仕事に行くのがつらいと思っているあなたに、仕事に疲れた家族を心配しているあなたに。あるご遺族のお話、いくつもの裁判の判決から分かる異常な労働の実態。労働関連法規などで示される過労死を防ぐための基礎知識。本人や労働組合、同僚、家族が具体的にとるべき行動。それでも病気になった場合の対処。
「真幌はどうかしている」冬になると、真幌の海に蜃気楼が現われる。満彦は五歳の頃、美しかった母に連れられて初めて兄弟たちとそれを見た。蜃気楼に手を振ったら幻の町に連れて行かれる。だから手を振ってはいけない、と母に言われた。直後、こっそり手を振った長兄が事故死し、二十五年後の今、三千万円という金が残された兄弟の運命を翻弄する。
明治初め、国際港となった横浜は、戊辰戦争の後遺症癒えない東京を尻目に活気に沸いていた。新宿の遊女だったお倉はこの活気に引き寄せられるようにして横浜にたどり着き、関内に料亭富貴楼を開業する。お倉の才覚で富貴楼は繁盛し、伊藤博文や大久保利通、井上馨など明治の元勲たちもここへ集うようになるー。近代日本を創った男たちの政治と経済の中心となった富貴楼、そして名女将として千腕を振るったお倉の活躍からたどる、もう一つの明治史。
新聞社を退社し、ウクライナ人の妻とキーウに移り住んだ著者は、ほどなくロシアによる侵攻に直面する。短期間で征服されてしまうことを恐れていたが、ウクライナの人々は巨大な敵にいまも立ち向かっている。戦禍に暮らし、記者として当事者として見た、自由のために戦う民の記録。
Kiroroメジャーデビュー20周年!13年ぶりのオリジナルアルバムが完成!!
1998年1月21日にシングル「長い間」でメジャーデビュし、2018年1月で20周年。
オリジナルアルバムとしてはおよそ13年ぶり!2005年11月23日に発売されたアルバム「Wonderful Days」以来。
アルバム発売後、育児休暇に入り、その後ゆったりとしたペースで活動を続けてきて、20周年の節目のタイミングで13年ぶりのアルバムが完成。
初のセルフプロデュース
アルバムプロデュースはKiroro。初のセルフプロデュースアルバム。
アレンジャーに、石崎光(aiko、片平里菜etc)、大久保友裕(中島美嘉、Little Glee Monster etc)、三橋隆幸(中島美嘉、JUJU etc)、
片山義美(Kiroroサポートメンバー)、田中雪子(NHK「18祭 ONE OK ROCK」クワイアディレクション)らを起用。
ミュージシャンとしては、玉田豊夢、佐藤征史(くるり)、今野均、種子田健らを起用。
ボーナストラックとして「花は咲く」のカバーを収録。
近年実施している、エリアのコンサートでは必ず歌唱していてファンの間で熱望されていた楽曲。
タイトル「アイハベル」は沖縄の言葉で“美しい蝶”という意味。
デビュー当時、芋虫のキャラクターだった自分たちが20年経って蝶に成長したという意味を込めている。
最新の古代史研究の成果をわかりやすく。古代祭祀、古代出雲の青銅器や玉作り、中世の神話解釈など、第一人者による講演やパネルディスカッションを収録。多彩な講師陣がおくる古代史講座記録集の第5弾。
高校生や高等専修学校生に「職業」や「仕事」について考える機会と発表の場を提供することを目的にスタートした「私のしごと」作文コンクール。震災以降に、「東日本大震災若者応援メッセージ」と銘打って募集を呼びかけた第7回コンクールには、全国から4104編もの作文が寄せられた。被災した東日本地区をはじめ、全国から集まった「仕事」「将来」そして「生きる」ことを見つめた75編を収録。
あと少しの支援があれば助かった命、あと少しの支援があれば苦しまずに済んだ避難。そして今、あと少しの支援を待っている人がいる。
皆川美海は平凡な高校生だった。あの女が、現れるまでは…。幼い弟の事故死以来、沈んだ空気に満ちていた皆川家の玄関を、弟と同じ名前の少年が訪れた。行き場のない彼を、美海の母は家に入れてしまう。後日、白ずくめの衣裳に厚塗りの化粧をした異様な女が現れる。彼女は少年の母だと言い、皆川家に“寄生”し始め…。洗脳され壊れてゆく家族の姿におののく美海。恐怖の果てに彼女を待つ驚きの結末とは…。傑作ミステリ。
人間世界とは全く次元の違う世界から来られた親神様が世の初めから人間をこしらえることや人間世界の終りである最後の審判の現在までをわずかの25分間で書き記して教えて下さった。まさしく神技であり天啓文書である。
韓国人ジャーナリストが描く迫真の日韓現代史。
ベストセラー『蒼空の河』続篇。大空の死闘百余回、撃墜スコア三十九機に及ぶ「隼」戦闘隊のエースが描く最後の空戦。いかなる窮地におちいるも、決して屈せず、自らの頭脳のあらん限りを駆使して危機一髪で生還する。“運の穴吹”の異名を持つ弱冠二十歳の撃墜王が不撓不屈の空の戦いを綴る勇気と感動の空戦記録。