弘文館)その他
◆ 阪奈間の大動脈である近鉄奈良線(難波線・大阪線の一部含む)の想い出写真集。
◆ 各駅ごとに古地図・古写真で巡るタイムトリップ。往時の記憶がよみがえります。
◆ 生駒線・生駒ケーブル・けいはんな線も収録。充実したコラムも必見。
初出写真満載!!
天皇をはじめとする権力者は、造形の受容と再生産を繰り返し、権力や統率力の継承を試みた。7世紀の仏教美術を「古典」と捉えつつ、従来の時代区分を越えて鎌倉時代までを視野に、天皇と古代仏教美術の関係を探る。
総説 古典としての仏教美術…増記隆介/正倉院から蓮華王院宝蔵へー古代天皇をめぐる絵画世界…増記隆介/はじめにー文治元年八月二十八日、大仏開眼/後白河法皇と正倉院/聖武天皇と正倉院宝物の形成/正倉院宝物の平安時代/藤原道長と正倉院宝物/平安時代後期における天平絵画/白河・鳥羽院政と仏画の時代/蓮華王院宝蔵と後白河院政期の絵画/おわりにー建久三年三月某日)/平安時代における造像と天皇…皿井 舞(はじめにー新京楽 平安楽土 万年春/平安時代前期における官営工房と造寺所/御願寺造営の種々相/摂関期における造仏システム/院政期の造仏/おわりにー新たな様式の興隆と京都)/鎌倉時代の院政と宗教美術…佐々木守俊(後白河法皇の戦後/後鳥羽院政と宗教美術/承久の乱後の展開/亀山上皇の祈りと美術/両統迭立と宗教美術)/おわりに/天皇家略系図
整形外科疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患、スポーツ、小児疾患……etc.
理学療法の第一人者である奈良氏のもとに、様々な分野のエキスパートが集結。基礎科学の視点から、課題解決の鍵となる知的推論のヒントを惜しみなく詰め込んだ画期的一冊。
理学療法を学ぶすべての人必携!
一流臨床家に共通したスキル。それは"臨床推論"!
一流臨床家に共通しているのはレベルの高い臨床推論を展開していることです。
どんなに豊富な知識を持っていても、
どんなに素晴らしい手技を持っていても、
その評価とアプローチをつなげる『臨床推論』抜きでは臨床で結果を出すことはできません。
現在、最新の知見やアプローチを学ぶコンテンツは豊富にありますが、臨床推論を学ぶことができるコンテンツは殆どありません。
そこで今回、元・理学療法協会 会長の奈良勲先生が選抜した、
様々なジャンルの理学療法に携わるエキスパートに依頼して、各分野の第一線ではどのような臨床推論を展開しているのかを1冊の本にまとめました。
広範な分野の理学療法推論を掲載しているので、理学療法の可能性の広さを感じることができます。
また、自分の知らない世界を知ることによって、臨床推論の幅を広げることに役立つはずです。
[序章]基礎科学を融合した理学療法推論 基礎科学を融合した理学療法推論の実際(奈良 勲)
[第1章]理学療法推論に必要な基礎知識
[第2章]各疾患における基礎科学を融合した 理学療法推論の実際
[第3章]理学療法学関連教育における 基礎科学の融合と理学療法推論
[論説]
地域リハビリテーションに携わってきたリハ医からみた臨床推論の重要性(浜村明徳)
日本理学療法士協会会員の臨床推論能力を推進するための展望(斉藤秀之)
くらがり峠は、幾多の時代をながめ、様々な旅人を迎えては見送ってきた。実際に街道を歩きながら、そこを通った旅人たちと見所を紹介する。
仕事でダンジョンに潜った冒険者・ハジメは、スライムに飲み込まれそうになっていた少女・リルイを助ける。身寄りのない彼女を放っておけず、仲間にすることにしたが、リルイは「ただの」少女ではなかった!!? アラサー独身冒険者・ハジメ、かくして少女を世話することになりました!!
村付きの冒険者・ハジメがダンジョンで“仲間”にした少女・リルイは夜の間だけオトナの姿になる“サキュバス”だった!! 冒険者としての経験をちょっとずつ積み重ね、ハジメの役に立ったり、立たなかったり!??のリルイ。ハジメから買ってもらった謎の卵から新しい“命”も産まれて、二人の共同生活はさらに賑やかに!!
第10話 原因は井戸の中
第11話 孵化したものは
第12話 突然の遠征
第13話 決戦! 迷宮攻略(ルビ→ダンジョンアタック)!
第14話 一時帰郷
第15話 ギルドのお仕事はじめてのお使い
どこよりも深くて長い「茶の湯とのかかわり」。奈良市および奈良県内の茶の湯の史跡を、古代から現代まで時代を追ってご紹介。ゆかりのある茶人や茶道具、エピソードについて、最新の情報を交えながら案内します。
骨蔵器や出土物、正倉院の文書や中国の墓誌などを手がかりに
吉備真備の出身地・下道(しもつみち)の女性について、
その実像に迫る!
「今一人ひとり、
私たちみんなが歴史を作っていることを、
この書物で伝えたかったのです」
60年以上にわたり考古学に携わってきた著者が、西日本災害を契機に執筆。
一、「母夫人」をめぐって
1、母夫人を知るにはまず孫から
2、母夫人の登場 骨蔵器の発見
3、奈良時代の「夫人」という呼称
4、骨蔵器銘文中の「銘」字とは
5、天武・持統朝の確立まで
6、吉備真備祖母の「墓誌銘」作者は誰か
7、6〜7世紀頃の祖先たち=矢田部に関わる古墳や遺跡
8、地名(八田=矢田)と矢田部と石棺材
9、遺跡群の意味する世界
10、改めて「母夫人」とは
二、白髪部毘登富比賣の復活
1、40年昔の電話
2、電話までの道のり
3、新旧釈文の対比
4、太宰府宮ノ本遺跡の墓地買地券
5、出土年次と出土地の推定
6、同文買地券が3面あった
7、周辺の火葬墓について
8、白髪部毘登富比賣とは……虚像の世界で
三、真備の文字か「楊貴氏の墓誌」─偽物でない証明へ─
1、 本体が失われた資料